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三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

「ウガンダに慰安婦被害者・故金福童さんの追悼施設 韓国団体が建設へ」

2019年06月21日 | 北部朝鮮
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190619001700882?section=news
「聯合ニュース」 2019.06.19 15:15
■ウガンダに慰安婦被害者・故金福童さんの追悼施設 韓国団体が建設へ
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者で、今年2月に死去した金福童(キム・ボクドン)さんの追悼施設がアフリカ・ウガンダに建てられることが、19日分かった。
 慰安婦問題の解決を求めている韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は同日、来年半ばごろにウガンダ北部・グル地区の約380坪の敷地に「金福童センター」を建設する予定だと発表した。
 センター内には金福童さんの追悼施設、慰安婦問題歴史館、ウガンダ内戦歴史館、学校、共同耕作地などが造成される。センター建設に必要な費用の2億ウォン(約1840万円)は募金などで賄われる。
 正義連はセンター設立について「女性の人権・平和運動の主体として日本軍性奴隷制問題を解決し、戦時性暴力問題に対する国際認識を拡散するのに寄与した慰安婦被害者のハルモニ(おばあさん)の声、生活、運動の歴史を継承するため」と説明した。
 また「約20年間の内戦で発生した性暴力被害により、苦しい生活を送りながらも社会の変化の主体として成長しようとするウガンダの戦時性暴力の被害女性たちと連帯する」とし、「金福童ハルモニの希望のメッセージも伝える」と述べた。
 現地でのセンターの設立は、ウガンダの市民団体が主管する。
 これに先立ち、正義連は18日にソウル市内で「終わらない苦痛、戦時性暴力犯罪の再発防止のために―日本軍性奴隷制とウガンダ内戦の事例を中心に」と題した国際シンポジウムを開催した。
 正義連はシンポジウムの決議文で「国連と国際社会はコンゴ、ウガンダ、コソボをはじめ、世界各地で戦争中に発生した性暴力被害者への賠償が実現するようにあらゆる措置を履行しなければならない」とし、「日本政府は慰安婦犯罪を認め、公式謝罪・法的賠償を行わなければならない」と訴えた。

「キム・ボクトンさんの『決してあきらめるな』という言葉に沿って」

2019年06月21日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/33701.html
「The Hankyoreh」 2019-06 12:10
■[インタビュー]「キム・ボクトンさんの『決してあきらめるな』という言葉に沿って」
 コソボ女性人権活動家のバスフィエ・クラスニキ・グッドマン氏

【写真】今月19日、「第2回キム・ボクトン平和賞」受賞のために韓国に来たコソボ出身のバスフィエ・クラスニキ・グッドマン氏。彼女はコソボ紛争の性暴力を初めて証言した被害サバイバーだ=パク・ダヘ記者//ハンギョレ新聞社

 「ハルモニズ(おばあさんたち)をいつも支えてほしい」。
 キム・ボクトン、キル・ウォンオク、ハルモニ。コソボ出身のバスフィエ・クラスニキ・グッドマン氏(37)がはっきり覚えた三つの韓国語だ。彼女はコソボ紛争当時、セルビア警察と市民が犯した性暴力問題を初めて公論化した戦時性暴力被害のサバイバーだ。
 バスフィエ氏は「世界武力紛争・性暴力追放の日」である19日、「第1392回水曜集会」の現場で「第2回キム・ボクトン平和賞」を受賞する。キム・ボクトン平和賞は戦時性暴力被害者を支援する国外の活動家や女性人権団体を発掘・支援し、戦時性暴力問題に対する認識を高めるため、2017年に制定された賞だ。
 17日、ハンギョレと会ったバスフィエ氏は「昨年8月(第6回世界日本軍「慰安婦」メモリアルデーの時)、韓国を訪れ初めて会った故キム・ボクトン、キル・ウォンオクさんのお二人は、私の経験を公開的に話しなさいととても勇気を下さったので、この賞は私にとってより多くの意味を持つ」と受賞の感想を述べた。

