船橋市長選の結果

2009-07-03 00:00:47 | 市民A
6月16日に「千葉市長選よりも面白い?船橋市長選挙」の中で、船橋市長選挙のことを紹介した。

自民、民主、公明の三党が推薦する現職に渡辺喜美氏が推薦する新人が挑戦するようだ。その他、共産党候補と公営オートレース場を廃止を公約した二人の新人。

そして、まったく無責任に書き逃げではまずいだろうと、結果を調べると、
 
 当選 藤代孝七    67280票 現職 (自公民推薦)
    野やしきいとこ  62627票    (渡辺グループ推薦)
    門田正則     15971票    (オートレース廃止派)
    二木利則     15483票    (共産党)

結局、オートレース廃止の人が立候補しなければ、野やしきさんが当選したのかもしれない。当選しても、議会の支持がなければ行き詰まるかもしれないと思う市民もいただろうから、その分が三党推薦の現職の方に有利だったのかもしれない。

さらに、横須賀市長選挙では、新人候補が自民・民主・公明三党推薦候補を破ることになった。


案外、マスコミが世論の見方に大きな勘違いをしているのではないかと、少し思う。

新聞社の思い描いている、自民×民主(麻生×鳩兄)という表面的な対立構造は、右か左かという20世紀型思考なのだろうが、新聞が売れなくなりテレビの視聴率が下がって当然なのだろう。ずれているからだ。

国民が政治的無能・低能に流れるとしたら、旧式な論説を新聞に書いたり、低俗番組で国民の低能化を進めるテレビ界や、自ら政権作りに加担し失敗を繰り返す某社主などの責任なのだろう。

なんとか制度改革しなければ、国家破たんということに、国民が気付き始めたということなのかもしれない。