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山梨県知事
 令和5年度知事会見~2024年3月 2024(令和6)年2月1日の記者会見内容は掲載されてから確認します。

山梨県議会
 令和6年2月定例会会期並びに議事予定(会期36日間) 開会 2月15日
 代表質問・2月22日、代表質問と一般質問・2月26日 一般質問・2月27日~2月28日・・・3月21日に閉会
この記事のタイトルを『富士山の登山者 通行料2000円導入・県議会は』から変更しました。『山梨県議会状況・富士山の登山者 通行料2000円導入』 これは富士山対策について県議会の判断を確認したいからです。

UTYテレビ山梨 「豊かさと成長をもれなく身近なものに」長崎知事が所信表明(2024年2月15日 20:10)
 2月17日で就任から6年目を迎える山梨県の長崎知事は、15日開会した県議会の所信表明で今年を「県民生活強靭化元年」と位置づけました。 県議会では約5145億円の新年度当初予算案が審議されます。
 山梨県 長崎幸太郎知事:「本年を県民生活強靭化元年と位置づけ、あらゆる取り組みを生活の強さにつなげていきます」
 あさって17日に就任から6年目を迎える長崎知事。 去年1年間を「新しい将来構想の具体化に向けた土壌改良の時期」と位置付けたうえで、2期目2年目は就任当初から掲げる「豊かさの実感を県民に届けるよう尽力する」としています。
 長崎知事:「あらゆる日常局面の環境を向上させるため施策と生活の間に『見える橋』をかけてまいります。豊かさと成長をもれなく身近なものにする」
 きょう15日に開会した2月定例県議会では、県が重要課題としている人口減少対策や能登半島地震を受けた防災対策などが盛り込まれた約5145億円の新年度当初予算案が審議されます。
 また富士山の登山道にゲートを設置し使用料2000円を徴収する条例案も審議される予定です。
 一方1月20日に明らかになった長崎知事の1182万円の不記載問題については15日の議会で知事が言及する事はありませんでしたが、立憲民主党や共産党の県議は質問戦で追及する考えを示しています。
『立憲民主党や共産党の県議は質問戦で・・・』との事で、2月26日 1.清水喜美男 議員(未来やまなし)/2月28日 1.名取 泰 議員(日本共産党) のお二人です。

清水喜美男 議員(未来やまなし) については 未来やまなし会派ブログ 2月定例会が開会 2月15, 2024 の記事に『2.富士山登山鉄道構想の進捗状況と今後の進め方について』 が掲載されています。
清水きみお(山梨県議会議員@甲斐市) 氏ご自身の Twitter で 立憲民主党の旗の下でお写真の掲載あり『私は26日に代表質問に立ち、知事の政治姿勢を含めた14項目につき質します。』とも書かれてすます。

名取 泰(日本共産党)氏 日本共産党山梨県委員会から 名取 やすし(なとり)氏 のサイトを確認しました。

【追録】山梨県議会 選挙区別議員一覧(議員定数37人 欠員0名)
 未来やまなし会派ブログ 立憲民主党 議員紹介

NHK山梨 山梨県議会開会 新年度予算案など提出(2024年02月15日 15時42分)
 山梨県の2月定例県議会が15日、開会し、一般会計の総額で5145億円余りの新年度予算案や富士山の登山者の適正管理に向けた条例案などが提出されました。
(中略)
 そして富士山の適正な登山者数の管理に向けて、5合目の登山口にゲートを設置し登山者の通行を制限することなどを盛り込んだ条例案も提出されました。
 これについて長崎知事は「これまで登山者数の管理や安全確保に取り組んできたが、今なお、抜本的な解決には至っていない」と述べ理解を求めました。 2月定例県議会は3月21日までの36日間の日程で開かれます。
NHK山梨 富士山登山 通行料2000円 知事“価値踏まえれば妥当”(2024年02月14日 17時04分)
 富士山の安全な登山のための対策として、山梨県側の登山者に1人2000円の通行料を求めることについて、長崎知事は富士山の価値を踏まえれば妥当だという認識を示しました。
 県は富士山の適正な登山者数の管理に向けて、5合目の登山口にゲートを設置し1日あたりの登山者数を制限する条例案を15日開会する県議会に提出することにしていて、このなかで1人につき2000円を通行料として求めることにしています。
 これについて長崎知事は14日の定例記者会見で、「必要な経費、やるべきコストも含めて積み上げたもので、これから県議会でしっかり議論されると思う」と述べました。
 そして地元から慎重な声が上がっていることに対し、「いまやラーメンですら1杯2000円という話で、富士山の価値はそんなに低いものなのかとあえて問いかけたい」と述べました。
 そのうえで「今までより多く負担しても、十分、満足できる登山環境をしっかり作っていくことが本質で、安ければ安いほうがよいという考え方からは決別すべきだ」と述べ、富士山の価値を踏まえれば妥当だという認識を示しました。
 一方、平成26年の大雪による災害からきょうで10年になり、今月5日にも大雪で県外とつながる交通網が途絶される状態になったことを踏まえ、長崎知事は計画的な除雪など過去の教訓は生かされているものの、帰宅困難者の対応など交通のあり方について検討する必要があるという考えを示しました。

