66期順位戦(後)

2008-03-22 00:17:18 | しょうぎ
前回、間に合わなかったB1組評。上がる方は妥当な結果と思う。深浦八段は過去2度もA級から4勝5敗で陥落という不運を味わっている。しかし、来期もA級10位だし、強い相手がずらりと包囲しているようなので、またも苦闘ということになるだろう。鈴木八段は大勝ちするか大負けするかというタイプのようなのでどうなることだろうか。陥落は島九段と中川八段。島九段はともかく中川八段は、過去何度もA級のチャンスを逃し、過去の西村、福崎のようなパターンになってしまったのだろうか・・A級経験があると、逝去した場合、直ちに「贈九段」らしい。序盤1勝5敗の渡辺竜王はその後6連勝。次期は竜王、久保八段、山崎七段あたりを中心に展開するのだろうか。

6372b6cd.jpg来期の展開では、B1に上がった屋敷九段とB2の阿久津六段、C1の宮田五段に注目しているが、順位戦全体を眺めると、羽生世代の後ろがかなり手薄であるように思えてしまう。

また、奨励会は次点経験を持った二人が年齢制限の特例措置の条件(勝越継続)を満たさずに退会。制度からいってしかたないだろうが、運命は紙一重ということだろう。こういう時に、いい師匠は再就職先を確保していたりするのだが、二人とも師匠の顔は広いはず。秘かに注目している。

女流育成会では、今期も星が足りなくて昇級に届かなかった中に、東大将棋部出身者がいる。卒業後強くなったらしいが、プロになった後の去就に興味はあるのだが、いずれにしてもプロにならなければ、話しにならない。

ところで、順位戦の制度だが、5クラス制にはなっているが、B2組以下は定員がないため、B2で20人強、C1が30人強、そしてC2では40人強と膨張している。総勢で120人強。C2は40人もいて10試合しかないため、当たり運とかでてくる。メリットとしては、八百長の意味がないことくらいだ。実は、少し考えて、新たな順位戦の案を勝手に作ってみた。

ポイントは、「各リーグ12人の総当り制(年11局)」「5クラス11リーグ」「強い棋士は現状を同じく5年で名人可能」「落ちる場合は、一旦各クラス2組で再起か陥落かを競う」「Eクラスは4人新規で4人陥落(とりあえず)」といったところ。

6372b6cd.jpgたとえば、B1クラスは12人中、上位2名がA1クラスへ昇級、4人がB2クラスへ転出。A2から二人が陥落参入。B2から二人が復帰。C1から二人が昇級。6減6増である。B2の方はB1から4人が編入し、二人はB1へ戻るし二人はC1へ陥落する。E1は奨励会から四人が参入する関係で、二人がD1に上がり、6人がE2へ行くことになるのだが、実際には上のクラスにも引退者や逝去者が発生するだろうから、その分は昇級枠にあてればいいだろう。これだと全132人がリーグに参加することになるが、余裕があればE4リーグとかD3リーグを作ればより合理的&マイルドな仕組みができるだろう。








さて、3月8日の詰将棋の解答。

▲2一飛 △1三玉 ▲1二桂成 △同玉 ▲2三銀 △1三玉 ▲2二飛成 △2四玉(途中図) ▲3二銀不成 △3四玉 ▲4三銀不成 △4五玉 ▲5四馬 △3五玉 ▲2七桂まで15手詰

2手目△同玉は▲3二銀以下。4手目△1四玉は、▲1三成桂 △同玉 ▲3一馬。6手目△2一玉は、▲4三馬。仮に4三に配した桂が歩であったら、7手目▲3五馬で早詰。途中図から銀を不成りで活用し、最後は空中詰。この最終手の感触が好きである。

なお、動く将棋盤でもアップしている。


6372b6cd.jpgなお、今週の問題は、斜め駒だらけだが、最後に視界が晴れる。一瞬の隙をついて脱出成功かという玉を捕まえてしまう。

いつものようにわかったと思われた方は、最終手と手数と酷評をコメント欄にいただければ正誤判断。








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