虎ノ門の日本財団で月二回のペースで開かれている「ランチタイムコンサート」に王子さまが登場。
加藤大樹さん。1990年生まれ。今年18歳。昨2007年には、3月にエピナル国際ピアノコンクール(フランス)で、メダル受賞。6月にはブルクハルト国際音楽コンクールピアノ部門優勝。8月ピティナ・ピアノコンペティション銀賞、10月アジア太平洋ヤングアーティストピアノコンペティション(韓国)2位、2008年3月浜松国際ピアノアカデミー4位。
高校生でありながら、世界各地でコンサートを続けている若手である。
そんな英才が、昼休みの無料リサイタルに出演するのも奇妙だが、それはもちろん「日本財団」のご威光というものだろう。競艇ファンに感謝!。
バッハ・ショパン・ドビュッシーと練習曲を中心に最後はベートーヴェンのピアノソナタ第7番。30分間であったが、特に「耽美派」というような弾き方で、バルトークやラフマニノフなんか絶品だろうと思って、後で調べてみたら、すでにバルトークは弾いているようである。
彼のパターンは、まさにリスト・ラフマニノフのコース。そろそろ、作曲の方も始めた方がいいのではないだろうか。世界には良いピアニストは数多くいるが、良い作曲家はそれほど多くないと思えるからだ。
ところで、日本財団にケチをつける気はあまりないが、誰かを支援し、誰かを支援しないという線引きをすることによって、日本文化そのものに方向性をつけてしまうとすると、ちょっと怖い感じもある。何しろ表に見えない部分だからだ。
王子さまの所属が音楽関係の高校ではなく、日本最大の宗教勢力系の学校であるということと関係がなければいいと思うのだが。
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加藤大樹さん。1990年生まれ。今年18歳。昨2007年には、3月にエピナル国際ピアノコンクール(フランス)で、メダル受賞。6月にはブルクハルト国際音楽コンクールピアノ部門優勝。8月ピティナ・ピアノコンペティション銀賞、10月アジア太平洋ヤングアーティストピアノコンペティション(韓国)2位、2008年3月浜松国際ピアノアカデミー4位。
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彼のパターンは、まさにリスト・ラフマニノフのコース。そろそろ、作曲の方も始めた方がいいのではないだろうか。世界には良いピアニストは数多くいるが、良い作曲家はそれほど多くないと思えるからだ。
ところで、日本財団にケチをつける気はあまりないが、誰かを支援し、誰かを支援しないという線引きをすることによって、日本文化そのものに方向性をつけてしまうとすると、ちょっと怖い感じもある。何しろ表に見えない部分だからだ。
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