三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「韓国政府 日本の明治産業遺産巡る約束不履行に「遺憾」」 

2022年12月27日 | 国民国家日本の侵略犯罪
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20221213004100882?section=news
「聯合ニュース」 2022.12.13 17:36
■韓国政府 日本の明治産業遺産巡る約束不履行に「遺憾」 
【ソウル聯合ニュース】日本が朝鮮半島出身者の強制労働があった長崎県の端島炭坑(軍艦島)などが含まれる世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」について、朝鮮半島出身者への差別がなかったなどとする報告書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出したことに対し、韓国政府が遺憾の意を表明した。
 外交部の任洙ソク(イム・スソク)報道官は13日、論評を出し、「(ユネスコの)世界遺産委員会の決定や日本が約束した後続措置が忠実に履行されていない」とし、遺憾の意を示した。そのうえで、ユネスコとその諮問機関である国際記念物遺跡会議(イコモス)の共同調査団の報告書の結論を参考に後続措置を履行するよう日本側に求めた。世界遺産委員会は前日、日本が提出した報告書を公開。報告書では朝鮮半島出身者への差別がなかったという趣旨の主張が繰り返されていた。
 任氏はこの日の定例会見で、政府の立場を日本に伝えたかとの質問に対し「外交チャンネルを通じて政府の立場を日本側に伝えるとともに、日本側が既存の約束と世界遺産委員会の決議を忠実に履行するよう促す予定」と答えた。
 日本政府は2015年、明治日本の産業革命遺産の世界遺産登録にあたり、強制徴用の被害者を記憶するための施設を設置することを国際社会に約束したが、遺産から遠く離れた東京に「産業遺産情報センター」を開設して日本の産業化の成果を自画自賛し、強制徴用の被害そのものを否定する証言と資料を展示した。
 ユネスコとイコモスの共同調査団は昨年6月の同センターの視察を巡る報告書で、1910年以降の「歴史全体(full history)」に対する日本の説明戦略が不十分だと結論付けた。「歴史全体」とは、軍艦島など明治時代の産業遺産を日本人の観点からだけでなく朝鮮半島出身の強制徴用労働者など被害者の視点からも均等に扱うことを意味する。世界遺産委員会は昨年7月、日本の世界遺産の管理方式に強い遺憾の意を盛り込んだ決議を採択した。


「中央日報日本語版」 2022.12.02 12:06
■日本、軍艦島の説明補完要求に「朝鮮人差別なかった」

【写真】2015年にユネスコ世界文化遺産に登録された軍艦島。[中央フォト]

 端島(軍艦島)炭坑など日本の近代産業施設であった朝鮮人強制労働に関する不十分な説明を補完すべきという国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の要求に対し、日本政府が「朝鮮人差別はなかった」という趣旨の報告書をまた提出したと、産経新聞が2日報じた。
 日本政府はユネスコに提出した世界遺産「明治日本の産業革命遺産」保全状況報告書で、「国家総動員法に基づく国民徴用令はすべての日本国民に適用された」と主張した。強制労働の歴史を正確に説明すべきとの指摘には「誠実に履行している」と答えた。軍艦島はナチス・ドイツの収容所と同列視する主張があることに対しては、「ナチスと比較するのは無理がある」と否定した。
 ユネスコが昨年7月、軍艦島などを扱った東京の産業遺産情報センターに朝鮮人関連の説明が不十分だという理由で強い遺憾を表したことに関しては「真摯に受け止める」と回答した。
 日本政府は約500ページ分量の報告書で、軍艦島の整備や他の遺産の保全状況などに関する内容も入れた。ユネスコは今後、この報告書を公開し、来年の会議で審議すると見通しだ。
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