名人戦七番勝負は既に四戦が終わり、現在は第五戦。四戦までは挑戦者の斎藤八段が1勝、渡辺名人が3勝。しかし、斎藤八段勝利の第一戦は終盤までずっと渡辺名人が攻めていて、最終盤に逆転。第二戦から第四戦まで、ほとんど渡辺名人が攻めて斎藤八段が受けに回っている。
本来、攻めと受けとどちらが勝率がいいかは微妙だ。負けないように指していればいつか勝てるはず、というのが受け将棋の基本概念だろう。よく言われる三手の読みとか五手の読みというのは、何か自分が指して、相手が指して、次を自分が指した局面が、今より有利という攻め将棋的表現だが、受け将棋派というのは二手の読みとか四手の読み、つまり、相手が指す手までを読む、ということだろうか。
しかし、斎藤八段がいつも受け続けているわけでもないし、渡辺名人もいつも攻め続けているわけでもないはず。両者とも、何か見えない力に支配されているような感さえある。
さて、5月15日出題作の解答。
実は、長手数だった。
今週の問題。
わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
本来、攻めと受けとどちらが勝率がいいかは微妙だ。負けないように指していればいつか勝てるはず、というのが受け将棋の基本概念だろう。よく言われる三手の読みとか五手の読みというのは、何か自分が指して、相手が指して、次を自分が指した局面が、今より有利という攻め将棋的表現だが、受け将棋派というのは二手の読みとか四手の読み、つまり、相手が指す手までを読む、ということだろうか。
しかし、斎藤八段がいつも受け続けているわけでもないし、渡辺名人もいつも攻め続けているわけでもないはず。両者とも、何か見えない力に支配されているような感さえある。
さて、5月15日出題作の解答。
実は、長手数だった。
今週の問題。
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