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ジェネレーションY

2008年02月19日 | モータースポーツ

人気blogランキングへ  今日は暖かくなる前ぶれ?

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昨晩は大学受験を終えて、スッカリのんびりとした息子が借りてきたDVDを一緒に見ました。

「ヘミ?」、「もちろん」

こんな感じのやりとり。

”ファンタスティックフォー銀河の危機”であるが、その中でFFカー(と言うらしい)が登場した場面は一瞬ですが、中々興味深かった。

チームにダッジがスポンサーになっているシーンが前ぶれにありましたが、”ダッジ・ラム”かなにかをモチーフにしたグリルにはシッカリとDODGEと刻まれている。

アメリカ人はヘミヘッドが好きですね。

FFやスパイダーマンにしても、コミックを原作とした映画を楽しめるようになったのは、CGの技術が発展した背景があるのでしょう。

話は本題ですが、日本のコミックや宮崎駿を代表とするアニメが、世界中で人気があるのはご存知かと思います。

そして、それらがアメリカのジェネレーションYに多大な影響があると言う説です。

ジェネレーションYは1959年から1980年までの間に生まれた世代をジェネレーションXとして、その次の世代として言われています。

アメリカの大統領予備選挙の様子は毎日のようにニュースを賑わせています。それは何といっても、初の黒人候補だとか女性候補だというオバマとヒラリーの激しい戦いでしょう。

ところが初の黒人候補だとか女性候補だという意識は完全に消えているといいます。そして両者の対決の熱気はそのまま民主党の党勢拡大に寄与して、メディアの報道が過熱する中、米国社会には政治不信どころか、改めて政治に期待しようという前向きなムードも出てきているのだそうです。

そこで特徴的なのは、オバマの躍進を支えたと言われるジェネレーションY。

この世代は、インターネットを駆使して自分の世界を広げるとともに、理念の一貫性や自分のライフスタイルの維持にこだわる強烈な文化を持っている。その重要性に気づいた各陣営は、例えばヒラリーがこの世代そのものである娘のチェルシーを選挙運動の先頭に持ってきたり、共和党側でもマケインやハッカビーが自分の娘を選対のブレーンに加えるなど対応に躍起だという。

注目すべきは今回の選挙に若者の民意が反映されるということだけではない。

アメリカのこの世代が政治に目覚め、さらに自分たちによる世界観を深め、よりダイナミックなコミュニケーション能力を獲得してくるということが重要なのだ。ジェネレーションYの特徴は、幅広い情報収集能力、理念を語れる抽象概念のハンドリング能力、多様な価値観との合意形成能力、米国人の常識をはるかに超えた国際感覚といった点であって、そこには過去の米国社会には見られなかった可能性が感じられる。団塊ジュニアとその下の世代として、分厚い人口の塊を形成するとともに教育水準も高い集団でもある。

長期的に見れば、それは米国社会に衰退ではなく復活をもたらすかもしれません。 

これに対抗するには、日本の教育も根本から考え直さなくてはならない。「ゆとり」などというのんきなスローガンを捨てるのは当然だが、その結果が単純な記憶と定型的な作業訓練への回帰では元も子もない。それでは中付加価値製品の大量生産社会の再現しかできないし、その分野では日本に残されたチャンスはもう残ってはいない。

むしろ、抽象概念のハンドリング能力と問題解決型コミュニケーションを通じて「モノ」ではない「ソフト」のイノベーション能力を開発するように、教育をシフトしてゆかねばならないだろう。

 希望はある。米国のジェネレーションYは同時に「ポケモン世代」「宮崎駿世代」でもある。彼らの柔軟性や理想主義は実は日本のポップカルチャーの反映なのであって、従来の一神教文化からは決別したものなのだ。日本から見るならば、そこには「文明の衝突」はない。

 むしろ米国の新世代と日本のカルチャーが手を組んで、著作権ビジネス、環境、エネルギーなどのビジネスの制度的なインフラを作り、新しい文明を創造して世界をリードすることは可能ではないだろうか。そのためにも時代感覚のスピードアップが極めて重要になってくる。

青字はttp://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080218/147339/?P=1から抜粋引用させていただきました。不適切な場合は削除いたします。

ところで、日本国内でホットな話題のひとつにガソリンの値下げか道路特定税率の存続かの議論があります。

議論はマスメディアでもネット上でも行われていますが、ほとんどが各論になっていて100ドル/バーレルと言う現状がベースになっているのです。

石油資源の埋蔵量は言われている以上にあるという話も出ますが、途上国の発展が進めば200とか300ドルということも考えられるわけです。

そうなった場合には、現在の石油に大きく依存した社会構造は成り立たなくなるわけでして、それを議論するとしたら今のレベルでは低すぎます。つまり、現在の政治はわざわざ理解しにくいように複雑にしているようなフシも感じ、ワタシ達の生活や未来を本当に論じるものではありません。

ワタシの年代はジェネレーションXの前ということになりますが、若いころの理想論は過酷な現実のまえに霧散していまい、理想的な目的を画策するまえに方法論に終始しているのが精一杯。

最近に気づきましたが、アメリカと日本の関係は密接でありますが、市民レベルではそうでもありません。むしろ最近に目立つ沖縄の痛ましい事件などを考えると、密接ではない方向の感情ではないでしょうか。

日本とアメリカの関係を考え直すとしたら、ペリーからの関係を考え直す必要もあるかもしれません。

しかし、アメリカのジェネレーションYと日本が一緒になって手を組めれば、従来のグローバルという観念ではなく、ナショナリズム(その国の文化と言う意味の)を本当に尊重したグローバルに期待できそうな気がいたします。

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