マクドナルドの漂流

2014-07-24 00:00:00 | あじ
マックのチキンナゲットに上海のコンプラ違反の工場からの原料が含まれていることがわかった。といっても、たぶん内部告発。とても隠し撮りとは思えない証拠動画が延々と流されている。

いくつかの観点で考えてみる。

1.元々、中国では不正行為でおカネを稼ぐことを、商才の一部と考えていて、犯罪の意識がない。本質的に、食の偽装が悪いと思っているわけではなく、食品偽装がバレた時のダメージが大きいから偽装はやめておこう、というだけの話なので、偽装が絶対にばれないならば、何でもやる可能性がある。

2.そういえば、ベネッセの社長が顧客情報漏洩について、自分が経営する以前のことだったと、逃げ口上を打ったのだが、その時、彼は日本マクドナルドの経営者だったのではないだろうか。

3.だから、チキンナゲットは、・・・。元の肉塊ではなく、ミンチに加工すると、あとはスパイスで味付けすれば、何が何だかわからなくなる。それに歯ごたえないし。しかし、加工肉はアブナイと世界中の顧客が感じ始めてしまうと、そもそもマックは地球上に存在できなくなるか、サンドイッチチェーンに業態変更しなければならなくなる。

4.値段の割においしくないという現実。ふにゃふにゃバンズに薄いミンチパティ。レタスとトマト。薄口コーヒーにイミテーションのフライドポテト。本当はハンバーガーに合うのはビールじゃないかなと思うのだけど、サッポロビール園にはハンバーガーはなかった。落ち目同志でタイアップしたらどうだろう。

5.このまま日本からマックがなくなると問題があるのだが、「マクドナルドがある国同士は戦争をしない」という法則があるそうだ。米中韓×日朝越という対決になってしまうわけだ(体格負け)。