「中央日報日本語版」 2022.12.16 10:36
■韓国人が来ると旭日旗掲げた日本の宿舎…「侵入防ぐため」荒唐無稽な言い訳
宿泊シェアプラットフォーム「Airbnb」東京のある宿泊所が旭日旗と「天皇陛下万歳」と書かれた旗を掲げて論争になっている。当時宿泊所には韓国人が訪問していた。
14日、国内の日本旅行コミュニティ「ネイルドン」によると、作成者Aさんは7日、Airbnbを通じて東京十条駅付近の宿泊所に旭日旗と「天皇陛下万歳」と書かれた旗が掲げられているとし、ホスト(主人)が嫌韓のようだというコメントを載せた。
Aさんによると、この日午前11時ごろにチェックインする時は宿泊所外部にこれといって特別な旗は掲げられていなかった。だが、午後10時ごろに宿泊書に戻ってくると、旭日旗と「天皇陛下万歳」の旗が掲げられていたという。Aさんが公開した写真によると、宿舎2階の外部に戦犯旗と「天皇陛下万歳」と書かれた旗が掲げられている。それぞれ旗の大きさは欄干の高さほどある。1階玄関の上部には「護国尊皇」という文字も見える。
Aさんは結局追加費用を出して近くの別のホテルを予約した。
翌日、ホストを訪ねて行ったAさんは「外部の侵入を防ぐために国旗を掲げた」という荒唐無稽な返答を聞いたとして追加文を残した。Aさんは「外部の侵入を防ぐためならドアロックやパスワードを設置するべきで、なぜ戦犯旗を掲げたのかと聞いたが、話が通じなかった」とした。
ネット上では宿舎の主人が韓国観光客を相手に直・間接的な威嚇を加えたのではないかという反応を示した。
ある人は「玄関の上に護国尊皇というステッカーがついている」とし「これは国を守り皇帝を尊重するという意味で、右翼水準ではなく国家主義水準の極右派である可能性が大きい」と指摘した。
別の人も「今まで見たもの中で一番最悪」「ドイツにナチス旗が掲げられていることと同じではないか」「写真だけ見ても低劣でぞっとする」というコメントを書き込んだ。
論争が起きるとAirbnb側は「ホストとゲストに対して適切な措置を取った」とし「ゲストの立場を十分に理解してキャンセルと払い戻し処理はもちろん、追加補償として交通費をサポートした」とした。
Airbnbは2017年から施行した「差別禁止規定」により問題を引き起こした宿泊施設の登録を取り消している。14日基準で、Airbnbで問題の宿泊所は検索で出てこない。
「The Hankyoreh」 2022-11-29 07:36
■FIFAの旭日旗応援制止に…韓国教授「これを機にすべての競技から旭日旗なくそう」
【写真】27日(現地時間)、カタールのアハマド・ビン・アリ・スタジアムで行われた2022カタールW杯グループEの日本対コスタリカ戦で、観客席の日本のサッカーファンが旭日旗を掲げて応援している=アラルヤン/聯合ニュース
2022カタール・ワールドカップで、国際サッカー連盟(FIFA)が日本のサポーターの旭日旗を掲げた応援を直ちに制止したことについて、誠信女子大学のソ・ギョンドク教授は「日本は国際的な恥を免れないだろう」と話した。
ソ教授は28日、フェイスブックに「昨夜、コスタリカと日本とのE組第2戦の試合が開かれるアラルヤンのアハマド・ビン・アリ・スタジアムの観客席に、日本のサポーターがまた旭日旗を掲げて応援を繰り広げた」として「だが、競技場の安全要員が直ちに出動しこれを制止した」と述べた。
ソ教授は「これはFIFAがついに旭日旗での応援を公式に制止したものであり、きわめて意味が大きい」とし、「アジアのサッカーファンだけでなく全世界のサッカーファンを尊重するきわめて適切な措置だったと判断する」と書いた。さらに「今回のことで日本は国際的な恥を免れず、二度と旭日旗での応援をしてはならないという良い教訓にしなければならない」とし、「この勢いで世界のすべてのスポーツ競技から旭日旗での応援をなくせるよう力を合わせよう」と述べた。
日本の1次リーグ初戦だったドイツ戦では観客席に旭日旗が登場しなかったが、第2戦のコスタリカ戦ではついに旭日旗が姿を現した。日本はコスタリカ戦で0-1で敗れた。
FIFAは25日(現地時間)、イングランドと米国のグループBの試合で、十字軍の服装をしたイングランドのファンの入場を阻止した。十字軍の服装はムスリムにとって不快感を与えかねないという判断からだ。十字軍戦争はキリスト教遠征隊とイスラム勢力の間で起きた宗教戦争だ。
キム・ヘジョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/soccer/worldcup/1069182.html
