某リゾートクラブのこと

2008-02-13 00:00:54 | 市民A
同一の内容のブログをlivedoorとgooに張っているが、ここ何日かアクセスが増加しているような感じだったので、おもむろに調べてみると、どうも2月6日のエントリに集中しているようだ。ここにそのリゾートクラブの名前を書くと、さらに検索数が増えそうなので、正しくは書かないが、「PAL-ACTIVE」というリゾートクラブ。

あとで、非難されても困るので、きわめて慎重にまとめると、11月頃から、各種のサービスが滞り、トラブルが多発し、ついに説明会が開かれた。ということらしい。また社員の大部分は雇用解除になるらしい。

どうも、個人から会費を集めて、リゾート施設(リゾートマンション等)を購入し、さらにポイント制などを導入していたようだ。また、もう一つの事業として、大手企業あるいは労働組合の社員福利用の別荘の管理を一元化し、多くの企業所有物件をプールし、それを加盟企業の社員に広く自由に利用権を設定していたらしい(別荘の胴元事業)。

私は、知人の大企業の人から、「突然、施設を利用できなくなった」という話を聴いて、ネット上のいくつかの情報を手短に、さらに無責任にまとめただけである。今更、遅まきながら会員が情報収集を始め、このブログに訪れたのだろう。

そして、筆禍となると困るので、情報収集でもするかと、最近、新宿で行われた説明会の情報をネットで探すと、どうも「再建策の提示」みたいなことがあったらしい。会員は1万人以上いるらしい。さらに、ネット上に「倒産」というような不吉な単語を書くと、「それがきっかけで、破綻するのは困る」、というような微妙な気持ちの意見も書かれている。確かに、裁判所にその手の申請はまだ、行われていないようである。が、1万人が払った年会費の額や、サービスが滞った原因や、従業員がほとんどいなくなった状況など考えれば・・・

さらに、個人ではなく、別荘の運営を委託した大企業の方も、いざとなれば、運営者は当座いなくても別荘という土地・建物の固定資産は手元に戻ってくるはず、と思っているだろうが、おそらく登記簿の確認は行っているだろう。参加企業の中にトヨタという名前が含まれているが、本当にそうであるなら、トヨタほどの経営上手がうまくできない物件を、他社が運営してうまくいくのだろうか。と思ってしまう。


ここで、思い出すのが、駅前留学のNOVAである。ビジネスモデルはよく似ている(といって、NOVAと同じ運命と速断しているわけではない)。前受金方式で、ポイントディポジット制がある。

私の商売上の知人でNOVA被害者がいる。彼の場合、英語はできるのだが、中国語のレッスンに行っていたそうだ。NOVAの仕組みは詳しくはわからないが、期限切れPOINTが発生しそうになると、言葉巧みに「二年延長すると、POINTはそのまま継続されます」とか言われ、結局85万円ほど失ったそうだ(とはいえ、かなりの分はPOINTがなくなった被害、ということらしいが)。

何となく、リゾートクラブの方は、「今、皆様のご協力がないと、経営が行き詰まってしまい、すべてのPOINTがなくなってしまいます」とか追加出資の話になるのが一般的ではないだろうか。後は自己責任で・・(本当は最初から自己責任なのだが)

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