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三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「韓国国防部「済州4・3事件」 72年ぶりに遺憾表明…「良民の犠牲に謝罪」」

2019年04月04日 | 抗日・反日闘争
https://japanese.joins.com/article/945/251945.html?servcode=200§code=200
「中央日報日本語版」 2019年04月02日15時07分
■韓国国防部「済州4・3事件」 72年ぶりに遺憾表明…「良民の犠牲に謝罪」
 韓国国防部が軍・警の武力鎮圧で数多くの良民が犠牲になった「済州(チェジュ)4・3事件(済州島四・三事件)」に関連し、事件発生72年ぶりに遺憾を表明する計画であることが分かった。
 2日、国防部関係者は「訪米中の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)長官に代わって徐柱錫(ソ・ジュソク)次官が明日(3日)もしくは明後日(4日)、済州4・3行事が開かれる光化門(クァンファムン)広場を訪問して犠牲者を哀悼し、(4・3事件に対する)遺憾を表明する」と明らかにした。
 ただし「徐次官は3日午前に開かれる4・3追悼式には参加しない」とし「光化門広場に用意された別途追慕空間で、罪のない良民の犠牲があったことに対して遺憾を表すものと承知している」と話した。
 「済州4・3」は「事件」という名称がつけられているが、1948年4月3日発生した騒乱を始まりに、1954年9月21日までの7年7カ月間、済州道で発生した武力衝突とその鎮圧過程で住民たちが犠牲になった一連の事件を総称している。
 当時、軍警は武装隊を鎮圧するという名目で罪のない済州道民1万人余りを虐殺したり、集落数十カ所を焼き払ったりしたことが真相調査を通じて確認されている。
 今まで大統領の謝罪はあったが、国防部次元で4・3犠牲者と遺族に公式に謝罪するのは今回が初めてだ。
 当局者は「軍当局で済州4・3に対する歴史的再評価があったわけではない」とし「したがって済州4・3に投入されて褒賞を受けた軍人に対する褒賞取り消しは検討していない」と話した。
 これに先立ち、ノ・ジェチョン国防部副報道官はこの日午前の定例記者会見で「鄭長官が(4・3に対して)公式に謝罪する計画があるか」という質問に「現在まで検討中」と触れるにとどまった。
 また、ノ副報道官は「国防部当局者が公式謝罪をするか」という追加質問には「いかなる形式であろうとも立場表明があるものと承知している」と回答した。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/33155.html
「The Hankyoreh」 2019-04-03 07:32
■韓国軍、72年ぶりに「済州4・3事件」に遺憾表明する
 ソ・ジュソク国防次官、3日または4日に謝罪の立場表明する予定 
 「遺憾と謝罪を表明する立場は確定…時期と形式はまだ決まっておらず」 

【写真】チョン・ギョンドゥ国防部長官//ハンギョレ新聞社

 軍当局が72年ぶりに初めて「済州4・3事件」について公式的な遺憾を表明する。
 国防部関係者は2日、「ソ・ジュソク国防部次官が、(韓米防衛相会談のため)米国を訪問しているチョン・ギョンドゥ国防部長官に代わり、済州4・3事件に対する遺憾を表明すると共に、犠牲者を哀悼する計画だ」と明らかにした。国防部の説明どおりなら、ソ次官は3日または4日、済州(チェジュ)4・3行事が行われる光化門(クァンファムン)広場を訪問し、謝罪の意を表する予定だ。国防部関係者は「(軍当局が4・3事件について)遺憾と謝罪の意を表明するという立場は確定したが、正確な時期と形式についてはまだ悩んでいる」と伝えた。
 済州4・3事件は、1947年3月1日の発砲事件を基点に1948年4月3日の騒擾事態を含め、1954年9月21日まで発生した武力衝突と鎮圧過程で、住民が犠牲になった事件だ。済州4・3事件真相究明及び犠牲者名誉回復委員会が確定した犠牲者数は、2018年現在、1万4233人だが、真相調査報告書は4・3当時の人命被害を2万5000~3万人と推定する。しかし、国防部はこれまで同事件を軍と警察が武装蜂起を鎮圧した事件だとし、謝罪や遺憾を表明しなかった。一方、2003年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に続き、昨年、文在寅(ムン・ジェイン)大統領までこの事件に対する謝罪と遺憾の意を表し、徹底した真相究明を約束した。今回の国防部レベルの遺憾表明は、軍レベルでも事件に対する立場表明が必要だという点を認めたためと見られる。
 文在寅大統領は昨年4月3日、済州市奉蓋洞(ポンゲドン)4・3平和公園で開かれた第70周年4・3犠牲者追悼式典に出席し、「これ以上4・3の真相究明と名誉回復が中断されたり後退することはないだろう」とし、「国家権力が加えた暴力の真相をきちんと明らかにし、亡くなった方々の無念を晴らし、名誉を回復する」と明らかにした。済州4・3事件の真相を究明するための政府レベルの努力は2000年当時、金大中(キム・デジュン)政権が4・3真相究明特別法を制定し、4・3委員会を立ち上げたことから始まった。2003年、盧武鉉大統領は約2年間にわたり行われた真相調査の結果報告を受けた後、済州島民400人の前で4・3事件に対する国家の責任を認め、慰霊祭に出席して、犠牲者や遺族、済州島民に謝罪した。盧大統領は「国政に責任を負う大統領として、過去の国家権力の過ちについて遺族と済州島民の皆さんに心よりお詫び申し上げます」と述べた。

