ピストンエンジンは永遠か!な?

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ヘルメット、ベトナム事情

2007年12月15日 | 明日のバイクを考える

人気blogランキングへ  今日も晴れ、予報より暖かい。

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*明日のバイクを考える会 忘年会のお知らせ

バイク好きの方は初めての方も奮ってご参加下さい。

日時   12月29日19時~

場所   都内上野近辺(決定いたしましたのでご安心ください)

会費   お一人様 ¥4,200(税込)
      バイキング形式の食事付き飲み放題コース   

お申し込みは19日までにコチラにお願いします。

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15日から全国一斉に、すべての道路でバイク乗車時のヘルメット着用が義務付けられるのに伴い、当局は違反の取り締まりを厳格に行う方針を繰り返し発表している。大量の未着用者が現われて、規則が有名無実化するのを避けるためだ。13日付VNエクスプレスなどが報じた。

 グエン・タン・ズン首相は10日、各省庁や関連機関、地方当局に対して、着用への宣伝活動を強化するよう指示するとともに、公的機関の長に対しては、着用義務に違反した公務員への厳格な処分を求めた。
 
 公安省も例外のない取り締まりを強調。ホーチミン市公安(警察)はこのほど、15日以降、子供、新郎新婦、僧侶なども例外と認めず、狭い路地でも、すべてのバイク利用者にヘルメット着用を義務付けると発表した。
 
 違反者は1回当たり15万ドン(9.4米ドル)の罰金が科せられ、身分証明書などが一時預かり処分となるが、別の検問所で再度検挙された場合、罰金額は20万ドンに上がるという。同市では、夜間も取り締まりを徹底する。
 
 首都ハノイ市の警察も、市内85カ所に検問所を設置して取り締まる。交通警察約400人、機動隊100人近くなど、合計700人近くの警官を動員する。85カ所の特別検問体制は1月5日まで続けるという。

 
 一方で、未着用者が多数現れた場合、取り締まりで交通渋滞が発生するとの懸念も出ている。
 
 ■預け場所が問題化
 
 着用の完全義務化に伴い、各駐輪場でヘルメット置き場の問題が発生している。ヘルメットを預かるよう求められても対応できないケースや、預かり料として1,000~2,000ドンを徴収する駐輪場、無料で預かるが紛失の責任は負えないとする駐輪場など、対応はさまざまだ。
 
 小売り大手のコープマートでは、駐輪場で対応できず、客にヘルメットをビニール袋に入れて封印し、店内に持ち込むことを許可している。1日700台近くのバイクを預かるホーチミン市ボーバンタン通りのオープンカレッジの駐輪場では、ヘルメット1個を500ドンで預かっている。
 
 ■粗悪品、依然横行
 
 ヘルメット需要が拡大する中、市場では粗悪なヘルメット横行の問題が続いている。科学技術省品質管理局は12日、基準に満たないヘルメットの割合は20%に上ることを明らかにした。粗悪品の多くは、中国などから品質検査を受けずに輸入されている。
 
 ベトナム消費者保護基準協会によれば、義務化実施日が近づくにつれて、安物のヘルメットを手に入れて急場をしのごうとする心理が働き、粗悪品が売れているという。
 
 ハノイ市場管理支局は10日、9月以降市内で押収した模倣品、粗悪品ヘルメット2,700個近くを、ローラー車でつぶして廃棄処分した。

以上は、YahooJapanNEWS(ttp://headlines.yahoo.co.jp:80/hl?a=20071214-00000007-nna-int)から抜粋引用。

どこの国の政府も交通事故により、死傷者がでるのは悩みの種なのでしょう。それにしても粗悪品に対する処置は徹底しています。

日本では1972年にまず40km/h以上のヘルメット規制が行われ、次に1986年には原付1種にも装着義務が施行されました。

ヘルメット装着義務は死傷者の低減をもたらしましたが、同時にバイクの販売台数にも多大な影響があったのも歴史的事実です。

原付1種のスクーターからいわゆるメットインタイプが普及して、多少は盛り返したものの1980年前後のピークには到底届きませんでしたが、チョット前のアメリカのヘルメットロウの動きや今回のベトナムの事情から鑑みると、日本での装着義務は正しかったのに違いありません。

ただ気になるのは、暑い気候であるベトナムでの今後の需要や使用状況の変化ですね。

歴史は繰り返すのか?

不肖ワタシは埼玉二輪安全運転普及協会(埼玉二普協)という組織の役員を長らく務めてきましたが、来週に会議の招集がかかりました。

詳しくは会議が済んでみないと分かりませんけれど、聞くところによると最近の2輪関連事故では頭部だけでなく、腹部打撲による重症事故が多いのだとか。

Apparelalpinestarsstreetbodyarmor20

そこで検討されているのが、こうしたボディアーマーらしい。

画像は拙ブログに度々コメントを寄せていただくUS051200Rのブログから拝借いたしました。いつもありがとうございます。

まあ、いきなり装着義務にはならないでしょうけれど、装着推奨くらいは・・・。

話は変わりますが、最近ワタシの知人が自転車と階段での転倒で大怪我をしています。転倒での怪我はバイクだけでないのですから、皆様じゅうぶんにお気をつけください。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ダカールの場合ですと、ネックスタビライザー装着... (うなぎ)
2007-12-15 23:49:36
ダカールの場合ですと、ネックスタビライザー装着義務が。
他のラリーでも強く奨励されてますね。

ツーリングでも、ネックロールやヘルメットリームバーが欲しいこの頃です。
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>腹部打撲による重症事故が多いのだとか (義太夫)
2007-12-16 08:49:26
>腹部打撲による重症事故が多いのだとか
胸部ではなく腹部なんですね。

色々販売されているプロテクターを見ても、肘・肩・膝&脛・腰・胸・首・脊髄のプロテクターって良く見ます。
どれも骨・関節・神経系を守っていて、骨の無い腹部のプロテクターは見たことが無いです。

写真のボディーアーマーも、腹部がぽっかり開いているように見えますし。
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うなぎさん、 (ピストン)
2007-12-16 19:16:11
うなぎさん、
そうですね。ワタシが20年前にクルマと正面衝突したときもヘルメットで助かりましたが、首のダメージはまだ少し残っている感じです。

義太夫さん、
腹部うんぬんは電話で聞いただけのことです。詳しくは会議の後にレポートでもいたします。
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バイクの場合はどこまでやったら安全と言う物は無... (US05 1200R)
2007-12-17 06:55:51
バイクの場合はどこまでやったら安全と言う物は無いですね。乗る人の経験や運動神経にも拠ると思いますが、私の身近な例と最近の阿部選手の場合は胸部でしたね。
アバラで守られている部分以外ではKidney beltと言う腎臓保護のベルトが一般的ですね。私は腰痛防止のコルセット代わりに使っていましたが、後に腎臓保護のベルトだと知りました。
最近の素材は優れもので着ると涼しい物など結構楽しく驚く事が出来ます。
何れにしろ・・・効果を確認したくは無い物です(笑)
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US05 1200R さん、 (ピストン)
2007-12-18 13:03:03
US05 1200R さん、
キドニーベルトは、モトクロスなどでハンドルエンドを脇腹に打ち付けて怪我するケースに対処するもののようです。

>・・・効果を確認したくは無い物です
確かに!
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