全国詰将棋大会は、欠席ということに

2009-07-18 06:16:15 | しょうぎ
7月19日の第25回全国詰将棋大会。色々と調整したけれど、欠席することにする。簡単な単語がある。「多忙」。

3連休の中日であるのだが、前と後ろに所要があって、さらに、最近、色々と用件に追われているし、夏のゴルフがいくつかあって、体力も途切れがち。

それと、うっすら感じているのが、「プロ将棋界の分裂・混迷状況」の影響が、詰将棋界にも底辺に漂っているような気配を感じていて、「虎穴に入らずんば、虎には噛まれず」ということである。事前には参加を予定していた北尾さんが、その後、LPSAを退団した後でも会場に現れ出演料を手にするのかどうか興味もあるのだが、行かずとも後で誰かがレポートするに違いないだろう。

二次会の懇親会の席で、詰将棋パラダイス誌の担当の方々に、金十封とか渡して、掲載確率を高めるということも頭をかすめたが、逆効果だろうし。


さらに、当日行われる「どうぶつ将棋トーナメント」に備え、頭の中だけで「目隠しどうぶつ将棋」でトレーニングを続けていたのだが、いつまでたっても10手超で先手が負けてしまう。



せっかく、詰将棋作家が大量に集まるのだから、「即興握詰選手権」でも開けば、高名作家の製作過程がわかって面白いのではないだろうか。

(ついでに、場所中の大相撲名古屋場所の8日目にあたるので、8連敗で負け越して引退を表明する横綱・大関陣に野次をあびせようかと思っていたが、どうも今場所も互助会が鉄板のようだ。日馬富士も「長寿大関の会」に逆戻りだろう。)



後記:詰将棋大会には無関係だが、様々な意見の多い連盟のHPのトップページだが、棋戦情報では「王位戦五番勝負」と記載されていた。

確か以前は七番勝負だったはずだ。7番勝負のつもりで、最初に3連敗してから、油断させて、4連勝しようという「ワタナベ式作戦」を考えていると、3連敗した段階で、突如「シリーズ終了」ということになる。まあ、どっちでもいいのだが。HPに限らず、作業をシステマティックにできる人が少ないのだろうか。

*第一局が終わった翌日には7番勝負に修正されていた。


さて、7月4日出題の詰将棋の解答。



▲4三香 △同銀 ▲4二飛 △3一玉 ▲4三飛成 △2一玉 ▲3一角成(途中図1)△同銀 ▲2三竜 △2二銀(途中図2) ▲3三桂 △3一玉 ▲3二銀 △4二玉 ▲4一桂成まで15手詰。



途中図1と途中図2のところがポイントになる。

総手数15手の割りに、強烈な決め手が少ないように思える。どちらかというと、流れる小川のせせらぎのようなイメージである。

小川の長さを長くすることはできても、しょせんは長い小川が続くだけなので、まあこんなものかな。

動く将棋盤は、こちら。




今週の問題も、なんとなく「未完成感」が漂う感じがある。いつものように「派手」な展開。

わかったと思われた方は、コメント欄に、最終手と手数と酷評をいただければ、正誤判断。