ノ・ジウォン記者
http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/888418.html
韓国語原文入力:2019-04-02 22:33


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190403003700882?section=news
「聯合ニュース」 2019.04.03 19:58
■韓国国防部が初めて遺憾表明 警察トップは謝罪=済州四・三事件
【ソウル、済州聯合ニュース】韓国国防部は3日、済州島民が軍や武装勢力に虐殺された「四・三事件」について、事件発生から71年にして初めて遺憾の意を表明した。また警察トップもこの日、同事件の犠牲者を悼む追悼式に参加し、事件により罪のない島民が犠牲になったことに対し謝罪した。 

【写真】済州島四・三事件の犠牲者遺族と握手をかわす閔・警察庁長(右)=3日、ソウル(聯合ニュース)

 四・三事件は、米軍政の支配下にあった1948年4月3日、朝鮮半島の南側だけでの総選挙実施は南北分断を固定化するとして反対した民衆の一部が武装蜂起したことに対し、軍や警察が鎮圧を名目に多くの島民を虐殺した事件。一連の虐殺の犠牲者は3万人以上だとされる。
 公権力によって多くの民間人が犠牲になった代表的な事件について、軍と警察が道義的責任を認めたと受け止められ、今後、被害者の救済や真相究明に及ぼす影響が注目される。 
 国防部はこの日、「済州四・三特別法の精神を尊重し、鎮圧過程で済州島民が犠牲になったことに対し深い遺憾と哀悼の意を表す」と表明した。同部の長官や次官名義ではなく、国防部としての立場表明となった。
 国防部関係者は「きょうの国防部の四・三事件に対する立場表明は同事件を、『1948年4月3日に発生した騒乱および1954年9月21日までに済州島で発生した武力衝突とその鎮圧過程で住民たちが犠牲になった事件』と定義した『済州四・三事件の真相究明および犠牲者の名誉回復に関する特別法(2000年成立)』の精神を尊重するとの意味から出たもの」と説明した。
 国防部の徐柱錫(ソ・ジュソク)次官はこの日、ソウルの光化門中央広場に設けられた追悼所を訪れ、犠牲者を追悼した。 
 警察トップの閔カプ龍(ミン・カプリョン)警察庁長はこの日、光化門広場で開かれた同事件の追悼式に出席し、事件で犠牲になったすべての罪のない人たちに哀悼の意を表すると述べた。同事件を巡り、警察のトップが民間主催の追悼式に参加し、哀悼の意を表明したのは今回が初めて。
 閔氏は「哀悼の意の表明を謝罪と受け止めてもいいのか」と尋ねる報道陣に対し、「はい」と答え、「罪なく犠牲になった方々には明確に謝罪しなければならない」と強調した。
 警察が島民を虐殺したことを認めるかについては、「真実が一つ一つ明らかになっているため、明らかになった事実にしたがい、警察も事実を認める部分は認める」と述べた。
 一方、済州島を行政区域に持つ済州特別自治道の元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事はこの日、国防部と警察のトップが哀悼の意を表明したことを歴史的に大きな意味があるとし、歓迎するコメントを発表した。
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領はフェイスブックに、同事件の完全な解決が国民を一つにする道と考えて真相を糾明し、賠償や補償の問題、トラウマを癒すセンターの設立などにさらに力を傾けると書き込んだ。
 その上で、「事件の真実は誰も否定できない明らかな歴史の事実として確立されたことを宣言する」とし、「四・三事件の真相究明や犠牲者の名誉回復が中断したり、後退したりすることはない」と言明した。