【部分引用】知事記者会見(令和6年2月14日水曜日) 富士山登山の通行料について
『知事 2000円は必要な経費、これからやるべきことのコストも含めて積み上げたものであって、これはいずれ理解はされると思いますし、これから県議会もありますので、そこでしっかり議論がされるんだと思います。』
YBS NEWS 富士山の通行料 1人2000円 知事は妥当強調 山梨県(2024年02月14日 19:44)
 山梨県が今年夏から富士山5合目で導入予定の1人2000円の通行料について、地元関係者からは高額という意見が根強い中、長崎知事は妥当な額と強調しました。
 県は富士山の混雑対策として今年夏から吉田口登山道の5合目で通行料として1人2000円を徴収する方針で、山小屋関係者や専門家の一部からは「高額だ」と指摘する声が上がっています。これを受け長崎知事は14日の会見で「必要な経費を積み上げたもの」などとその妥当性を強調しました。
 富士山の登山規制などの必要経費を盛り込んだ来年度の当初予算案は15日開会の2月定例県議会で審議されます。

富士山の登山者 通行料1人2000円を導入する
 2月1日に多数の報道記事がありましたのでブログに記録していました。山梨県議会開催につき2月15日からの記事をこちら移動しました。
 前の記事に記録していますが、静岡県側から登山する人々との関係はどのような対応を想定しておられるのか、登山の経験が無いのでわかりません。


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森嶋其進の企画展を開催(都留市広報)【会場・ミュージアム都留】
 谷村出身の町人で山梨の歴史研究には欠かせない『甲斐国志』都留郡の記事の編纂責任者を務めた森嶋其進の企画展を開催します。其進は商人の父を持ちながら、学問を究めることを志し、江戸の昌平坂学問所で学びました。実家の跡を継ぐために谷村に戻ってからは天明の飢饉の際には実家の倉から米を人々に配り人々を救済したことから「情けの島屋」と称されるなど地域のために尽力しました。
 また、谷村に私塾「朋来園」を開くなど子弟の教育にも力を注ぎました。
 本展では彼が残した『甲斐国志』編纂段階で作成した「甲斐国志草稿」や「村絵図」(それぞれ都留市指定文化財)や森嶋其進関連史跡を取り上げることで森嶋其進の人物像や功績をご紹介します。
 開催期間:令和5年12月9日(土曜日)~令和6年2月25日(日曜日)
 休館日 :毎週月曜日、祝日の翌日(祝日は開館)
 観覧料 :一般300(210)円 高校・大学生200(140)円
  ※JAF会員、20名以上の団体は( )内の料金です。
 開館時間:午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
  ※企画展開催期間中は小中学生とその保護者(一家族まで)と県立都留高等学校、県立都留興譲館高等学校、県立産業技術短期大学校、健康科学大学、都留文科大学の生徒・学生は無料となります
ミュージアム都留の地図 富士急大月線「谷村町駅」より徒歩約2分
山梨県 都留市の事業(Tsuru city)
2024年01月29日 「甲斐国志」の編さんに携わった森嶋其進を紹介する企画展(NHK山梨)【森嶋其進(もりしま きしん)】
 江戸時代の地誌、「甲斐国志」の編さんに携わった森嶋其進の業績などを紹介する企画展が都留市で開かれています。
 森嶋其進は、江戸時代の地誌、「甲斐国志」の中で、当時の都留郡についての編さんに携わりました。
 都留市の会場には、市の指定文化財となっている「甲斐国志草稿」や村絵図などあわせて36点が展示されています。
 このうち、「甲斐国志草稿」には、現在も神社として残る、金山権現や御嶽権現などが紹介されています。
 また、村絵図のコーナーには、当時の都留郡にあった谷村や川棚など10か所の手書きの古い地図が展示されています。
 企画したミュージアム都留の学芸員福島怜さんは、「展示されている、甲斐国志のさまざまな資料などを通じて、郷土のために力を尽くした森嶋其進について知ってもらいたい」と話していました。
 この企画展は、都留市のミュージアム都留で、来月25日まで開かれています。
「甲斐国志」の名前だけは見ておりますが ウィキペディア(Wikipedia)甲斐国志 を開くと自分が拝読するのは無理だと思うしかない。
『甲府城郭内の甲府学問所(徽典館)において徽典館学頭の富田武陵や都留郡下谷村(都留市中央)の長百姓森嶋基進(弥十郎)らが中心となって編纂に伴う史料調査が開始される。』 と書かれていて森嶋基進氏は凄い方だと知るのみ。

『「山梨デジタルアーカイブ」では山梨県立図書館が所有する貴重資料等をデジタル化して公開しています。 利用者の方は、来館することなくインターネット上で様々な資料を閲覧していただくことができます。』山梨デジタルアーカイブ
国書・『主に近世以前に日本人が著作・編集した和装本です。現在の山梨大学の前身である徽典館旧蔵の『甲斐国志』『甲斐名勝志』をデジタル化しました。』 と書かれています。

