ライブドアが狙われたタイミング

2006-01-17 21:30:30 | MBAの意見
まもなくUPする「カール・ユーハイム物語」執筆準備中なので、深く書くことはできないのだが、個人投資家の多くが読む、「キッチンカブー」1月17日号の無料ホームページ部分の記事「こだわりブレックファースト」を紹介。17日朝7時30分発信。もちろん、当該記事について、まったく私には責任がないことを付け加えると同時に、livedoor blog が突然消滅しないことを祈ることにする。では。

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:本日のこだわり相場感 ◎ 目先波乱も影響は限定的か 「ライブドアに対する東京地検特捜部の強制捜査」と言うニュースが今朝の最大の市場の話題になっていますが、誰が考えても裏で画策された仕業であると考えられます。誰が仕組んだのかは分かりませんが、ホリエモンをよく思って居ない大物政治家が居たのかも知れません。それを知りえる業もありませんし、今後もその事実は闇に隠されたままになるのでしょうが、日本の昔からの風土と言う事になるのでしょうか。更にもう少し突っ込んで考えますと、本日午後に耐震偽装問題ヒューザーの社長が証人喚問が行われますが、その話題を最大にそらす意味では、このライブドアの強制捜査は大きな意味があるようです。 

どうして証人喚問が月曜日ではなく火曜日17日に行われたかと言うと、丁度17日は阪神淡路大震災の記念日に当たりますから、この面でも社会の目が他にそらされると言う事になります。もし、これが事実であるとすれば、ヒューザー社長の証人喚問が余程避けたいものであると言う事が考えられます。政治の世界ではよくあることですし、日本に限らず世界各国でも同様の事が行われている事を考えれば、仕方ないことなのかも知れません。大きな権力を持った人間に逆らうとなればそれなりの覚悟が必要ですが、それに抗する人物は今のところ現れて来ないようで、今後も同様の現象が行われでしょう。

 トレードの森の中のコンテンツ(弊社有料情報サイトカブーフレンズ)でも誰かが言っていましたが、昨日の後場に急速に値を消す銘柄が増えていたようで、昨晩のライブドア強制操作のニュースを既に知っていたかのような商いも見受けられたようです。本音の事を言えば、そのような商いをする者こそ取り締まって欲しいものですが、そうは行かないのでしょう。いずれにしてもライブアド問題は本日の相場のかく乱要因になる事は確かです。ライブドアはどうなるでしょうかと言う問い合わせが多く頂きますが、それは市場が決める事です。実際に目先のニュースを受けて、個別のライブドア株と関連銘柄は売り物が嵩むことになります。これが同様のM&Aを進めてきたような、新興市場株に波及するどうか、そしてそれが、1部市場などに影響を及ぼすかと言う事が注目となります。個人的な見解を申し上げますと、少なくとも本日は新興市場を中心にどうしても影響が避けられないと言う事になると思われます。ただ、明日以降まで続くかどうかとなれば分かりませんが、早ければ、本日の後場辺りからは希望的な観測の意味でも落ち着いた動きになるのではないかと思っています。**************

追記ライブドア強制捜査、武部幹事長「遺憾の極み」(読売)・見切り千両、損切り万両「小泉首相にも責任ある」 亀井氏(共同通信) ・・犬の遠吠え