https://japanese.joins.com/article/989/251989.html?servcode=200§code=200
「中央日報日本語版」 2019年04月03日16時51分
■文大統領「済州4・3事件の完全な解決は理念克服・国民統合への道」
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が3日、「済州(チェジュ)4・3事件(済州島四・三事件)の完全な解決が理念を克服して国民統合へ続く道」と述べた。
 文大統領はこの日午前、ツイッターなど公式SNSを通じて「重い足取りに、気が重い。真相を完全に糾明し、賠・補償問題とトラウマ治癒センター設立など済州道民の悲しい傷痕を癒やすための仕事にさらに力を傾けたい」と明らかにした。
 文大統領は「済州4・3事件は依然として春の陽射しの下に立っていること恥じ入らせる」とし「大統領として最後まで尽くしていきたい」と誓った。
 文大統領はまた「李洛淵(イ・ナギョン)首相が済州の心を慰め、政府の気持ちをうまく伝えてくれるだろう」としながら「鎮魂を越えて平和に進む済州道民の強靭さに深い尊敬の念を抱く」と話した。
 これに先立ちこの日午前、済州4・3平和公園で行われた第71周年済州4・3犠牲者追悼式には文大統領の代わりに李首相が参加した。
 一方、文大統領は昨年第70周年済州4・3追悼式に夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏とともに参加した。4・3追悼式に現職大統領が参加するのは2006年盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領以降2人目。
 文大統領は当時追悼の言葉で「4・3の真実はいかなる勢力も否定できない、明らかな歴史の事実に位置づいたことを宣言する。4・3の完全なる解決に向かけてブレることなく進んでいく」とし「国家暴力によるそのすべての苦痛と努力に対し、大統領としてもう一度深くお詫び申し上げる」と述べた。


https://www.afpbb.com/articles/-/3219158
「AFP」 2019年4月3日 21:51
■済州島事件から71年 韓国警察、虐殺を初めて謝罪

【写真】韓国南部済州島にある、済州島事件の慰霊碑を訪れた人々(2019年4月1日撮影)。【写真】韓国南部済州島で行われた、済州島事件の追悼式典の様子(2019年4月3日撮影)。

【4月3日 AFP】韓国の済州(Jeju)島事件の蜂起から71年となった3日、同国警察は当時の島民虐殺について初めて謝罪し、また軍も遺憾の意を表明した。
 事件は1948年4月3日、韓国南部にある同島で、北朝鮮・朝鮮労働党と同盟関係にあった共産主義政党の南朝鮮労働党が武装蜂起し、10か所以上の警察署を襲撃したことが発端。
 蜂起はすぐに鎮圧されたが、その後も済州島では朝鮮戦争(Korean War)の休戦協定締結をまたいで断続的な戦闘が6年ほど続き、その間、民間人1万人以上が韓国の治安部隊に殺害された。
 歴史の見直しを進める文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-in)氏は昨年、韓国大統領として初めて済州島事件犠牲者追悼式に出席。
 今年は韓国警察庁の閔ガプ龍(ミン・ガプリョン、Min Gap-ryong)庁長が式典で「われわれは犠牲となった罪のない人々に謝罪する」と述べた。また国防省も、謝罪には至らなかったものの、「深い遺憾の意」を表明した。
 済州島事件は今でも、同国の極めて政治的な問題としてとどまっている。「歴史を正す」ことの重要性を繰り返し訴えている文大統領は、第2次世界大戦(World War II)終戦時まで続いた日本による植民地支配からの朝鮮独立運動を、韓国と北朝鮮の両国に共通の民族意識として強調している。
 その一方で文氏は、済州島事件の犠牲者は全員、反政府活動を蜂起した共産主義者だと主張する韓国の右派は植民地時代の対日協力者の子孫だと非難している。