『甲斐国志の完成本は幕府献進本(ばくふ けんしんぼん)として江戸幕府に献上された。現在は国立公文書館内閣文庫に所蔵されている。編さんに際しては、甲斐全域の村役人・神主・僧侶・名士らの協力を得て、厳密な考証を加えたのもだけに内容は信頼度が高く、評価されている。』 甲斐国志 百二 士庶部( カイコクシ ヒヤクニ シシヨブ) 現在は国立公文書館内閣文庫に所蔵 とのことです。

 ウィキペディア(Wikipedia)には『郡内の森嶋家は直系子孫が途絶えており、明治後に東京へ転居しているため家財が整理され、震災や戦災の影響も受け蔵書目録に記されている草稿資料の多くは散逸している。1976年(昭和51年)には当主により残存資料が都留市立図書館へ寄贈され、現在はミュージアム都留に移管されている。』
とのことで、ミュージアム都留の企画展に出かけたいなと思いながらこの記事を終ります。


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石川県 記者発表資料 令和5年度(2024年1月から地震対策)
 記者発表資料 令和6年3月分
 記者発表資料 令和6年2月分
 記者発表資料 令和6年1月分
 記者発表資料 令和5年度【令和5年4月分~令和6年3月分の記者発表資料 月ごとの一覧表サイトです】
【令和6年(2024年)4月からは令和6年度3月まで通常の発表資料に地震関係も含まれると思います。】
石川県 鳳珠郡 穴水町(ほうすぐん)(あなみずまち)
 令和6年能登半島地震に関する情報
 ●広報 ●上下水道・道路・交通 ●り災証明・住宅・ごみ ●生活再建支援 ●ご寄附・ご支援 ●各課・町施設からのお知らせ ●国・県からのお知らせ ●その他

NHK 令和6年能登半島地震 最新情報
 2024年1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生しました。地震や津波による被害の情報やライフライン・交通情報、最新ニュースなどをまとめています。
【追録】
 NHK金沢放送局 が多数報道の継続です。
 NHK地震情報で『2024年2月3日 15:09ごろ 山梨県東部・富士五湖 マグニチュード4.3 最大震度3』が掲載されていました。

「令和6年能登半島地震」ニュース一覧
NHKのニュースは 2024年1月1日 16時09分の石川県能登地方で震度5強の地震 に始まる膨大な記事群で読み切るのは困難ですが、引き続きNHK報道を見ていくつもりです。
 
中日新聞・北陸発 能登半島地震
 2024年1月1日に発生し、石川県能登地方で最大震度7を観測した「能登半島地震」。被災者の声や現場の様子、生活情報などをまとめました。
 【号外】石川で震度7 2024年1月1日 18時39分 (1月2日 23時28分更新)  が中日新聞の記事始まりと思います。
 同じ名称で大きな画像とメッセージも掲載された記事があります 【号外】石川で震度7
 


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富士登山鉄道構想 地元で反対相次ぐ 周辺自治体などが意見交換会 山梨県(2024年02月16日)(YBS NEWS NNN)
 富士山の環境保全へ、地元観光業者や周辺自治体による意見交換会が開かれ、山梨県の富士登山鉄道構想について反対の声が相次ぎました。
 意見交換会は16日、富士山の現状や課題を共有するため富士吉田市が初めて開催しました。県と富士吉田市それに静岡県側の周辺市町のほか、山小屋や神社、観光の関係者など15団体が参加しました。
 意見交換会では冒頭、富士吉田市の堀内茂市長が富士山登山鉄道構想について改めて反対を表明。「多くの反対意見が市に届いている」と強調しました。また出席者からも将来の技術進歩を想定し、「鉄道を走らせる必要があるのか」といった反対意見が相次ぎました。
 このほか、今夏に吉田口登山道で予定される1人2000円の通行料について、導入の経緯を確認する声も上がりました。
 富士吉田市は意見を集約し、登山鉄道構想について中止を求める考えで、富士山環境についても必要に応じて関係機関に要望書を出す方針です。


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東京新聞 不信任を否決後にこの笑い…盛山正仁文科相を続投させて大丈夫か? 危うい記憶力、「名案」も思い付けない 2024年2月22日 12時00分

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点が取り沙汰される盛山正仁(もりやま まさひと)文部科学相の不信任決議案が20日、自民党などの反対で否決された。否決後、今後の信頼回復の方法を問われた盛山氏は「名案があれば教えて」。振り返ると、似たような人ごとめいた発言が…。宗教法人を所管する大臣に対し、国民の不信感が解消されたと言えるだろうか。(森本智之、岸本拓也)

【以下は◆部の冒頭一行だけ掲載しておきます。】

◆信頼回復策を聞かれても、あの答え
 立憲民主党が提出した盛山氏の不信任決議案は、20日午後、衆院本会議で採決された。共産党、国民民主党なども賛成したが、自民、公明の与党に加え日本維新の会などの反対多数で否決された。

 盛山氏はその後、記者団に「まずはほっとした」とひと言。「粛々とこれまで通り対応したい」と続投の意思を表明したものの、信頼回復に向けた取り組みを問われると「名案があれば教えてほしい」と、判断を丸投げするかのようだった。


◆文科省行政ど真ん中の質問にも即答
 実は、盛山氏は16日の閣議後記者会見でも同じような受け答えをしていた。

 記者から「今後解散命令請求をされるような団体が選挙応援を申し出てきたら見分けられるのか」とただされると「見分けるのは難しい。名案は思い浮かばない」とさじを投げてしまった。

