3手5手詰パラダイス

2016-06-18 00:00:12 | しょうぎ
少し前の年代の詰パラ名作選ということで、3手詰と5手詰集。全200題。気になるのが、「三手五手」ではなく「3手5手」という表現。ついに三や五という漢字が読めない人が国内に増殖してきたのだろう。

3te5tep


この200題というのが、お徳用ではあるが、脳にはきつい。一日に10~20題ずつ解いていたのだが、当然ながら後半は難しくなるが、同時に後半には疲労感や倦怠感がでてきて、ペースは落ちる。

時々、難問が登場するというのが困ったもので、だいたい空き王手、中合いというのが難問の条件だ。つまり五手といっても先手の好守だけを問うなら最大3手だが後手の好守まで技の見せ所となれば、5手全部を難解にすることができるのだろう。そこまでの難問は見たことがないが。

そして作家名を見ると、懐かしいものの今は休眠していると思われる方々の名前をたくさんみかける。どうしたものなのだろうか。


さて、6月4日出題作の解答。

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全国大会の握詰め用の試作品(不投稿)。長いが、好手は薄いし少ない。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題は、こういう局面は実戦の終盤にはありそうな難易度だろうか。詰みが見えず受けに回りトン死して不調に陥り連敗を続けるというような問題かな。まあ名人戦じゃないので。

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わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。