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カウンターギア

2006年01月31日 | トランスミッション
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ケースにギアを組み込む前にカウンターギアも点検しておきます。
シャフトの左右の丸いのはスラストワッシャーです。これらも大きく磨耗していないか確認します。
左の大きいほうは厚さによる種類があってエンドプレーの調整ができます。

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カウンターギアの内側にはニードルベアリングが入っています。
矢印はシャフトのベアリング当り面です。
共に磨耗や虫食いがないか確認します。ニードルベアリングのニードルは径が小さいので、キズや虫食いがあると加速度的に破壊に向かっていきますので気を付けたいものです。

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左から2番目の2ndギアを外すのには、リテーニングリングを外しますがこのリングは2巻してあるので外すのはちょっと厄介で、細いマイナスドライバーを2本使います。

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左は古いリテーニングリングです。
2巻してあるリングが良く分ると思います。こういうものは再使用しないで必ず新品を使います。

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2ndギアにはブッシュが使ってあるので、キズや磨耗がないか確認します。

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ギアの歯を良く点検すると、このように虫食い状態を見つける事ができます。
これは僅かなので支障はないのですが、こういった虫食いが全周にできてしまうと異音の発生が生じます。
つまり、このように各部品をよく点検して異常がなければ安心して、組み立ての作業に入ることができる訳ですね。
















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