ニシキヘビが見つかってしまった

2021-05-23 00:00:18 | 市民A
横浜市戸塚区のアパートから行方がわからなくなったニシキヘビが、そのアパートの屋根裏から発見されてしまった。

「されてしまった」と、いかにも残念!という表現を使ったのは、「蛇の逃走」についてのブログを書き上げたところだった。発見されたことで、約1時間の労力が無駄になってしまいそうだからだ。

1本書き直す気力がないので、一応、書いたものを掲示してみる。文中で、屋根裏のことにも触れているので、詳細情報と比べてみたい。

「蛇の行方は」

横浜市戸塚区名瀬町のアパートの一室から逃げ出したアミメニシキヘビの行方は、16日間の捜索も空しく、5月21日をもって打ち切られることになった。

実際には、隠れるのがうまく体長3.5mといっても丸まれば50センチぐらいになるらしいし、そもそも原産地インドネシアと比べれば寒くてしょうがないだろう。動き出すのは6月末から7月ではないだろうか。

それよりもアパートの屋根裏に潜んでいるのではという話がずっとあるのだが、そういうのを探すのが得意なのは、スズメバチの駆除業者だ。地方にある空家の屋根裏にスズメバチが巣を作った時に、駆除を依頼したが、小さな穴からファイバースコープを使って蜂の巣の詳細を調べてから駆除に着手していた。ニュースで報じられるように天井や屋根を壊すのは確実に蛇を見つけてからにして、とりあえずは屋根裏の専門家に頼んだ方がいい。

名瀬町というのはJRの戸塚駅の北側で緑が多く、町の何割かはゴルフ場。この前も役職辞任に追い込まれた政治家がプレー中に大事故の報道があったのに、プレーを続けた結果、首相を続けられなくなった名門ゴルフ場がある。夏になると池やバンカーに潜んでいるかもしれない。

また、町内には小川が流れている。30年ほど前に青森県でニシキヘビが逃げ出した時は、河原で発見されている。もし、川を泳いだ場合、下流には戸塚駅があり、さらにずっと下っていくと江ノ島海岸で相模湾につながる。小田急の片瀬江ノ島駅と江ノ電の江ノ島駅の間を流れる川だ。話はズレるが、この江ノ電の江ノ島駅のすぐ裏側にある常立寺。北条時宗に元が降伏要求文書を持ってきたときに、龍ノ口の刑場で5人の首を刎ねてしまった。そして5人はこの常立寺に埋葬された。今もモンゴル国民の恨みが続いていて、出身力士たちが参拝している。

青森の脱走ニシキヘビが見つかった決め手は何かというと「懸賞金」。20万円だったそうだ。いかにも高そうに思えるが、捕まえるまで何日かかろうが額は変わらない。捜査員が歩きまわるのはコスト的に合わないわけで、懸賞金にしたらどうだろう。

近くには小・中学校や幼稚園があるようだが、蛇の動きは人間が走るより遅いそうだ。問題は、蛇ににらまれると、足がすくむということ。そうなると頭から飲みこまれてしまう。おそらくいくら死にたい人がいても蛇に飲まれるのは嫌だろう。学校では、蛇の模型を使って、蛇を見たら、すくまずに、すぐ走って逃げる練習をした方がいい。ただ、懸賞金があると逃げない方がいいのだが。