 さかのぼれば、昨年9月の文科相の就任会見でも教員のなり手不足について問われ「正直名案はありません」と即答していた。文科行政のど真ん中の質問だっただけに、就任早々、ネットなどで大臣起用を疑問視する声が出た。


◆「うすうす思い出してきた」に違和感
 盛山氏が旧統一教会の関連団体「世界平和連合」から選挙支援を受けたとの疑惑は今月6日、朝日新聞が写真付きで報じて発覚した。

 盛山氏は同日の衆院予算委員会で「はっきりした記憶がない。あれば(自民党調査で)報告していた」と答弁。ところが翌7日になると「報道された写真を見てうすうす思い出してきた」と変化するなどあいまいな答弁に終始している。

 名門私立校の灘中・高から東大法学部に進んだ盛山氏。国土交通省の官僚を経て、政界に転じた。経歴に照らすと、記憶力や判断力を疑わせるような答弁に違和感を禁じ得ない。


◆受験生「記憶にないわけないでしょ」
 盛山氏に名案が思い浮かばないのならと、知恵を授けてくれそうな学問の神様をまつる東京・湯島天神の周辺で参拝者らに聞いてみた。

 受験シーズン真っただ中、志望大学への合格を祈願した高校3年の女子生徒は「記憶にないわけないでしょう」と突っ込み。「信頼を取り戻す方法が分からないなら、信頼感のある人に交代するしかないのでは」と即答した。盛山氏の問題と受験問題のどちらが難しいか尋ねると、「受験の方がよほど難しいです」と話した。


◆「やめるしか」「また同じ問題起きる」
 年金生活者という都内の男性(72)も「学問の神様の前で聞くほどの難問でもない」と一蹴。「本当に記憶になくても問題だし、覚えてるのに忘れたふりをしていても問題。どっちにしてもやめるしかないと思う」

 取材では同じように辞任を求める声が目立ったが、中には冷めた意見も。新潟市から観光で訪れた植木職人の男性(70)は「関係を断つと言っても次々に問題が発覚するのは、それだけ統一教会と自民党は根深くくっついているからでは。交代してもまた同じような問題が起きるよ」


◆「教団側のリーク」と主張するが…
 盛山氏と旧統一教会側との関係がポロポロと出てきたのはなぜか。盛山氏は16日の閣議後記者会見で「(教団側が)揺さぶりをかけてきているということも十分考えられる」と強調した。昨年10月に文科省が教団の解散命令を東京地裁に請求したことへの「意趣返し」で、教団側から盛山氏との関係が意図的に「リーク」されている可能性を示唆したものだ。

 一方、世界平和連合は17日、ウェブサイトで声明を発表。その中で、盛山氏が窮地に陥っているのは、岸田首相が2022年8月に教団との関係を断つと宣言したためだと主張した。「こちら特報部」は21日、同連合に、盛山氏の「揺さぶり」発言への受け止めを尋ねたが、期限までに回答はなかった。


◆「接点」報道で安倍派が出ないのは…
 教団側の情報工作が疑われるのは、このところ過去の「接点」が報じられているのは、岸田首相をはじめ、林芳正官房長官、今回の盛山氏と、「岸田派」ばかりだからだ。ジャーナリストの鈴木エイト氏は「もともと、長年盛山氏を応援したのに解散命令請求を出された憤りが個々の信者にはあった。これまで自民党との関係に配慮した教団側はそういう憤りを抑えていたが、今回、岸田派に限ってはリークを黙認している状況だ。関係が深い安倍派の話が一切出てこないのもその裏付けだ」と話す。

 とはいえ、盛山氏と教団側の間に問題視される接点があったのは事実だ。「22年に実施した自民党の点検の甘さが、教団に付け入る隙を与えている。議員個人だけでなく、自民党が過去、統一教会や勝共連合などとどのように付き合ってきたのか、第三者を入れて徹底的に調査しなければ」と鈴木氏は説く。


◆更迭避けるのは「首相の保身」
 文科省の解散命令請求を受け、東京地裁は22日、国と教団側双方に話を聞く「審問」を初めて実施する。また、同省は被害者の救済に向けて、不動産の処分前の届け出を義務付ける「指定宗教法人」に教団を指定する方向で検討している。

 こうした手続きが進む中で、盛山氏の不信任案が否決され、岸田首相も「現在は関係を持っていない」と擁護した。しかし、文科省のトップを盛山氏が続けることに問題はないのか。法政大学の白鳥浩教授(現代政治分析)は「教団から選挙支援で便益を得ていたような人物が、解散命令請求を出す組織のトップにいる状況は利益相反だ。これからの裁判で教団と最後まで対抗できるのか、疑念が付きまとう」と指摘する。

 22年10月には、自民党の点検後にも接点が次々明らかになった山際大志郎経済財政・再生相(当時)が事実上更迭された。白鳥氏は「普通に考えたら盛山氏も罷免か更迭するのが筋だ。しかし、それでは岸田首相が自身と教団との接点は『知らない』と不問にしたこととの整合性が全く取れない。盛山氏を擁護するのは、自身の安全を図っているためと見られても仕方ない」と批判する。