韓国語原文入力:2022-11-28 14:10
「中央日報日本語版」 2022.11.28 10:50
<W杯サッカー>徐ギョン徳教授「FIFAの旭日旗制止、適切な措置…退出を」
誠信(ソンシン)女子大学の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授はカタール・ワールドカップ(W杯)で日本サッカーファンが旭日旗で応援すると、国際サッカー連盟(FIFA)が直ちに制止したことに対して、「とても適切な措置だった」と述べた。
徐教授は28日、自身のフェイスブックに「昨夜、コスタリカと日本とのE組第2次戦が開かれるアライヤンのアフマド・ビン・アリ・スタジアムの観客席に日本のサッカーファンがまた旭日旗応援を掲げた」として「だが、競技場の安全要員が直ちに出動し、これを制止した」と話した。
競技場に旭日旗を掲げて制止される日本ファンもいた。
また「これはFIFAがいよいよ旭日旗応援を公式に制止したことなので極めて意味が大きい」と話した。
また「アジアのサッカーファンだけでなく、全世界のサッカーファンを尊重する適切な措置だったと判断する」と明らかにした。
そして「今回のことを通じて日本は国際的な恥を避けることができず、二度と旭日旗応援をしてはならないという良い教訓にすべきだ」と話した。
また「この勢いを駆り立て、全世界のすべてのスポーツ競技からの旭日旗応援をすべて退出させることができるようにもっと力を合わせよう」と強調した。
徐教授は、「ロシアW杯から旭日旗の問題点に関する映像を作って全世界に広報し、FIFA側に絶えず抗議してきた韓国のネットユーザーのおかげで今回の成果が実現した」と評価した。
FIFAは25日、イングランドと米国のグループリーグB組の試合で十字軍の服装をしたイングランドファンの入場も制止した。アラブ地域の立場から見れば、十字軍の服装はムスリムに不快感を与えかねないというFIFAの判断からだ。十字軍戦争はキリスト教遠征隊とイスラム勢力の間で起きた宗教戦争だ。
「中央日報日本語版」 2022.11.28 15:53
■「観客席の清掃をしたところで…」 旭日旗を掲げる「2つの顔の日本ファン」
「観客席を清掃したところで、旭日旗のような過去を清算できななければ何になるのか」。「2つの顔」の日本サッカーファンに向けた、ある韓国ネットユーザーの指摘だ。
27日、カタールワールドカップ(W杯)の日本-コスタリカのグループリーグE組第2戦が行われたアフメド・ビン・アリ・スタジアムの観客席に旭日旗が登場した。旭日旗は第2次世界大戦当時に日本が韓国を含む他国を侵攻した当時に使用した帝国主義軍旗だ。日章旗の赤い太陽の周囲に朝日が広がる状況を形象化している。
試合前から旭日旗を持って競技場に向かう日本のファンが見えた。一部の日本ファンは競技場の中で旭日旗を振った。別のファンは競技場に旭日旗を設置したが、安全要員によって撤去された。
これに先立ち多くの日本サッカーファンが24日、ドイツ戦が終わった後に観客席を清掃し、外国メディアから「完璧な客」という賛辞を受けた。27日に日本がコスタリカに0-1で敗れた後にも多くの日本のファンが競技場に残って清掃をした。
英デイリーメールは「日本のファンはW杯の真の勝者だ。コスタリカ戦で敗れたにもかかわらず競技場を清掃し、拍手を受けている」と称賛した。日本の選手たちもドイツ戦の勝利後、ロッカールームをきれいに片づけた後、日本語とアラビア語で感謝を表す言葉を書いた紙で作った折り鶴を残していった。しかし一部の日本ファンが競技場に旭日旗を掲げ、国際的な恥をかいた。
歴史守護運動をする徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授は「また旭日旗応援をした日本のファンを競技場安全要員が制止した。あまりにも適切な措置だった。国際サッカー連盟(FIFA)が旭日旗応援を公式的に制止し、意味が大きい」と伝えた。
25日にはあるイングランドファンが十字軍の服装でイングランド-米国戦の競技場に入ろうとして制止された。アラブ地域で十字軍の服装はムスリムに不快であるためというのがFIFAの立場だ。
今回のカタールワールドカップでは競技以外のところで政治的、宗教的イシューが数多く出ている。サッカー米国代表はソーシャルメディアにB組順位表を載せ、イラン国旗のイスラム共和国のエンブレムを削除した。AP通信によると、米国は「イラン内の反政府デモを支持する措置だった」と明らかにしたし、イランサッカー協会は「国際法違反でありFIFA倫理委員会に問いただす」と反発した。
