ゴルファー保険の改定通知

2008-07-31 00:00:38 | スポーツ
ef4fd667.jpgあるゴルファー保険にネットで加入している。主に、対人・対物賠償責任保険、ゴルフ場でケガをした時の傷害保険、ゴルフ用具が破損や盗難にあったときの保険、そしてホールインワンの時の祝賀費用の出費に対する保険がセットになっている。

色々とパッケージになっているが、実際、他人にぶつけ死亡させたり後遺症を与えたりした場合の補償が最も重大で、その他の金額は、数十万円の範囲だから、いずれ払えないわけじゃない。しかし、実際には、支払保険金の額では数十万円のホールインワンに対する保険料がパッケージ保険料の大部分を占める。だいたい1年分が、5,000円から10,000円の間だ。対人賠償分は数百円。

だから、この数百円だけ払えばいいと思いたいが、実際にはパッケージになっていて、ホールインワン保険にも入るようになるのだが、”高いから”と言って、無保険の人もいる。一見派手で実は貧乏な人がこういうタイプだろうから、要注意だ。そういう人こそ練習にもいかないだろうし、平気で隣のホールに打ち込む。高級コースだってあぶない。一見紳士が無一文ということも多い。年金さえ払わない人たちが、ゴルフ保険を払っているとも思えない。

それで、人並みの普通の保険に入っているが、この「ホールインワン」保険だが、特に気に入らないのが、適用条件。もともと不正請求する人がいるからだろうが、”キャディ付のラウンドでないと認めない”というのが多い。仲間うちで口裏を合わせるという手口なのだろうが、ある程度、ゴルフが上達すると、セルフプレーを選ぶ人が多いだろう。だいたい、一から十まで他人に聞いてプレーしてどこが面白いのかよくわからないし、うっかりすると、キャディさんのご機嫌を伺いながらプレーしなければならなくなる。銀座五丁目のクラブのホステスみたいな状態だ。

キャディ嫌いの上、経済的理由も重なり、可能ならセルフでプレーしているのだが、そうなると、ホールインワンすると、ちょっと困るわけだ。セルフといっても同伴プレーヤーはいるし、金品で口封じをしても、噂は流れていき、結局、大散財となる。だいたい、「入ったら困るなあ」と思いながらショットして、いい結果が出るはずない。ピンは狙うものであって、はずして打つものじゃない。


ところが、保険会社からあるメールが届いた。


お客さまにご加入いただいております下記のゴルファー保険の 「ホールインワン・アルバトロス(以下「ホールインワン等」といいます。)」 費用補償につきまして、平成20年8月1日以降に達成したホールインワン等から、 補償の対象となる範囲を拡大する改定を行います。

<<ご注意>>
ただし、改定後であっても、セルフプレーの場合等で補償をご提供できないホールインワン等があります。

そして指定のURLを開くと、要するに、ホールインワンの目撃証人としてキャディのかわりに次の人が行うことができるようになったということ。

1.ゴルフ場に出入りされる造園業者・工事業者等
2.ゴルフ場内の売店運営業者
3.ワン・オン・イベント業者
4.先行・後続のパーティのプレイヤー(コンペ参加者を除く)
5.帯同者、コンペ参加者を除くもの

(おおた註:ワン・オン・イベント業者とは、時々、ショートコースに潜んでいて、プレーヤーに500円とか1,000円とかを賭けさせ、ワンオン成功すると、その何倍かの定価の賞品を返してくれる常習賭博業者のこと)

どうも、無関係な第三者なら目撃証人になってもらえそうだ(謝礼は高そうだが)が、実は、いずれのケースも、めったにあるわけじゃないような気もするし、何か新たなトラブルが起こりそうな気もする。ショートホールではスロープレーに徹し、後続のパーティが現れてから打てばいいのかもしれないが、そういう態度が蔓延すれば、あちこちで大渋滞になるだろう。

ただし、個人的には、かつて、ピンにダイレクトでボールを直撃させ、大音響を立てて、ただの笑い者になって以来、そのチャンスすら感じないのだから、ホールインワンの心配など不要なのかもしれない。むしろ、ゴルフ用品保険の対象に、「プレー中に紛失したゴルフボール」というのを付け加えてもらうと大変ありがたいと思っているのだが、ますます下手になるだけのことかもしれない。

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