新幹線で、詰将棋パラダイス誌をみかける

2011-06-18 00:00:01 | しょうぎ
最近、朝の通勤に新幹線をよく利用する。新横浜から品川まで。わずか10分ほど。やや高いが、1,320円。飲んだ翌朝とか。タクシーより格別安く、格別速い。

そして、今週の最初の方のある朝のこと。

自由席に座ると、通路をはさんで二つ前に座っている40歳頃の男性が読んでいる雑誌が目にとまる。

「詰将棋パラダイス」誌。

超マニアックな同人雑誌である。今や、唯一無二の詰将棋専門誌である。月刊誌で発行部数は数千冊といったところか。

詰将棋マニアとか、プロ棋士が対局前の頭のトレーニングに使う、と言われている。

が、実際に読んでいる人をみたのは初めてだ。週刊将棋を読んでいる人はよく見るが。

それで、少し気になってきたわけだ。後ろから眺めているので、視線の先が見えるのだが、「名局ライブラリー」というコーナーをぼんやり眺めていて、そのうち解答の方に目がいってしまった。とても問題を解いているようには見えない。そのうち隣のページに移るがこれも斜めに数分見て終わりという感じだ。その後、「推理将棋」のページにうつる。そして10分が経ち、その男性も立ちあがったのだが、偶然、手にしていた切符が見える。小田原-品川である。

しかし、後ろからみているので、顔がよく見えない。プロ棋士かな・・

実は一瞬だけ見えたのだが、あまり見かけない人だった。

そして、のちほど調べると、当日は順位戦C1組の対局があった。さらに、コース検索すると、小田原から対局場のある千駄ヶ谷までは品川乗換で山手線代々木から総武中央線に乗るようになっている。


で、C1組の全棋士の顔写真を将棋連盟のHPで調べていく。警察署みたいだ。一瞬見た顔が似ていると思われるのが、次の三人に絞られる。

 佐藤秀司、千葉幸生、富岡英作

この中で、誰かが小田原から通勤なのだろうか。

その3人容疑者(いや候補者)の対局結果は・・●○●

まあ、これ以上考えても仕方がないわけだ。ただのマニアかもしれないし。

さて、6月4日出題作の解答



2六銀 2四玉 1五銀 2三玉 3三歩成 1二玉 1三歩成 同玉 1四銀 2四玉 2三と 同角 同銀成 同玉 1二角 2二玉 2一角成 同玉 3一香成 2二玉 ・・・・・3五成香まで

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。ちょっと狭いところで窮屈かな。



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