将棋文化検定、不受験の弁

2013-10-12 00:00:02 | 市民A
第二回目となる将棋文化検定。申し込みの締切りが近付くと、何度も申込み用紙が送られてくる。昨年も不受験なので、ことしも不受験を決め込んでいたのだが、執拗に送られてくるので、心の中に20%ほど“受験してみようかな”という気持ちが芽生えてきた。申込み期限は9月22日だった。

で、Aコースを受験すると4000円。受験日前後の動静を調べると広島県福山会場にギリギリ行けることがわかる。

そして、すぐに申し込まないのが、おおた流で、905円+消費税の「将棋文化検定試験問題集」(A・Bコース)を取り寄せる。試験に応募してから過去問を読むのが普通か、過去問を解いてから受験するかどうか決めるのか、どちらが正しいとも言えないが、大学受験の時は、過去問を解いてから“勉強しないで入れるレベル”を探すという不精をしてしまった。その頃も忙しかったから。

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で、わかったことは、Aクラスを受験すると、その点数によって、1級、2級、不合格の三択となるそうだ。去年は1級問題がなかったはずなので、2級の人が今年も受けるとどうなるのだろう。1級、不合格、2級取消の三択になるのだろうか。釈然としない。

で、試験範囲が発表されていて、今年の特徴は、「羽生善治関連」と「米長邦雄関連」が含まれること。羽生関連情報を予習するのは、エポックが多過ぎて的を絞りこめないだろう。「奥方と別居した真の理由は何か」とかDEEPに調べなければならない。米長関連情報の予習では、あまりの個人情報のダーティさに気分が滅入ってしまう可能性もある。

そして、模擬試験集と昨年の過去問(2級と4級)を新幹線の中で解き始めるのだが、ずいぶんと些細なことを問う場合もあるようだ。

4級の過去問を解くと、88点。合格ラインが70点ということで、これは楽勝。一方、2級問題の方は70点。合格ラインが75点なので、不合格だが、それくらいなら1日予習すればなんとかなるのだろうが、これでは1級に合格することは難しそうだということが理解できる。

ということで、テキスト代だけを、年末調整の時の経費扱いすることになった。


さて、9月28日出題作の解答。



▲1六銀 △2八玉 ▲2七金 △1九玉 ▲3七角 △2八角(途中図1) ▲同角 △1八玉 ▲1七金 △2八玉 ▲2七金 △1八玉 ▲1九歩(途中図2) △同玉 ▲7三角 △1八玉 ▲2八角成まで17手詰。

途中図1で前に進む駒を打つと、▲同角 以降詰み。合い駒せずに△1八玉では、▲2八金以下1歩あまり。

途中図2で、計画成功となる。

動く将棋盤はこちら


今週の出題。小技が必要だが、読みは深く。

 緊急速報:余詰発見(される)。微修正!

1012


手数のヒントだが、その数字の年に、初めて同級生にタバコを強要する。以来、彼は愛煙高校生として停学処分を受ける。数年前に会った時に、「おおたのせいでタバコをやめられなくなった。責任取れ」とうそぶいていた。彼がタバコの吸いすぎでなんらかのフェイタルな病気にかかったとして、それが社会的にみてプラスかマイナスか判定が付かないので、責任取る必要はないだろう。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ正誤判断。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蛇塚の坂本)
2013-10-15 08:48:42
最終手3六銀の13手詰みと成りました。修正前と比べて手数が、短くなったので自信なし。
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Unknown (おおた葉一郎)
2013-10-15 11:39:17
坂本さま、
たぶん、4手目注意です。
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Unknown (蛇塚の坂本)
2013-10-17 09:51:25
再考しました。最終手○○○の○○手詰みと成りました。
まさに狭いところでの着替えですね。
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Unknown (おおた葉一郎)
2013-10-17 09:52:33
坂本様、
正解です
中合問題は、何種類も読まないといけないから嫌われますよね(品切れ手口を使う作者もいるし)
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