◆盛山氏擁護は政治不信を招くだけ
 自民党の政治資金パーティーを巡る問題も、衆院の政治倫理審査会に誰が出席するかを含めて収束していない。教団の問題を巡る一連の盛山氏の言動や、その盛山氏を擁護して政権の維持を図る岸田首相の姿勢は、政治不信を一層招いているだけではないか。

 駒沢大の山崎望教授(政治理論)は「岸田首相の対応からは、国民からの政治への信頼を回復しないといけない、という切迫感が見えない。支持率が低いのは、一連の対応が国民に認められていないためだ」と指摘し、こう続ける。「支持率の低さは政治そのものへの不信につながる。岸田首相や自民党の話にとどまらず、民主主義をむしばむ危機的な問題であることを厳しく認識する必要がある」


◆デスクメモ
 小学校の学習指導要領は、問題発見・解決能力を学習の基盤に位置付ける。善悪を「見分けられず」、名案が「思い浮かばない」人が教育行政を担うとしたら、子どもたちに顔向けできない。より適任者はいないのか。いや今の党内では、こちらも名案が思い浮かばないのかもしれない。(北)

盛山正仁 (もりやま まさひと)
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自由民主党 盛山正仁

読売新聞 盛山氏不信任案を否決 2024/02/21 05:00
Wikipedia 盛山正仁


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山小屋関係者「間に合わない」 富士登山の条例化 県から具体策示されず 山梨県(2024年02月15日)(YBS NEWS NNN)>
 安全な富士登山へ、県と山小屋関係者らによる意見交換会が15日、富士吉田市で開かれました。
 意見交換会には山小屋関係者やツアーガイドら19人が参加し、県が規制の検討状況を説明しました。ただ、説明は規制に向けた関係者との意見交換の内容を報告するにとどまり、登山者数の上限や登山できる時間帯など規制の具体策については、検討中としました。
 一方、山小屋はすでに来シーズンの予約が埋まってきているとし、出席者からは「予約客に規制状況を説明できない」「もう間に合わないのではないか」などとする声が相次ぎました。
 県は「慎重かつ早急に検討を進めていきたい」としています。


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NHK 2024年2月19日 「店を再開していいのか」迷いの中、街の人の声に支えられ…【穴水町(あなみずまち)】
 「復旧作業が続く中、再開していいのか迷いがあったんです…」
  石川県穴水町で19日に営業を再開した、洋菓子店の店主のことばです。
  でも街の人たちからは「お店続けられそう?」「またお菓子食べたいわ」「開いたら買いに行くね」との声が。
  自分にもできることがある。
  そう思って小学3年生の娘と一緒に考えたのが、このクッキーでした。
 

【このページは長文です・・・】
  再開した店は10軒だけ/「再開してもいいのか」/「力を合わせて少しずつ」/穴水町では循環バスも再開/「40~50分かけて歩いてました」/「すごく小さな一歩かもしれないけれど」

【最終メッセージ・・・】
 穴水町観光交流課 牛谷政樹課長補佐
  まずは無事に走らせることができたことをホッとしております。1日も早く公共交通が通常どおりに走ることが復興につながると思います。
  きょうはすごく小さな一歩かもしれませんけれど、こういうことを積み重ねて、通常の生活に戻れるよう頑張っていきたいです。
 


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NHK 2024年2月23日 23時07分
軍事侵攻 24日で2年 プーチン大統領 “核戦力を増強
 ウクライナヘの軍事侵攻から24日で2年となるのを前に、ロシアのプーチン大統領は軍人をたたえるロシアの祝日に合わせて動画を公開し、通常兵器に加えて核戦力を増強しているとして強気の姿勢を強調しました。
 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から24日で2年となる中、戦闘が収束に向かう見通しは見えておらず、ウクライナでは23日もロシア軍の攻撃が続いています。
(中略)
 アメリカの支援継続にトランプ前大統領が影響
 ウクライナの最大の軍事支援国、アメリカの支援の継続に大きな影響をおよぼしているのが、ことし秋の大統領選挙に野党・共和党から立候補しているトランプ前大統領です。
(中略)
 米元大使「ウクライナはこの先1年防衛に重点」
 アメリカの元駐ウクライナ大使のウィリアム・テイラー氏はNHKの取材に対し、先月下旬キーウで、ゼレンスキー大統領の側近のイエルマク大統領府長官と今後の戦略について意見を交わしたと明らかにしました。
 その上で「ウクライナ側と議論してわかったのは、ウクライナはこの先1年、防衛に重点を置くことだ。訓練に力を入れ、兵力を増強し、F16戦闘機などの新しい兵器を使いこなせるようにして、再び攻勢をかけるための準備を進める。これは去年、反転攻勢がうまくいかなかったからだ。バイデン政権は、このウクライナの戦略決定に基づいて支援を行うことになるだろう」と話していました。
【記事は以上です】
NHK 2024年2月21日 18時32分 ウクライナからの避難者 日本で長期的滞在希望 7割超 日本財団
 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まってから2月24日で2年となるのを前に、日本財団がウクライナからの避難者にアンケートを行ったところ、日本での長期的な滞在を希望する人は7割以上にのぼることが分かりました。
 アンケートは、ウクライナからの避難者を支援している日本財団が去年11月から12月にかけて行い、1022人が回答しました。
 この中で帰国の意思を尋ねた質問では、「できるだけ長く日本に滞在したい」が39%、「ウクライナの状況が落ち着くまでは、しばらく日本に滞在したい」が33.9%と、あわせて72.9%となり、前の年、2022年の同じ時期に行われた調査よりも7ポイント余り増加しました。
 また、給付金と生活物資の提供以外で必要な支援について複数回答で尋ねた質問では、
  ▼「仕事の紹介、職業訓練」が44.7%と最も多く、
  ▼「日本人の仲間づくり」が34%、
  ▼「日本語教育」が29.4%などでした。
 おととし9月にウクライナから日本に避難したボヤルチュック・ジュリアさんは、日本財団が21日に開いた記者会見に出席し、「ウクライナにすぐに戻ることはできないので、今後もできるだけ長く日本に滞在したいです。今は日本語をもっと上達させたいです」と話していました。