9月にイランの女子大生がヒジャブを着用しなかったという理由で拘禁されて死亡した後、イラン内の反政府デモが続いていて、イランの選手らは21日のイングランド戦のキックオフ前に国歌を歌わず沈黙した。米国-イランは30日午前4時開始のB組第3戦で対戦する。
政治、宗教的イメージを禁止するFIFAは性的少数者と連帯する趣旨の主張である「レインボー腕章」の着用を禁止した。競技場を訪れるファンのレインボー服装も禁止されたが、25日のウェールズ-イラン戦からはレインボー帽子・旗を掲げて競技場に入場できるようになった。
「The Hankyoreh」 2022-11-28 06:42
■カタールW杯の観客席に、ついに旭日旗が登場
2022カタールワールドカップ、E組第2戦
【写真】27日(現地時間)、アルラヤンのアハマド・ビン・アリ・スタジアムで行われた2022カタールW杯1次リーグE組の日本対コスタリカ戦で、観客席で日本のサッカーファンが旭日旗を広げて応援している=アルラヤン/聯合ニュース
27日(韓国時間)、カタール・アルラヤンのアハマド・ビン・アリ・スタジアムで行われた1次リーグE組第2戦の日本対コスタリカ戦。観客席から両チームに熱い声援が飛ぶ中、何人かの観客が旭日旗を広げた。「聯合ニュース」は「競技場内に旭日旗をかけようとして制止された日本のファンもいた」と報じた。
旭日旗は日本の自衛隊が使用する公式の旗だが、戦犯旗としても通る。日本が第2次世界大戦のアジア諸国侵略で使用したもので、日本帝国主義の象徴だ。日本国内では大国だった昔を思い出させる旗だが、韓国、中国、東南アジアなどでは日本軍に踏みにじられた残酷な過去を思い出させるのが旭日旗だ。
カタールW杯開幕前から旭日旗問題はあった。ドーハに位置する有名ショッピングモールでは、外壁に大きな旭日旗の応援写真が掲げられたが、現地同胞とネットユーザーたちの抗議で撤去された。4年前の2018ロシアW杯では、国際サッカー連盟(FIFA)公式SNSに旭日旗を用いた日本の応援写真が掲載され、数時間後に削除されている。
先に行われた第1戦の日本対ドイツ戦では、観客席に旭日旗は登場していない。しかしドイツを2対1で破って迎えたコスタリカ戦では、ついに旭日旗が姿を現した。
この日の試合で日本は0対1で敗れた。
キム・ヤンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/sports/soccer/worldcup/1069119.html
韓国語原文入力:2022-11-27 20:47
https://japanese.joins.com/JArticle/298182?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2022.11.28 09:06
■旭日旗を手にして競技場に向かう日本ファン
【写真】旭日旗を手にして競技場に向かう日本ファン
27日(韓国時間)、カタール・ワールドカップW杯1次リーグE組第2戦、日本対コスタリカ戦が行われたカタール・アラヤンのアハマド・ビン・アリスタジアム。
一部の日本のファンは競技場で旭日旗を掲げようとした。しかし、競技場関係者によって旭日旗が撤去された。日本ファンが恥をかいたわけだ。これに先立って、競技場に向かう途中で旭日旗を持って行く日本のファンもいた。
https://japanese.joins.com/JArticle/297962?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2022.11.21 11:17
■徐ギョン徳教授「カタールW杯で日本側が旭日旗応援すれば即刻FIFAに告発」
大韓民国の広報専門家、徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授が、今回のカタールワールドカップ(W杯)で日本側の旭日旗応援を阻止するキャンペーンを行うと明らかにした。
徐教授は21日午前、自身のインスタグラムに立場を表し、「今回のカタールW杯で日本側の応援団が旭日旗で応援すれば即刻FIFAに告発し、記者団を通じて全世界に問題点を知らせる予定」と明らかにした。
徐教授は旭日旗応援が登場すれば世界的な話題にするという。ドイツのハーケンクロイツと同じ意味の「戦犯旗」という点を全世界に広く知らせる良いきっかけにするということだ。
徐教授は「カタールW杯の現場または中継画面で旭日旗の応援が確認される場合、私に直ちに情報提供をしていただければ感謝する」と伝えた。