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山梨県知事の現金1182万円の不記載 会見から1か月 これまでの知事説明と残された疑問(UTY)2024年2月20日 20:28
 山梨県の長崎幸太郎知事が自民党二階派から受け取った現金1182万円を政治資金収支報告書に記載しないまま、約5年間保管していたことが明らかになってから20日で1か月となります。
 この問題についてこれまでの知事の説明と反応、そして残された疑問を様々な「言葉」を中心にまとめました。

 山梨県 長崎知事幸太郎知事(1月20日 富士吉田市内で会見): 「県民、国民の皆様に心からお詫びします。まことに申し訳ありませんでした」
 謝罪の言葉とともに深々と頭を下げた長崎知事。

 1月20日、自ら代表を務める資金管理団体が2019年、自民党二階派からパーティー券の販売ノルマを超えた分に当たる現金1182万円を受け取ったものの収支報告書に記載せず、約5年間事務所の金庫に保管していたことを明らかにしました。【以下は略します】

 長崎知事: 「収支報告にどのように反映させるかについて志帥会からの指示を待っていたまま失念し、今日まで事務所に別途保管されたまま放置されていたものです」

 1000万円を超える現金を失念し、放置。
 長崎知事は裏金という指摘を否定し「預り金」という認識を示しました。
 長崎知事:(1月25日 知事会見) 「そもそも裏金の定義を教えてください。いったいどういう事を裏金と定義して私に今質問しているのでしょうか。私たちは預り金的なものとして認識していた。すなわち私たちは自分たちの資金として認識していなかったわけです。(収支報告書ではない)帳簿にしっかり記載をし、他人様のお金のなので、これまで手を付けず保管をしていた。したがってこれは決して裏金ではありえない」

 そのほかの説明については…

 UTY記者:(1月22日) 「お金のやり取りは秘書がやられた?」
 長崎知事: 「そこらへんはすべて公判前であって具体的な話というのは一切しない」

 1000万円を超える現金を失念し、放置。
 長崎知事は裏金という指摘を否定し「預り金」という認識を示しました。
 長崎知事:(1月25日 知事会見)
  「そもそも裏金の定義を教えてください。いったいどういう事を裏金と定義して私に今質問しているのでしょうか。私たちは預り金的なものとして認識していた。すなわち私たちは自分たちの資金として認識していなかったわけです。(収支報告書ではない)帳簿にしっかり記載をし、他人様のお金のなので、これまで手を付けず保管をしていた。したがってこれは決して裏金ではありえない」


 そのほかの説明については…

 UTY記者:(1月22日)「お金のやり取りは秘書がやられた?」
 長崎知事: 「そこらへんはすべて公判前であって具体的な話というのは一切しない」

 UTY記者:(1月25日 知事会見) この公判というものは誰の何を指しているのか確認させていただけませんか?
 長崎知事: 「志帥会(二階派)の会計責任者です」
 UTY記者: 「そうしますと1182万円に関しては志帥会の会計責任者の公判に影響するお金だという風に認識されているということでよろしいでしょうか?」
 長崎知事: 「いずれにしてもそれに関する一切の事は触れるべきではないというのが弁護士からのアドバイスでありますので、それはUTY記者もよくご存知だと思いますが、そういうものだということで理解をしております」

 UTY記者: 「知事のもとにどういった県民からの声が寄せられていてそれについて、知事はどのように受け止めていらっしゃるかをお伺いできれば」
 長崎知事: 「どういう事なんですかという話が合ったので、そこはしっかり正確に説明を致しました。皆さん納得していただいて『そうだよね』、ちょっとUTYさんを含めて報道の仕方から『誤解を受けていました』みたいな話はされていました」

 その上で「説明責任はすでに果たした」という認識を示しています。

 長崎知事:(2月1日 知事会見) 「説明責任に関しましてはどこよりも早くしっかり記者の皆さんを通じて有権者の皆様にご説明をしたと思います」

 これに対し…

 UTY記者:(甲府地方検察庁前) 「不記載問題を受けて市民グループが長崎知事に対する刑事告発に向かいます」

 1月30日、市民グループが長崎知事と当時の会計責任者を政治資金規正法違反の疑いで甲府地検に刑事告発しました。

 刑事告発した市民グループ 山本大志代表:
  「預り金的なものであれば金員の交付を受けても収支報告書に記載しなくてもよいなどという詭弁が政治資金規正法上、認められる余地は一切ありません。渡された現金をその趣旨を問うこともなく受け取り、挙句の果てにはその存在を忘れるなどということは通常起こりえない」


 政治とカネの問題が県のトップにも波及したことについて自民党県連は…
 自民党県連 浅川力三会長代行:
  「このことは我々が言及する立場にないですよ。知事自身も色んな形の中で厳しい目線で見られているという事はわかっておりますし、これは政治生命にかかわってくる話だというふうに思います」


 国会では知事の「預り金」という説明が取り上げられました。
 立憲民主党 中島克仁衆議院議員:(2月1日)「預り金というのは自民党では一般的なのか?」
 林 芳正官房長官: 「(『預り金』というものは)見聞きしたことはないと認識している」
 長崎知事:(2月14日 知事会見)「それは林さんはそうかもしれないけど、それだけです」