 ウクライナから日本に避難している人 2098人(2月14日時点)
 出入国在留管理庁によりますと、ウクライナから日本に避難している人は、2月14日時点で2098人で、避難生活が長期化するなか、日本語の学習や就職の支援などが課題となっています。

 “母国に親が残る”約6割が回答 日本財団 希望者に渡航費支援
 日本財団が今回行ったアンケートでは、およそ6割の人がウクライナに親が残っていると回答するなど、多くの人が母国に家族が残っていると回答しました。
 こうした人の中には早期の帰国を望む人もいますが、渡航費用の問題で帰国できないという声が寄せられたということです。
 こうしたことから日本財団は、生活費などを支援している避難者のうち帰国を希望する人に対して、航空券と30万円の一時金を支給する新たな支援を行うことを決めました。
 おととし9月に日本に避難し、ウクライナにいる母親を看病するために、財団の支援を受けて近く帰国する予定の、ホデンコ・オレクサンドラさんは、「日本で生活を続けるうちに友人もできて、日本に愛着を感じるようになりました。今は離れることを寂しく感じています」と話していました。

2024年2月20日現在(速報値)法務省 都道府県別ウクライナ避難民在留者数
 

2022-03-01 国内での対応を確認して記事にしたリンク集を作りました・・・
国会と都道府県議会のロシア非難・ウクライナ支援のメッセージ(情報リンク)
 数ヶ月は各地の状況を確認していたと思いますが、そのままにしてあります。気になった事が判りましたので良かったです。

【ウクライナの状況・支援】 このページを設定したのはかなり後です。


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山梨県知事の現金1182万円の不記載 会見から1か月 これまでの知事説明と残された疑問(UTY)2024年2月20日 20:28
 山梨県の長崎幸太郎知事が自民党二階派から受け取った現金1182万円を政治資金収支報告書に記載しないまま、約5年間保管していたことが明らかになってから20日で1か月となります。
 この問題についてこれまでの知事の説明と反応、そして残された疑問を様々な「言葉」を中心にまとめました。

 山梨県 長崎知事幸太郎知事(1月20日 富士吉田市内で会見): 「県民、国民の皆様に心からお詫びします。まことに申し訳ありませんでした」
 謝罪の言葉とともに深々と頭を下げた長崎知事。

 1月20日、自ら代表を務める資金管理団体が2019年、自民党二階派からパーティー券の販売ノルマを超えた分に当たる現金1182万円を受け取ったものの収支報告書に記載せず、約5年間事務所の金庫に保管していたことを明らかにしました。【以下は略します】

 長崎知事: 「収支報告にどのように反映させるかについて志帥会からの指示を待っていたまま失念し、今日まで事務所に別途保管されたまま放置されていたものです」

 1000万円を超える現金を失念し、放置。
 長崎知事は裏金という指摘を否定し「預り金」という認識を示しました。
 長崎知事:(1月25日 知事会見) 「そもそも裏金の定義を教えてください。いったいどういう事を裏金と定義して私に今質問しているのでしょうか。私たちは預り金的なものとして認識していた。すなわち私たちは自分たちの資金として認識していなかったわけです。(収支報告書ではない)帳簿にしっかり記載をし、他人様のお金のなので、これまで手を付けず保管をしていた。したがってこれは決して裏金ではありえない」

 そのほかの説明については…

 UTY記者:(1月22日) 「お金のやり取りは秘書がやられた?」
 長崎知事: 「そこらへんはすべて公判前であって具体的な話というのは一切しない」

 1000万円を超える現金を失念し、放置。
 長崎知事は裏金という指摘を否定し「預り金」という認識を示しました。
 長崎知事:(1月25日 知事会見)
  「そもそも裏金の定義を教えてください。いったいどういう事を裏金と定義して私に今質問しているのでしょうか。私たちは預り金的なものとして認識していた。すなわち私たちは自分たちの資金として認識していなかったわけです。(収支報告書ではない)帳簿にしっかり記載をし、他人様のお金のなので、これまで手を付けず保管をしていた。したがってこれは決して裏金ではありえない」


