順位戦、渡辺三冠と藤井七段が全勝

2020-01-18 00:00:49 | しょうぎ
将棋名人戦リーグでA級では渡辺三冠が7勝0敗、3階級下のC1級では藤井七段が8勝0敗。どちらも名人への道を驀進中である。渡辺明三冠は過去に一度も名人戦に出場したことがないのも不思議だが、名人というタイトルで言えば既に後輩の後塵に甘んじていて、ただの名人ではなく「永世名人」を狙うなら、すでに今頃名人戦に登場では遅すぎるくらいだ。3年後には前述した強敵に追いつかれるかもしれないわけで、彼に与えられた時間は少ないわけだ。

さらに実は8大タイトルにも格付けがある。一般に賞金の多い方から格付けが決まるという本末転倒方式では、竜王、名人、叡王、王位、王座、棋王、王将、棋聖の順のはずだ(将棋手帳記載順)実は渡辺三冠のタイトルはこの中の下の3つということになる。そんなはずかしいことを口にするものはいないだろうが、内心おもしろくはないだろう。

もっとも、何年も前に羽生永世名人から名人のタイトルを奪っていれば、今頃は藤井七段へのタイトル移管作業を行っていたはずだ。


さて、1月4日出題作の解答。






答えをみれば、なんだ!?ということになるのが詰将棋。

動く将棋盤は、こちら(Flash版)。

GIF版は、



今週の問題。



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