スペクター(映画)

2015-12-09 00:00:09 | 映画・演劇・Video
007シリーズ24作目。12月4日に公開され、比較的すぐ観ることになった。これで番外編の一作を除き、全部観終わる。今回でダニエル・クレイグはボンド役を引退。代々のボンドの中で最も悪党顔で、すぐに銃を撃ったり、街を破壊したりする。

spector


前回同様に世界征服を狙う犯罪国家との対決ではなくボンドの身の回りの人間たちによる抗争事件を扱っている。

いきなり無許可で暴れてライセンスを取り上げられるというのは、シリーズの中でも数作あったようだ。

すでに出始めているネット上の評判は、必ずしもいいとは思えない(シリーズ最低とか)が、特に前回作(スカイフォール)との関連を知っておいた方が楽しめるかもしれない。あとはショーン・コネリー時代の作のオマージュも考えられる。長距離列車の中の格闘とかだ。

映画の最後で、ボンドはスパイから足を洗うつもりになるが、そうなるとシリーズの最終回ということになってしまう。

そして、シリーズではお決まりなのだが、映画が終わったあとにダラダラと続くエンドロールの最後に、観客へのメッセージが登場するのだが、こうなっていた。

 JAMES BOND WILL RETURN.

どちらかというと、もっと怖くないのが、いいのですけど。3年後に英国の敵というと、どの国を犯罪国家にするのだろうか。

冒頭のメキシコの「死者の日」のパレードシーン。市民が死者(骸骨・スケルトン)に扮して盛り上がるのだが、日本(東京)で撮影するならハロウィーンの渋谷ではないだろうか。


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