2020年を歴史的に予測

2020-01-06 00:00:05 | 市民A
歴史的分析とは名ばかりの話だが、最近よく言われる「聞きたくない話」が地震のこと。

東日本大震災はM9.0と言われるが、これは記録や地層の研究などからわかる範囲では、日本では過去最大のようだ。M8.5クラスは100年という単位で各地を襲っているが、M9.0 は1000年に一回クラスだったようだ、具体的には貞観11年(西暦869年)に起きた貞観地震はM8.3 ~8.6と言われる。1,142年前だ。この地震の前後には様々な天変地異が起きている。5年前には富士山が爆発、地震の2年後には鳥海山が噴火。

さらに9年後の878年には相模・武蔵地震が起きている(M7.4)。18年後の887年には南海・東南海地震(M8.0~M8.5)が発生している。貞観地震を東日本大震災と置き換えれば、9年後に関東に大地震が起こることになる。2011+9=2020。


もう一つの歴史的分析というのが共産党国家の寿命。

ソ連(ソビエト)と言われた大国は、1917年のロシア革命の後、革命派、反革命派の国内抗争を経て、1922年にレーニンを中心とした共産主義者の勝利となり国家統一がなされた。そして1985年ごろからのペレストロイカを経て、1991年に共産党国家は消滅した。約70年の期間であった。

一方の中国。こちらは、第二次大戦後、国民党と共産党の抗争が続き、国民党が台湾に退き、中国本土全体を毛沢東を中心とした共産党が支配したのが1949年。ちょうど70年が経ったところだ。つまり、2020年は・・・。

さらに、北朝鮮だが、南北朝鮮とも朝鮮半島全体が自分たちの領土と言っているわけで、まだ国家統一していないという言い方もあるが、外から見れば二つの別の国であるように見える。北側の方が共産党政権に統一されたのが1948年の憲法制定と考えれば、既に期限を超えたということになる。

なお、日本や欧州の共産党は奇妙なことに1920年頃から活動していることが多い(約100年)。しかし、政権の中心に座った時期というのは、かなり短いか、政権に入ったことがないということであり、共産党国家というカウントには入らないと言えるだろう。


日本の場合、1955年の自由民主党誕生以来、75年間のうち、自由民主党が政権を失っていた期間は約6年である。つまり69年の独裁政治風が続いているわけだ。

米国は今まで58代の大統領のうち、民主党が23代。共和党が23代。それぞれ92年間の政権となっている。勝ったり負けたりする方が、政策やシステムに練りが入っていくはずだが、そうも見えない。