三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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米、考古遺物274点をコロンビアに返還

2022年12月04日 | 国家・社会
「AFP」 2022年12月3日 12:16 発信地:ボゴタ/コロンビア
■南米コロンビア、返還された先コロンブス期の考古遺物公開

【写真】南米コロンビアに返還された考古遺物。首都ボゴタで(2022年12月2日撮影)。(c)Juan BARRETO / AFP
【写真】南米コロンビアに返還された考古遺物を見せる考古学者。首都ボゴタで(2022年12月2日撮影)。(c)Juan BARRETO / AFP

【12月3日 AFP】南米コロンビアは2日、複数の国から返還された先コロンブス期の考古遺物274点を首都ボゴタで公開した。器や人形、つぼ、先住民の首飾りなどで、最も古いものは1500年前のものとされる。


「AFP」 2022年9月28日 16:03 発信地:ボゴタ/コロンビア
■米、考古遺物274点をコロンビアに返還

【写真】米国からコロンビアに返還された考古学的遺物。コロンビアの首都ボゴタの外務省にて(2022年9月26日撮影)。(c)Raul ARBOLEDA / AFP

【9月28日 AFP】紀元前500年から紀元500年に現在のコロンビアで作られたとされる小像や装飾品など考古遺物274点がこのほど、米国からコロンビアに返還された。
 コロンビアの人類学・歴史研究所はAFPに対し、在米コロンビア大使館は2018年以降、米各地で「押収」された遺物や、自主的に「収集家が返還した」遺物を集めてきたと説明した。
 遺物は陶・石・貝製で、現在のコロンビアに暮らしていた先住民が作った。
 返還された遺物は先週、ニューヨークで行われた国連総会(UN General Assembly)に出席したグスタボ・ペトロ(Gustavo Petro)大統領が持ち帰った。
 遺物の大半は、亡くなった夫のコレクションを相続した米国人女性が自主的に譲渡した。女性の夫は1970年代にコロンビア南西部カリ(Cali)でこれらを購入した。
 その他はブラックマーケットで売買され、米連邦捜査局(FBI)が押収した。
 研究所は「違法に国外に持ち出されたため、密輸の正確な時期は分からない」としている。


「AFP」 2021年6月22日 13:24 発信地:ローマ/イタリア
■違法に持ち出された考古遺物800点、イタリアに「帰還」

【写真】イタリアの警察軍(カラビニエリ)の文化財捜査班がベルギーの収集家から押収した考古学的遺物約800点の一部(撮影日不明、2021年6月21日提供)。(c)Handout / Italian Carabinieri Art Squad / AFP

【6月22日 AFP】イタリア当局は21日、違法に集められた紀元前3~6世紀の考古遺物数百点、1100万ユーロ(約14億円)相当を、ベルギーの収集家から取り戻したと発表した。
 文化財捜査を担当する警察軍(カラビニエリ、Carabinieri)によると、石板や両取っ手付きのつぼなどの「非常に珍しく、計り知れない価値のある」遺物約800点は、南東端にあるプーリア(Apulia)州でひそかに発掘されたものだという。
 捜査は2017年、欧州の美術カタログに掲載されていた「ベルギーの裕福な収集家」が所有する石板の装飾が、イタリア南部にある博物館が所蔵する断片の装飾と酷似していることにプーリア州の考古学研究所が気付いたことから始まった。
 ベルギー人収集家が所有していた石板は中央部分が欠けていたが、博物館所蔵の断片と合わせると、馬に乗った戦士と盾を描いた図柄がよみがえった。
 警察当局は、「捜査の過程で、真の『考古学的な宝』であるアプリアの陶器やダウニアの石板など数百点を回収した。すべてイタリアから不法に持ち出されたもので、ベルギーで押収された」と発表した。収集家が起こした訴訟すべてが退けられたことで、イタリアへの返還が実現したという。


「AFP」 2020年10月16日 15:58 発信地:マルセイユ/フランス
■仏で発見の「大量の」考古遺物、モロッコに返還 計3トン

【写真】仏マルセイユの欧州・地中海文明博物館で、モロッコに返還されたワニの頭部の化石(2020年10月15日撮影)。(c)Christophe SIMON / AFP

【10月16日 AFP】フランスの税関当局は15日、マルセイユ(Marseille)の欧州・地中海文明博物館(Mucem)で考古遺物2万5500点をモロッコに返還した。
 遺物は2005年と2006年、マルセイユとペルピニャン(Perpignan)でモロッコ人が運転する高級車の中で発見、押収された。化石や刻印プレート、矢じりなど計3トンにのぼる「記録的な」返還となった。(c)AFP


「AFP」 2019年10月2日 16:22 発信地:カイロ/エジプト
■盗まれた黄金のひつぎ、米博物館から戻る 国立博物館で公開 エジプト

【写真】エジプトのカイロにある国立エジプト文明博物館で公開された高位聖職者ネジェマンクの黄金のひつぎ(2019年10月1日撮影)。(c)Khaled DESOUKI / AFP
【写真】高位聖職者ネジェマンクの黄金のひつぎが公開されたエジプトのカイロにある国立エジプト文明博物館を訪れたエジプトのハリド・アナニ考古相(中央)と米大使館のトーマス・ゴールドバーガー氏(左、2019年10月1日撮影)。(c)Khaled DESOUKI / AFP 

【10月2日 AFP】中東で2011年に広がった民主化運動「アラブの春」の混乱のさなかに盗まれ、米ニューヨークの博物館に展示されていた黄金のひつぎがエジプトに返還され、首都カイロの国立エジプト文明博物館(National Museum of Egyptian Civilization)で1日、公開された。
 金箔(きんぱく)で覆われた全長1.8メートルのひつぎは歴史的な価値の高さに加え、国際密輸組織によって国外に持ち出されていた文化財としても注目を集めている。
 古代エジプト王朝プトレマイオス朝(前323~前30年)時代の紀元前1世紀にさかのぼるとされるこのひつぎは、ヘリシェフ神の高位聖職者ネジェマンク(Nedjemankh)のために作られたもの。
 ひつぎは、エジプトの長期政権を率いたホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)大統領が民主化運動で失脚した2011年に同国南部のミニヤ(Minya)から持ち出され、アラブ首長国連邦(UAE)とドイツを経由してフランスに運ばれた。
 ニューヨークのメトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)がフランス・パリの美術商からおよそ350万ユーロ(約4億円)で購入し、2017年から展示していた。しかし、国際密輸組織に盗まれたものだと知らされた同館は今年2月、開催していた「ネジェマンク展」を中止した。
 エジプトは近年、2011年のアラブの春以降の政治の混乱で打撃を受けた観光業のてこ入れ策として、国内各地で見つかった考古学的遺物のプロモーションに力を入れている。
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