 県内の野党は追及する構えをみせ、1月、共産党県委員会が詳細な説明を求める要望を行いました。

 また2月は立憲民主党県連が政治的責任など6つの質問に対する説明を申し入れました
 この中では二階派の2020年の収支報告書に記載された前年の繰越金が約636万円で、その時点で知事が保管していた現金1182万円より少ないことから、自らの裏金を否定している知事の説明通りだとしても「二階派の簿外の金を知事が預かっていたことになるのではないか」と指摘しています。

 立憲民主党県連 小沢雅仁代表:(2月10日)
  「どう考えてもつじつまが合いませんので、(現金1182万円は)預かり金という性格ではなくて(二階派の)簿外のお金という事ですので、極めて不透明なお金を知事自身が金庫に保管をしていたと」


 これに対しては・・・

 長崎知事:(2月14日 知事会見) 「それは二階派に聞いてください」
 UTY記者:
  「(UTYでは)二階派にはすでに質問状を送っているのですけれど、(UTYの質問状に対する)二階派の回答としては『総務省のHPで公開されている』『再び記載漏れすることがないように注意する』という回答しか頂けなかったので、今うかがっているのですが」

 長崎知事:「なので、それは二階派に聞いてください」

 現在開会中の2月県議会では知事に対して立憲民主党などの県議が質問戦でこの問題を追及する見通しです。
山梨県2月議会は2月15日開会済み
 令和6年2月定例会会期並びに議事予定(会期36日間) (質問の日程と議員名が書かれています)
 代表質問・2月22日、代表質問と一般質問・2月26日 一般質問・2月27日~2月28日・・・3月21日に閉会

「全く説明責任を果たしていない」山梨県知事の1182万円の不記載問題 立憲民主党県連は追及姿勢(UTY)2024年2月20日 21:18

 1182万円の不記載問題に対する立憲民主党山梨県連の申し入れに「対応を求められていない」とした山梨県の長崎幸太郎知事に対し、県連は反発を強め「今後もこの問題を県民に訴え知事に説明を求めていく」としています。

 立憲民主党県連が不記載問題に関する説明などを求めた申し入れに長崎知事は
 山梨県 長崎幸太郎知事:(2月14日) 「特に対応を求められていないようなので、よく考えていきたいと思っています」

 この知事の対応に立憲民主党県連は反発を強めています。
 立憲民主党県連 小沢雅仁代表:(2月19日)
  「県民のみなさんに説明をして下さい、という対応を求めているわけですので。(知事は)これ以上説明したくないんでしょうね、触られたくない不記載の事について触られたくない質問されたくない。しかし、これでは山梨県知事としてこの問題に対して全く説明責任を果たしていない」
 また、二階派の簿外のお金を管理していることになるのではないか、という指摘に長崎知事が「二階派に聞いてください」としたにことについては…

 立憲民主党県連 小沢雅仁代表: 「それは二階派に聞いてくれというは(知事は二階派の参与で)二階派に所属している方なので、それは知事自らがきちんと説明すべきでしょう」
 立憲民主党県連は「今後も事あるごとにこの問題を県民に訴え、知事に説明を求めていく」としています。

「算定方法は不合理ではない」弁護士費用1億4300万円を巡る訴訟 山梨県側が勝訴 市民グループの訴え棄却 甲府地裁(UTY)2024年2月20日 21:37

 山梨県有地の賃貸借契約をめぐる訴訟で長崎幸太郎知事が弁護士に着手金として支払った1億4300万円は違法などとして市民グループが返還などを求めた裁判は20日に判決が言い渡されました。
 甲府地裁は着手金の算定方法は不合理ではないとして原告側の訴えを棄却し、裁判は山梨県側が勝訴しました。
 この裁判は県と富士急行との県有地の賃貸借契約をめぐる訴訟で県が担当弁護士に、着手金として1億4300万円を支払ったのは違法などとして、市民グループが県に対し、知事か弁護士に同じ額を支払わせるよう求めたものです。
 20日の判決で甲府地裁の新田和憲裁判長は県の着手金の算定方法は不合理ではないとしました。
 そのうえで原告側が主張した長崎知事の裁量権の逸脱などの事実は認められないとして原告側の請求を棄却しました。
 県側勝訴の判決に原告側は県民の利益を損なったと批判し控訴する考えです。
 市民グループ 山本大志さん: 「東京高裁で私たちの正当性を主張して必ずや勝訴を勝ち取りたい」
 一方、県は「県の主張が全面的に認められたことは当然の結果として受け止めております」というコメントを出しました。
 県有地問題の弁護士費用をめぐっては、6600万円の委託費の返還を求める住民訴訟が20日に結審し、4月23日に判決が言い渡されます。
Yahoo!ニュース 2/20(火) 20:29配信 山梨県知事の現金1182万円の不記載 会見から1か月 これまでの知事説明と残された疑問
 「コメント31件」と書かれています。Yahoo!ニュースの掲載はいつまでなのか知りません。


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