金しゃちビールいただく

2006-01-24 00:00:14 | マーケティング

23269c55.jpgカール・ユーハイム物語をとりあえず書き終える。本来ならすぐに後書きを書くべきだが、少し疲れたので数日後にする。それと1週間色々なことが起きた。だいたい普通のブログを書けなくなったのではないか、とも自信なし。

さて、先週、都内の某所で相互愛読者関係にあるpuramuさんと、会食。普段、中京地区をホームベースとしているpuramuさんが、上京されたおりに、ということで。

ところで、ブロガー同士が、外で待ち合わせる場合、色々困ることがある。双方初対面なので、顔がわからない。こういう場合、色々な方法があるが、以前、あるカタカナ系生命保険会社の方から、トレード話があった時は、都内のホテルのロビーに、相手の会社の方が、「It's a SONY」という紙袋の手下げをぶらさげてきた。今でも、時々その紙袋を持った人間を見かけることがあるが、進歩なしなのだろうか・・・

もちろん携帯電話もあるが、いい大人がはずかしい。「もしもし、puramuさんですか」「はい、私です」と電話ではなく、隣の人にいきなり肩を叩かれるパターンである。そして、もう少し、先進的な方法として、画像を送る方法がある。事前に先方に自分の画像をメール添付して送る。そうすると、同様に画像が返ってきた。ブログの内容から想像するのと95%は似ていた。

そして、当日・・・画像と本人の差は5%以内だ。つまり、50メートル先から本人を特定できることになる。そして、近づくにつれ、第一声をどのように話し掛けようか、歩きながら思いをめぐらす。そして、口を開こうとした瞬間に、puramuさんから「おおたさんですか・・」。先手を取られた。50メートルの間の思考と作戦はすべて飛んでいってしまった。そして、飲み屋に直行。

以下、記憶は定かでないのだが、岡崎城が明治維新の時に解体され風呂屋のたきつけになったことや、江戸城の石垣の焦げ目の不思議や、マクロベースではサラリーマンの給料を上げて、自社製品をたくさん売りまくりたいものの、ミクロベースでは自社の社員の給料だけは上げたくないと発言しているある自動車メーカーの会長の話をしたような・・

そして、嬉しいことに「金しゃちビール」を頂いた。青ラベルと赤ラベル。ココストアーで買われたそうだ。ラベルが派手だ。にゃっ、にゃごやあ、だ。・・・。そういえば、金色ランドセルも・・・

さっそく、飲んでみると、青ラベルの方は、濃厚系で「うみゃ~うみゃ~」(赤ラベルはスタウト系で、「まあ」といったところか)。大手メーカーより製造コストが高い(規模のメリットが生かせない)分、どうしても、小メーカーは高級志向に向かうのだろう。テイストは日本ビールとドイツビールの中間か。カール・ユーハイム氏に飲ませてあげたい。麦芽とホップだけでできている。この味も、関東にくれば受けるのに・・と思ってしまう。

ひつまぶしや味噌煮込みうどんの老舗がどうして東京にこないのか、前から考えていたのだが、最近、個人的には結論を出した。

「ケチ」だからだ。

補足すると、「うまいものを他国の人間に食べさせたくない」のだろう。

それにしてもビールのラベルは多くの社が金ぴかなのはなぜなのだろうか。さらに京橋の旧麒麟麦酒本社の前に立つキリンのモニュメントもアサヒビール本社の上に乗る謎の物体も金色である。

そして、金しゃちビールのお土産返しを持って、そのうち「にゃごや訪問」をすることを約束したのだが、さてお土産は何がいいのだろうか。関東産の金色グッズ。確か東京タワーの展望台に金色の模型があったかな?金色ではないが、金太郎飴とか、それともエバラ黄金のたれとか?多少色が違うが、自分では一度も食べたことのない「東京ばなな」でもいいのだろうか。と、浅く悩む。