 きょう水曜集会で「キム・ボクトン平和賞」受賞  
 1998年、コソボ紛争時の性暴力被害者  
 昨年、キム・ボクトン、キル・ウォンオクさんに会い  
 「勇気を得て20年目にして公開証言を決心」 
 「Be My Voice」キャンペーンで公論化  
 「被害が繰り返されないように声を出さなければ」

 1998年のコソボ紛争当時、バスフィエ氏はセルビア警察官に拉致され、警察官と市民による強姦被害に遭った。まだ16歳だった頃のことだ。彼女の事件は1999年に国連に、2010年に欧州連合コソボ法治任務団(EULEX)に報告された。2012年に加害者らが逮捕され、加害者らは控訴審でそれぞれ10年の刑と12年の刑を言い渡されたが、最高裁では結局棄却された。
 バスフィエ氏が初めて公開証言に出たのは、昨年10月16日だ。「他のサバイバーを助けて彼らに勇気を与えるために証言を決心した」というバスフィエ氏は、インタビューの間「決してあきらめるな」という言葉を繰り返した。バスフィエ氏が昨年、故キム・ボクトンさんに会った時、彼女から聞いて繰り返し思い出す言葉でもある。
 「(キム・ボクトン、キル・ウォンオクさん)二人に会ったのは、私にとって決して忘れられない感動的な経験です。本当にポジティブなエネルギーが感じられました。正義のために闘うエネルギーです。同時に悲しくもありました。彼女たちが私のお母さんやおばあさんでもありえたと思ったんです。お二人はどうやって初めて(性奴隷制問題を)告発するようになったか話して下さいました。キムさんは正義のために闘うことを絶対にあきらめないでと言い、キルさんは歌を歌ってくれました。美しい声を今も覚えています。私も彼らの願いに沿って生きられることを願っています」。
 バスフィエは「ビー・マイ・ボイス(Be My Voice)」キャンペーンを通じて、戦時性暴力サバイバーが声を上げるよう激励し、コソボ拷問被害者リハビリセンターの活動家として働き、戦時性暴力問題を公論化することに力を注いでいる。コソボ紛争の性暴力被害サバイバーは2万人余りと推定されるが、彼女の証言から「おかげで私の人生が完全に変わった」という他のサバイバーの話が少しずつ聞こえると語った。
 「ある被害者は、母親の経験を理解できず20年間言葉も交わさなかった息子が、私の証言を聞いて母親にようやく許しを求めたりもしたそうです。その時の経験を思い出して、証言をするのはとてもつらく疲れることでもあるけれど、このような話が私を闘い続けるようにする力になります」。 被害サバイバーの証言がなければ、加害者たちは絶対に自分の過ちを認めもせず、処罰もされないということ、処罰がちゃんとなされなければ同じ犯罪は繰り返されるということだ。この二つを強調しながらも「『より良い声』を一緒に示すことも重要だ」と力を込めて話した。「政府が軍や警察にもっと良い人間になれというメッセージを絶えず伝えなければなりません。国連平和維持軍までもが(ハイチに)派遣された時、性暴力を犯しました。私たちが黙っていると、そのような犯罪が沈黙の中に埋もれるのに力を添えることになります。
 17~19日に開かれる「世界戦時性暴力追放週間行事」でバスフィエ氏がもっとも期待するのは、日本大使館前での水曜集会だ。連帯と支持を示す方法が感銘深かったと話した。コソボを含め、より多くの国家がこのような平和なデモを選択することを望む。キム・ボクトン平和賞は「一番特別で誇らしい賞」で「これ以上(被害サバイバーの)苦痛は見過ごせないという意味」と受け止めると彼女は語った。
 18歳・12歳の2人の娘を育てるバスフィエ氏は、娘たちが幼い時から性暴力と性差別について、何が正しく何が間違いかについて話し合ったと言った。「より良い世界をつなぎたい」という願いも、彼女の動力になる。娘と同じ年頃の韓国の若い世代にも伝えたい言葉があるかと聞くと、目を輝かせた。「『ハルモニ』たちを支えて、歴史が繰り返されないように忘れずに学んでほしい」。

パク・ダヘ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/women/898418.html
韓国語原文入力:2019-06-18 21:16