ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




インターネットの話題が続きますが、2008年1月17日の毎日新聞山梨版と産経新聞山梨版で、『不正アクセスで山梨県内初の逮捕者』という記事がありました。

山梨県警笛吹署は16日、不正アクセス禁止法違反の疑いで、千葉県市川市の会社員を逮捕した。同容疑での逮捕者は県内で初。 この容疑者は昨年7月中旬ごろ、都内のインターネット会社が管理するサーバーに携帯電話を使って3回、不正にアクセスした疑い。容疑者はこのインターネット会社と契約していた山梨県笛吹市内の会社に昨年6月まで勤務していた。不正にサーバーにアクセスして、笛吹市内の会社のパスワードを勝手に変えるなどしており、同署で目的を追及している。(産経新聞記事より)
笛吹の会社でメールの送受信などができなくなり発覚。安田容疑者は07年6月末に同社を退職していた。(毎日新聞記事より)

この事件のポイントは容疑者が2007年6月末に退社していて、その時のID、パスワードを使って7月になってから会社のメールサーバーを操作したということです。

その会社のメール送受信が出来なくなったという意味がはっきりしませんが、事件の内容から見る限りでは、
1.会社ではメールアドレスがひとつだけで、それを社員が共用していた。
 容疑者個人(社員各人)に与えられたメールアドレス、パスワードで会社全体のメール送受信を操作できるとは通常は考えられませんし、もしそんなメールサーバーがあれば、それこそが諸悪の根源です。

2.容疑者がメールサーバーの管理も担当していたから全社のメールを操作できた(Windowsで言えば 管理者権限を持っていた)のだとすれば、事件の意味も分かります。

1でも2でも、彼の退社と同時に彼のIDを無効にする処理が出来ていなかった事が分かります。仮に容疑者にメールサーバーの管理者権限を与えていたなら、IDは変えられないとしてもパスワードの変更は必須のことです。アパートの住人が退去にする時はドアキーを返すのは当然で、鍵を交換するのはアパートの大家さんがなすべきことです。

この事件の被害者という笛吹市の会社側にも大きな責任があります。メール設定を操作できる人物が退社すると同時にそのIDもパスワードも無効にする処理ができなかった。

この容疑者がウィルスメールやスパムメールの踏み台として会社のメールサーバーを使い、更に第三者に被害を与えていなかったなら、それはむしろ幸いだったと会社は感謝すべきとすら感じたインターネット事件の記事でした。

「山梨初」と新聞は書きましたが、容疑者が他県人であったとしてもこの事件が上記のような経緯をもつものなら、これは山梨企業の情報セキュリティ管理の甘さを露呈した事件になってしまうので、他県車が起した飲酒運転事故と同じようには思えません。県内の商工会や山梨県地域情報化推進協議会など企業団体としても問題を確認して傘下各社を啓発すべき事例のように感じました。

経済産業省のセキュリティ・キャンペーン早々に良い事例が出てきたようです。笛吹警察署から状況を取り寄せてキャンペーンホームページで詳しくご紹介になると良いでしょう、経済産業省さん(^o^)



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記事の副題は「アホか、経済産業省!」、2008年1月16日の毎日新聞の記事で知って確認、大爆笑! 『インターネットの利用者がコンピューターウイルスへの感染や、詐欺事件に巻き込まれる危険性が高まっていることを受けて、経済産業省は16日から3月末まで・・』とのことですが、これで 『情報セキュリティー対策の重要性を訴える「CHECK PC!」キャンペーン』 だというなら経済産業省の担当官(商務情報政策局 情報セキュリティ政策室)はセキュリティを語る資格が無い。

この新しいサイト www.checkpc.jp を信頼済みサイトに登録している国民は一人もいないだろう。従ってセキュリティに注意して設定された Internet Explorer で初めて見た時には図のように先に進めないのが当たり前。よってこのサイトのホームページは、このフラッシュから飛んでいく次のページにすべきである。

但し恐らく99%の国民はこのホームページからフラッシュを見て次に進める現状でしょう、そこに Internet Explorer を定番ブラウザとして構築されているこの国のインターネット界で、情報セキュリティ対策について最大、最優先の問題があるのです。そこのところを経済産業省、総務省、その他公的サイトを作る人々に本気になって考えて欲しいのです。

肝心なのは最初の出会いにおけるセキュリティがいかに構築されているかということですが、それはセキュリティソフトに任せるというやり方がこのキャンペーンでも踏襲されているのかどうか、後日確認します。