 そのほかの説明については…

 UTY記者:(1月22日)「お金のやり取りは秘書がやられた?」
 長崎知事: 「そこらへんはすべて公判前であって具体的な話というのは一切しない」

 UTY記者:(1月25日 知事会見) この公判というものは誰の何を指しているのか確認させていただけませんか?
 長崎知事: 「志帥会(二階派)の会計責任者です」
 UTY記者: 「そうしますと1182万円に関しては志帥会の会計責任者の公判に影響するお金だという風に認識されているということでよろしいでしょうか?」
 長崎知事: 「いずれにしてもそれに関する一切の事は触れるべきではないというのが弁護士からのアドバイスでありますので、それはUTY記者もよくご存知だと思いますが、そういうものだということで理解をしております」

 UTY記者: 「知事のもとにどういった県民からの声が寄せられていてそれについて、知事はどのように受け止めていらっしゃるかをお伺いできれば」
 長崎知事: 「どういう事なんですかという話が合ったので、そこはしっかり正確に説明を致しました。皆さん納得していただいて『そうだよね』、ちょっとUTYさんを含めて報道の仕方から『誤解を受けていました』みたいな話はされていました」

 その上で「説明責任はすでに果たした」という認識を示しています。

 長崎知事:(2月1日 知事会見) 「説明責任に関しましてはどこよりも早くしっかり記者の皆さんを通じて有権者の皆様にご説明をしたと思います」

 これに対し…

 UTY記者:(甲府地方検察庁前) 「不記載問題を受けて市民グループが長崎知事に対する刑事告発に向かいます」

 1月30日、市民グループが長崎知事と当時の会計責任者を政治資金規正法違反の疑いで甲府地検に刑事告発しました。

 刑事告発した市民グループ 山本大志代表:
  「預り金的なものであれば金員の交付を受けても収支報告書に記載しなくてもよいなどという詭弁が政治資金規正法上、認められる余地は一切ありません。渡された現金をその趣旨を問うこともなく受け取り、挙句の果てにはその存在を忘れるなどということは通常起こりえない」


 政治とカネの問題が県のトップにも波及したことについて自民党県連は…
 自民党県連 浅川力三会長代行:
  「このことは我々が言及する立場にないですよ。知事自身も色んな形の中で厳しい目線で見られているという事はわかっておりますし、これは政治生命にかかわってくる話だというふうに思います」


 国会では知事の「預り金」という説明が取り上げられました。
 立憲民主党 中島克仁衆議院議員:(2月1日)「預り金というのは自民党では一般的なのか?」
 林 芳正官房長官: 「(『預り金』というものは)見聞きしたことはないと認識している」
 長崎知事:(2月14日 知事会見)「それは林さんはそうかもしれないけど、それだけです」

 県内の野党は追及する構えをみせ、1月、共産党県委員会が詳細な説明を求める要望を行いました。

 また2月は立憲民主党県連が政治的責任など6つの質問に対する説明を申し入れました
 この中では二階派の2020年の収支報告書に記載された前年の繰越金が約636万円で、その時点で知事が保管していた現金1182万円より少ないことから、自らの裏金を否定している知事の説明通りだとしても「二階派の簿外の金を知事が預かっていたことになるのではないか」と指摘しています。

 立憲民主党県連 小沢雅仁代表:(2月10日)
  「どう考えてもつじつまが合いませんので、(現金1182万円は)預かり金という性格ではなくて(二階派の)簿外のお金という事ですので、極めて不透明なお金を知事自身が金庫に保管をしていたと」


 これに対しては・・・

 長崎知事:(2月14日 知事会見) 「それは二階派に聞いてください」
 UTY記者:
  「(UTYでは)二階派にはすでに質問状を送っているのですけれど、(UTYの質問状に対する)二階派の回答としては『総務省のHPで公開されている』『再び記載漏れすることがないように注意する』という回答しか頂けなかったので、今うかがっているのですが」

 長崎知事:「なので、それは二階派に聞いてください」

 現在開会中の2月県議会では知事に対して立憲民主党などの県議が質問戦でこの問題を追及する見通しです。
山梨県2月議会は2月15日開会済み
 令和6年2月定例会会期並びに議事予定(会期36日間) (質問の日程と議員名が書かれています)
 代表質問・2月22日、代表質問と一般質問・2月26日 一般質問・2月27日~2月28日・・・3月21日に閉会

「全く説明責任を果たしていない」山梨県知事の1182万円の不記載問題 立憲民主党県連は追及姿勢(UTY)2024年2月20日 21:18

 1182万円の不記載問題に対する立憲民主党山梨県連の申し入れに「対応を求められていない」とした山梨県の長崎幸太郎知事に対し、県連は反発を強め「今後もこの問題を県民に訴え知事に説明を求めていく」としています。

 立憲民主党県連が不記載問題に関する説明などを求めた申し入れに長崎知事は
 山梨県 長崎幸太郎知事:(2月14日) 「特に対応を求められていないようなので、よく考えていきたいと思っています」

