将棋ブームが去るシナリオ2

2022-01-08 00:00:34 | しょうぎ
先週、「将棋ブームが去るシナリオ1」として、藤井八冠が強すぎて挑戦者すらいなくなる状況を提示したが、シナリオ2では藤井八冠を無冠にするようなさらに強すぎる人間が現れた場合を想定してみた。

問題は、どこからその「人間X」が現れるかだが、

まず考えられるのは、「人間と指すことなくAIのみと対戦し、腕を上げた人間」。

将棋に強くなるには、人間より強いと言われるAIとの対戦のみで、腕を上げた方がいいともいえる。実際、将棋講師をしているのだが、盤も駒も持たずに、「ねこ将棋」から将棋を覚えたという子も何人かいる。もっとも今のところ、その後、ソフト(アプリ)との対戦だけで強くなったという人は知らないが、たぶん現存するだろう。人間との最初の戦いがアマ名人戦県予選ということになり、たぶん40連勝ぐらいするとプロ棋士になれるだろうか。

しかし、実際には「ねこ将棋」から「アマ名人戦県大会」というのは道が遠い。人間脳は、一気に強くなるのは難しく、はしご階段が必要。

そうなると、「人間脳無敵化プログラム」というものが現れるだろう。こうなると将棋の話ではなく、個々の脳力に合わせてAIが人間を教育するということになる。こどもが自宅から一歩も出ないでもアインシュタインになれるという教育。たぶん可能だろう。一例が将棋ということ。


さて、12月25日出題作の解答。







ある意味、3手詰ともいえる。


今週の問題。



難易度が上昇。嫌われ者の入玉問題。最後に四枚の駒が集結。手数ヒントは、「ことしはいい年に」!

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蛇塚の坂本)
2022-01-16 09:37:10
最終手5七角の11手詰みとなりました。
初手が、悩んだ。桂を取って攻める手意外性有り。
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Unknown (おおた葉一郎)
2022-01-16 17:03:51
坂本様
ごくろうさまでした!
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