ピストンエンジンは永遠か!な?

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禅とオートバイ修理技術 文庫化!

2008年04月17日 | 書籍

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289_2 発行 早川書房

”禅とオートバイ修理技術”は以前に紹介させていただきましたが、平積みしてあったのには我が目を疑いました。上下巻がそれぞれ760円ですから、最初の分厚い奴がアマゾンで調べたときに5000円以上もしたことを考えると買いやすいと言えるでしょう。

もっとも現在のシステムでは、いくら高くても安くても中古本は著者に印税が入りませんから考えものです。

表紙のショベルヘッドエンジンから期待すると外れてしまいますが、内容が気になる方は買っていただくとして、主人公の乗っているバイクは依然としてナゾです。

題名で検索すると、書評や感想がたくさんでてきますから、1回読んでみて難しいと感じたら他人の解釈を参考にするのも良いかも。

特にバイクに乗ることに倦怠感を感じた方は読むべし。

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追記

主人公のバイクが判明いたしました。

ナント!表紙カバーの折り込んだ裏側に写真があったのです。買ったときに書店の店員さんがカバーを付けてくれたので隠れていたのです。

これで本文の記述、空冷、オーバーヘッドカムシャフト、28馬力、”男は、今度は奥からハンマーと金属用のたがねを持ち出してきて、いきなりタペット・カバーを叩き、それをはずしにかかった。ところが叩いたたがねはアルミのカバーを貫通し、シリンダー内にめり込んでしまった”の辻褄がすべて合いました。

ワタシが高校生のときに乗っていたのと同系列のモデルです。

もっとも”工場の若い男”がタペットカバーを台無しにしたお陰で、主人公は自分でメンテナンスする動機になったようです。