ペット保険

2008-07-30 06:33:00 | The room of Sora
久しぶりの愛犬登場。



ドイツで改良された犬種らしく、暑さには弱く、30度になると活動停止。私のノートパソコンのようだ。犬は人間の2歳児、3歳児の知能と言われるが、人間とは少し思考法が異なっていて、習慣的な活動となると、人間より頭が良いのではないか、と思うこともある。1日のルーティンの順番が替ると、人間に注意のワンワンをする。コンピューターみたいだ。あるいはカーナビ。驚くことに、散歩の時間が到来すると、掛け時計を見てからワンワン。外が大雨でも。

それに比べて人間の脳はきまぐれだ。

ところで、最近、指間炎といって、肉球の間が赤くはれる病気(けが?)になって、獣医さんの世話になる。注射(抗生物質?)をして、1週間ほどの散歩禁止になったが、なにせ、この暑さ。犬にも人にも良かったような。


ところで、この獣医さんだが、人間のような国民皆保険ということではなく、多くの犬は無保険。たまたま、私はアニコム損保の「どうぶつ健保」に入っているため、年間2万数千円保険料を払っておけば、医療費は50%負担でいいわけだ。ただし、支払額上限は、1日、1万円まで。

このペット保険だが、アニコムの他に、最近では日本アニマル倶楽部から「The ペット保険 PRISM」という保険が発売されている。こちらは、全額支給だが、1日の上限が5000円と少ない。保険料は年間3万円位かな。

これら保険制度だが、人間の保険とは少し異なる。

人間だと、まず、健保の保険料支払いは給料の多い人と少ない人と払う額が違うが、もらう方はすべてかかった医療費の7割、8割、9割といったところで、支払い保険料に拘わらず、平等である。また、保険会社の医療保険は、払う金額ともらう金額が連動している。多く払えば補償も大きい。

ところが動物保険の場合、払う額が決まっていて、受け取る額は50%、あるいは100%といった定率である。つまり、人間の健保と医療保険の中間と言える。


ところが、コトはあまり簡単ではないように思えるのである。


たまたま、待合室で順番待ちの時に、前の動物たちの会計金額が耳に入ってくる。「7,400円」、「8,200円」、「6,300円」とか・・・

大部分は、保険に入っていないわけだ。

ところが、ウチの場合は、「保険50%で、1,650円です」ということになる。2倍(保険適用前)でも3,300円。何となく安い感じがする。

もちろん、病状の内容はまったくの不明なので、単にウッスラを感じただけなのだが、保険診療の場合と保険外診療の場合、医療費が異なるのかなあ・・とか。

保険診療の場合は、後で保険会社の審査の眼があるからという推定なのだが。

もちろん、人間の場合でも、保険外診療は保険診療の2倍から3倍以上の診療費が設定されているのが一般的だろうが、「そういう社会の常識を知らない人が、たくさんいるのよねえ、ハハハハハハハ」という会話を、女性医師や医師の奥様方の含まれる飲み会の片隅で、少し前に聞いたのである。はぁ~