日本が代わりに入ればいい

2016-06-30 00:00:10 | 市民A
英国がEUから離脱し、結果としてスコットランドが大英帝国から独立するのだろうが、議会制民主主義の国が国民投票と言う荒っぽいゲームに慣れていなかったということだろうか。そもそも日本流にいえば、大卒と中卒で国民が構成されるという甚だしい格差社会だし。

一方、米国では二人の大統領候補のいずれもTPP反対とかわけのわからないことを言い出した。人口大国で人件費も物価も高い国で、関税障壁を作って国内産業を保護しようと言うのだが、日本もそうだが恩恵を受ける人は少なく、高物価に耐えられるほど普通の人は豊かではない。また農産物だって米国のように3億人も人口があり(日本だってTPPメンバーの中では人口大国だ)、いかにベトナムなど農業国が食糧作りに励んだとしても、自国の消費を超えてまで、日本やアメリカの人口の胃袋を満たすほど作れるわけないこと位気付いてもいいはずだ。

といっても、なるものはなってしまうわけで、それならという秘策であるが、英国に代わって日本がEUに入ればいいのではないだろうか。どうせ島国で陸続きで歩いてくることはできないし、ボートピープルがアフリカ大陸から来ることもないだろう。

米国抜きのTPPとEUの二股作戦で行けば、日本以外のTPP諸国についても日本を利用すればメリットも出てくる。

もっとも日英関係は最悪となるような気がするが。プーチンがやりそうな手口のようにも思える。