三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「“分断の象徴”仁川海岸の鉄条網…“平和の造形物”に」

2019年06月16日 | 韓国で
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/33196.html
「The Hankyoreh」 登録:2019-04-08 22:24 修正:2019-04-09 07:47
■“分断の象徴”仁川海岸の鉄条網…“平和の造形物”に
 仁川市、49.81キロメートル区間の鉄条網撤去開始 
 取り払った鉄条網は、芸術造形物にして展示

【写真】8日、仁川市南洞区古桟洞の南洞工団海岸道路で、市関係者が鉄条網を撤去している=仁川/シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 仁川海岸を遮ってきた鉄条網がなくなる。撤去された鉄条網は、朝鮮半島の平和を象徴する“芸術造形物”として制作され、海洋親水空間に展示される。
 仁川市は8日「南洞工団海岸道路鉄条網撤去着工行事」を開き、2020年までに全長49.81キロメートルの鉄条網を撤去すると明らかにした。今回撤去する鉄条網は、松島(ソンド)バイオ産業橋から古桟(コジャン)料金所までの2.4キロメートル区間だ。市が国防部および軍部隊と持続的な協議を経て撤去を確定し、市が9億ウォン(約8800万円)を投じる。さらに万石埠頭と南港(3.44キロメートル)、松島物揚場(1.70キロメートル)、コジャム浦船着場(6.8キロメートル)、三木(サムモク)船着場(0.6キロメートル)の4カ所も年内に撤去される。

【写真】パク・ナムチュン仁川市長(左から4人目)と市民代表らが8日、仁川市南洞区古桟洞の南洞工団海岸道路で「鉄条網切断式」をしている=仁川/シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 市は、2020年までに海岸12カ所(総延長49.81キロメートル)の鉄条網を取り払う計画だ。これは江華(カンファ)と甕津(オンジン)を除く仁川海岸に設置された鉄条網67.25キロメートルの74.1%に該当する。国家安保のための一部存続区間を除き、多くの海岸鉄条網が撤去されるわけだ。
 市は鉄条網が消えた海岸5カ所を選定し、2020年までに132億ウォン(約13億円)をかけてエコ歩行路・公園憩い場・渡り鳥観察台などを作り、市民に開放する計画だ。
 市はまた、撤去された鉄条網を活用して芸術造形物を制作し、新たに造成される南洞工団周辺の海洋親水空間に展示する方針だ。市民参加のために「鉄条網造形物市民デザイン公募展」も開く。今月29日から5月5日まで、市のホームページを通じて応募できる。市関係者は「鉄条網の撤去は、海洋親水都市に進む第一歩であり、市民公募展を皮切りに市民と共に進める事業を持続的に発掘・推進していく」と話した。

イ・ジョンハ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/889177.html
韓国語原文入力:2019-04-08 17:23
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