 この知事の対応に立憲民主党県連は反発を強めています。
 立憲民主党県連 小沢雅仁代表:(2月19日)
  「県民のみなさんに説明をして下さい、という対応を求めているわけですので。(知事は)これ以上説明したくないんでしょうね、触られたくない不記載の事について触られたくない質問されたくない。しかし、これでは山梨県知事としてこの問題に対して全く説明責任を果たしていない」
 また、二階派の簿外のお金を管理していることになるのではないか、という指摘に長崎知事が「二階派に聞いてください」としたにことについては…

 立憲民主党県連 小沢雅仁代表: 「それは二階派に聞いてくれというは(知事は二階派の参与で)二階派に所属している方なので、それは知事自らがきちんと説明すべきでしょう」
 立憲民主党県連は「今後も事あるごとにこの問題を県民に訴え、知事に説明を求めていく」としています。

「算定方法は不合理ではない」弁護士費用1億4300万円を巡る訴訟 山梨県側が勝訴 市民グループの訴え棄却 甲府地裁(UTY)2024年2月20日 21:37

 山梨県有地の賃貸借契約をめぐる訴訟で長崎幸太郎知事が弁護士に着手金として支払った1億4300万円は違法などとして市民グループが返還などを求めた裁判は20日に判決が言い渡されました。
 甲府地裁は着手金の算定方法は不合理ではないとして原告側の訴えを棄却し、裁判は山梨県側が勝訴しました。
 この裁判は県と富士急行との県有地の賃貸借契約をめぐる訴訟で県が担当弁護士に、着手金として1億4300万円を支払ったのは違法などとして、市民グループが県に対し、知事か弁護士に同じ額を支払わせるよう求めたものです。
 20日の判決で甲府地裁の新田和憲裁判長は県の着手金の算定方法は不合理ではないとしました。
 そのうえで原告側が主張した長崎知事の裁量権の逸脱などの事実は認められないとして原告側の請求を棄却しました。
 県側勝訴の判決に原告側は県民の利益を損なったと批判し控訴する考えです。
 市民グループ 山本大志さん: 「東京高裁で私たちの正当性を主張して必ずや勝訴を勝ち取りたい」
 一方、県は「県の主張が全面的に認められたことは当然の結果として受け止めております」というコメントを出しました。
 県有地問題の弁護士費用をめぐっては、6600万円の委託費の返還を求める住民訴訟が20日に結審し、4月23日に判決が言い渡されます。
Yahoo!ニュース 2/20(火) 20:29配信 山梨県知事の現金1182万円の不記載 会見から1か月 これまでの知事説明と残された疑問
 「コメント31件」と書かれています。Yahoo!ニュースの掲載はいつまでなのか知りません。


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2024年2月14日 産経新聞 「ラーメン2000円に対し、富士山の価値はこんなに低いのか」 登山通行料巡り、山梨県の長崎幸太郎知事
 山梨県が富士登山の通行料として1人当たり2000円をこの夏から徴収する方針に対し、地元や富士山関係者から、金額などに異論が出ていることについて、長崎幸太郎知事は14日の定例記者会見で「今やラーメンですら1杯2000円がどうだという問題になっている中、富士山の価値はこんなに低いのかとあえて問いかけたい」とし、金額は高くなく、妥当との見解を示した。

 山梨県は2月定例県議会に、来訪者管理や混雑防止を目的に、富士登山通行料徴収などの関連条例案や予算案を提出している。これに対し、有識者でつくる富士山世界文化遺産学術会議の会合や地元関係者からは通行料2000円の根拠や、金額の決定をもっと慎重に行うべきだといった意見が出ていた。

 長崎氏は通行料は「今後実施する安全対策なども含め、必要な経費を積み上げた」と根拠を説明した。さらに「(登山者が)今までよりも多く負担しても十分満足できるような登山環境をしっかり作っていくことが本質で、安ければ安い方がいいという考え方からは決別すべきだ」と強調。県議会でも議論していくこともあり、「いずれ理解される」と語った。
山梨県・記者会見『知事記者会見は、ライブ配信を下記のリンクから視聴できますので、ぜひご覧ください。』
長崎幸太郎知事が 令和6年2月14日の知事会見 でご発言された内容を掲載しておきます。
質問内容・富士山登山の通行料について
記者
 富士山の規制の通行料2000円の件で、予算でも2000円を基に計上されていると思うのですが、一方で地元関係者への取材をすると、もう少し慎重な議論をして欲しいという声がいまだに聞こえるんですけれども、2000円というものが地元の理解を得られているかどうか、進捗を伺えればと思います。

知事
 2000円は必要な経費、これからやるべきことのコストも含めて積み上げたものであって、これはいずれ理解はされると思いますし、これから県議会もありますので、そこでしっかり議論がされるんだと思います。
 ただ、今や、ラーメンですら一杯2000円がどうだっていう問題になっているぐらいの話ですから、富士山の価値はそんなに低いものなのかと、私はあえて問いかけたいと思います。
 ちなみに、来訪客の抑制効果が出てくるのは7000円を超えてからだという京都大学の先生の試算値もあるわけですが、少なくとも2000円を出しても、今までよりも多く負担しても、十分満足できるような登山環境を、我々はしっかり作っていくと、そちらがむしろ本質で、安けりゃ安い方がいいっていうのは、ちょっとそういう考え方からは、いずれにしても決別するべきだと、そういう時が来ていると私は考えています。
 


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