JT将棋日本シリーズ(郷田×佐藤)観戦

2014-07-26 00:00:39 | しょうぎ
先週土曜日(7月19日)、岡山市北区の桃太郎アリーナで開催されたJT他主催の将棋日本シリーズの公開対局を観戦に行く。実は、公式戦での公開対局を観るのは始めて。当日は倉敷にいて、隣接の岡山市までは電車で20分ほど。駅から徒歩20分(路線バスあり)。

開始時間の3時数分前に到着。結構、すいている。やはり人口が少ないからかな。冒頭の挨拶で、ペラペラとよくしゃべる男がいて、どうも県知事らしい。二日前に、最近、知事にあった人と話をすることがあって、「しゃべりすぎでうるさい」と評されていたことを思い出す。企業経営が傾いて知事に転進との噂も聞いたことがあるが、まったく関知しない。それよりも、「将棋を打つ」という言い方は、お願いだからやめてもらいたいな。

で、興味があったのは、対局者のそばで解説するのでは、本人に聞こえてしまうのではないかということ。「これは、11手詰めですね」とか、「ここで金を取ると、わなにはまって王手飛車にひっかかります」というようなことを言うのだろうか。大迷惑ではないだろうか。次の手がわからない時には、つい解説者の声を頼りにとか。

ゴルフの中継で、解説者が選手と一緒にグリーンに上がって、ここのところから右に切れるラインですねとか変でしょ。

また、会社で本人の聞こえるところで、転勤の検討なんかしたらおかしいし・・

jt


で対局者は、郷田×佐藤ということ。解説者は木村八段。攻め将棋同士の解説を受け将棋の棋士が担当するのだから、ことごとく読みが外れる。こういう時こそ、あぶない。読み筋の手を解説しないで、読みにない手を適当にしゃべるのだろうから、大当たりになるかもだ。

で、将棋の方は、昨年の賞金ランキング6位の佐藤九段がバリバリ攻めて、ランキング4位の郷田九段を粉砕。といっても最後の5手位で難手の連続の中で決まったような感じだ。

甲斐桃花も、ほとんど解説はしないし、どうも美貌女流棋士のグループの方に行ってしまったような感じだ。

JTからの勝利者賞としては、「缶コーヒー1年分」。愛煙棋士の場合、タバコ1年分とかなるのだろうか。

最後に、佐藤九段との握手会というのがあり、もちろん不参加。警備の警察官とかいないし。(警察官は、この会場から10キロのところで誘拐された女児の捜査で忙しかったわけだ。そして、この対局終了から数時間後に会場から4キロほどの家屋を急襲。)


さて、7月12日の出題作の解答。

b12


▲3六桂 △同飛 ▲1四飛 △同玉 ▲3六馬 △2四玉 ▲1四飛まで7手詰。

動く将棋盤は、こちら


今週の出題。

o726b


重複出題を避けるため、作り立ての問題。

狙いの割に、手数が長すぎるのが問題なので、ロングドライブに備えてトイレをすませてから着手ください。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評とを記していただければ、正誤判断。