A級順位戦最終局解説者は

2018-02-10 00:00:40 | しょうぎ
A級順位戦はトップを走っていた豊島八段がなぜか急ブレーキを踏み、挑戦権争いは一気に混戦となった。しかも昨年の不祥事の結果、降格枠が3となり、屋敷九段一人の降格が決まったのみで、残り二人は決まっていない。全11人中、3月2日の最終日に名人挑戦の目があるのが6人。降格の可能性があるのが4人と、ほぼ全員が絶叫型最終局となる。

ここで、問題は大盤解説者を誰にするかということ。例年なら名人が少し出演して、あとはB1とか若手とか。名人以外は、まだ自分の最終局が残っていて、心ここにあらずということになる。

しかし、昨年の不祥事の結果、実は、A級が11人と奇数なので、一人最終局が明き番の棋士がいる。羽生永久七冠である。しかも10番指し終え6勝4敗。展開次第では挑戦者決定トーナメントに出場できるかもしれない。しかも成績上、解説中に自分の降級が決まってしまうという悲劇もおこらない。かなりの適任者だ。

さらにB1組にも明き番の棋士がいる。谷川前会長である。こちらも昇級も降級もないことが確定している。

佐藤名人、羽生七冠、谷川前会長では重すぎる感があり、その他、順位戦プレッシャーのない棋士というと、二人いるようだ。B1の糸谷八段。トップ昇級は確定。そしてC2の藤井五段である。こちらもトップ確定。

糸谷八段の解説では学問的に哲学的過ぎて、大盤解説を観て喜ぶような軽薄な人間には意味不明となってしまうだろう。「虚無的な歩打ちですね」とか「この金とあの銀がアウフヘーベンして王を詰ませます」とか。ということで、解説者には、高橋、羽生、谷川、藤井の4人がいいかもしれない。

午前中は解説することも少ないだろうから、4人で大盤早指しトーナメントでもやってほしいな。


さて、2月24日出題作の解答。

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5五で詰むことを都詰めというが、本作は「都落ちしても再度都に戻ってくる」ストーリーになっている。国会議員には無数にいるが、歴史上有名なのが足利尊氏か。関東から京都に行って、一旦九州に逃げて再び京都に入り室町幕府を開府した。

詰棋界でいえば、詰パラ本誌の入選を諦め、スマホ詰パラに異動してから再び本誌に戻るようなものだろうか。戻って詰まされる都詰。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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何となく実戦形だが、実戦ではこんなに持駒が多いことは滅多にない。2四角が曲者かもしれない。

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2 コメント

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Unknown (蛇塚の坂本)
2018-02-15 20:45:24
最終手○○○の〇〇手詰みとなりました。
角1枚にてこづる。
Unknown (おおた葉一郎)
2018-02-15 20:46:41
坂本様
正解です。
5手詰にしてもよかったかもです。

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