前回の記事でF1の運動エネルギー回生は電気を使うのだろうと申しましたが、フライホイールを使ったものも有力だそうで。
KERS(Kinetic Energy Recovery System)と呼ばれる運動エネルギー回生システムに関しては、中島ジュニアが活躍するウイリアムズがAutomotive Hybrid Power Limitedという会社を買収したというニュースがあり、フライホイールを使ったシステムを使うことが有力視されている。
これはシルバーストーンに本拠地を置く、Flybrid Systems LLP が公表しているシステムで、F1用の規格に合った60kwのシステムは24kgというから既に実用段階か。詳細はttp://www.flybridsystems.com/index.html
ロードカー用に250kw!も用意されているようなので、とんでもないクルマができるかもしれない。
まァガソリンの引火性も、リチウム電池の発火性も克服されてきているので、何とかはするのでしょうが。
>フライホイールが爆弾にならないかが・・・
スチールとカーボンファイバーのケースに収まっているので、破片が飛び出ることは無いと言っているようです。
一番問題になるのが、ジャイロ効果でしょうね。
ジャイロ効果を車体に影響を及ぼさない様にするために、ジンバルに乗せ
たら、エネルギーのやり取りは電気が楽って事になりますね。
アメリカでの研究では、小型のフライホイールを複数、色々な向きに載せ
ジャイロ効果が車両へ及ぼす影響が小さく成るようにしていました。
補足説明ありがとうございます。
しかし、多彩なアプローチは面白いと思いますし、来シーズンの楽しみもありますね。
また遊びに来ます!!