バリ島で駆け足(6)

2011-08-26 00:00:56 | たび
バリ島の観光というと、海と大自然ということになり、高原とか段々畑とかに行くのだが、僅かに時間が足りないので全部パス。食い物とマッサージ代に資金を投入。実は、島内にはシティバンクのATMが多数展開されているので、日本の口座に円普通預金があれば、全く不自由しない。また、各種ATMではクレジットカードでのキャッシングも可能なので、これも便利。

むしろ、ドル紙幣を入手することが不便なのと、日本円については、1万円札はニセ札が出回っているらしく、断られることがあった。千円札の方がいいかもしれない。ドル札だって20ドル札が基本だろう。

で、お土産ショッピング。

何と言ってもコーヒー。あちこちで売っている。

coffee


ジャコウネコの糞コーヒーは、高価なのでパス。本当はバリ島じゃなくてスマトラ産のトラジャコーヒーとか雄豆のピーベリーとかキンタマーニとか・・。余ったルピア札を空港売店でコーヒー豆にチェンジする。友人たちの中にコーヒー好きがいるかどうか定かじゃないが、深く考えず、この1年間に訳もなく頂いた数々のプレゼントのお返しに、帰国後、クロネコヤマトの袋に詰め込む。

そして、海塩。日本では多くの塩田が、魚の養殖場に業種転換したのだが、インドネシアでは塩田が健在。実は、買ったのではなく、実は日本だけで有名な某バッグ店のプレゼントなのだが、味見する前に他人にクロネコプレゼントしてしまったら、さっそく電話がきて、「これ、食用?」って。買ったんじゃないので、実は不明。(塩かどうかも不明。もしかしたらボディマッサージ用かもしれないし、粉石鹸かもしれない)。

ナシゴレンの素。要するにチャーハンの素と同じ。そのうち、味見の予定。

fruit


乾き物と言えば、ドライフルーツだが、実は帰り途のシンガポールのチャンギ空港で買おうと思って、最低限としたのだが、あまり口には合わない。ドライマンゴーには砂糖がまぶされている。

試食がないので、バナナロールというのを買ってみて、職場で毒見をしてもらったら、バッシング的。箱を見なければ、誰もバナナ製品をいうことには気がつかない。バナナの薄切りをロールにして乾燥させたものだが、味も食感も、まさに「木の皮」といったところだ。江戸時代末期の大飢饉時代を生き延びた(あるいは息絶えた)日本貧民史を思い出そう。

neko


そして、普通はカエルの置物が定番らしいが、猫とする。今度、漱石の「猫」を読もうと思っているので。カエルは「帰る」に通じ、デフレ国日本では、「おカネが返ってくる」とか「家を出た近親者Xが帰る」とか、そういうことが重要だ。「安倶楽牧場に投資した一億円が戻りますように」とか願いをかける人には最適。私も、一時、投資していたが、何年か前に法人の自己資金比率急減に対応し、サヨナラした。

soap


そして、石鹸。八個入りパックを二つ。計16個入りなので、職場のお土産用に。適当に複数人数で分配されるものと思っていたら、一人のものとなる。何か危険な製品だったのだろうか。あるいは、あまりに不味かったバナナロールのせいか。

帰りのシンガポール航空の機内食は、日本食を選ぶが、日本そばのツユがついてこなくて、それを説明するのに長い時間がかかった。結構、外国人達はつゆナシでソバを旨そうに食っていたのが、オドロキ。

おわり


最新の画像もっと見る

コメントを投稿