他の国はどうあれ、日本国内で販売するWindows パソコンにビルトインされる Internet Explorer については、インターネット・ゾーンのセキュリティ設定レベルはデフォルト(既定)で「高」とする、そういう法制化が必要ではないでしょうか。そのレベルを下げたり、あるいは自分が訪問するサイトを一つずつ信頼済みサイトに登録するのはそれぞれの国民の選択肢であり、その事とセキュリティ意識の啓蒙を結びつけることが必要なのです。雪道の高速道路にはチェーン着装などの装備がないと乗り入れできないのと同じです。

私もファンの一人だけど、上戸彩さんが可哀そうです(^o^)

あれ?もしかすると、このサイトの作り方って「あなたの Internet Explorer のセキュリティ設定は危ないよ」と警告する為の作りかな? だとしたら上の批判はとりあえず取り消しておきます、後日ゆっくり中味を拝見します。



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1995年(平成7年) 阪神・淡路大震災 内閣府 防災情報のページ
 阪神・淡路大震災は、平成7年1月17日(火)5時46分に発生し、震源地は淡路島北部(北緯34度36分 東経135度03分)、震源の深さは約14kmで、規模はマグニチュード7.3と推定されている。
 各市町村の最大震度(震度6以上)
  震度7:神戸市、芦屋市、西宮市、宝塚市、北淡町、一宮町、津名町の一部
  震度6:神戸、洲本
【部分追録しました】

1995年のこの日も私は明け方までエプソン製のPC-98互換機パソコンに向かっていたはず、多分 NIFTY-serve 経由で Windows を使ってインターネットに接続するスクリプトについてテストしていたように思う。私のマシンはMS-DOSが主力で Windows 3.1 を使い Windows95 に移行したのはこの年の秋以後だったと思う。後年ハードディスクのクラッシュでほとんどのファイルを失ったが、僅かに残っているものを改めて読んでみると、その内容に伴う色々な事が思い出されてこれはパンドラの箱、もう封印することにしよう。

大分あとになってから「阪神淡路大震災とインターネット」という記事を読んでインターネットについての理解も一段と深まった。この2001年9月の記事を残している情報処理概論の先生もすごいと思っている。

あの大震災以後、しばらくは首都高速を走るのが怖かった。他の車もみな慎重な運転だったように思う。その時に修得した車間距離を詰めてくる馬鹿から身を守る方法だけは今も一般道路でも続けている。

防衛運転という考え方はインターネットで何かする時も同じことで、自分の環境を整備し相手の環境を読み間合を計る。難点というば自分の環境整備には時間も金もかかるし一定の能力も必要ということか。だから相手を見て君子危うきに近寄らずが最善の策と逃げ出すことも多い。

しかし天災だけは忘れた頃にやってくるという、だから忘れていないことを「天災さん」に見せるために今日の記事を書いておくことにした。



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夜のテレビニュースでも円高の話題、そして株安だという。
昔のこと、私は円高に一喜一憂していた、それは輸入に関わる仕事をしていたからだが、この数年以上、外貨取引には全く縁が無いので円の動向は気にもしていなかった。

しかし、ガソリン価格の急激な上昇理由が原油高だといい、一方で円高が株安に結びついているという。株価のことはどうでもいい、過去の経験を思い出せば円高なのだから価格を下げなさいという顧客の要求は厳しかった。ドル建ての仕入価格が上がっても国内販売価格は上げるより下げる場合も多かった。銀行は馬鹿高い外為送金の手数料だけがっちり稼いで慇懃無礼な金貸し稼業にせいをだしていた時代。

現在、原油高をまるまるガソリン価格に乗せているわけではなかろうと思うが、原油高と円高を並列に論じてくれている記事がないかどうか探したが・・・面倒になってヤメタ(^_^;)

かつての石油ショックの時に、これを千載一遇の好機とほざいた業界首脳がいたことは国会議事録にも記録されているが、今の日本の状況を考えると今回も誰かがほくそ笑んでいると思っている今日この頃だ。

そもそもが国内ガソリン価格の動向を発表しているのがエネ研で、山梨も東京もその他近県も大差無いというデータはおかしいと感じている。どういう調査をしているのか記事を探してみたい。山梨のガソリン価格は八王子方面よりいつでも5円は高い。山越えして運んでくる運賃がそれだけかかっているのだろう(^o^) 相模原でレギュラー146円(宇佐美・出光)で入れてきたのは、つい数日前の出張の時だった。151円を越えるスタンドは見かけなかった。山梨まで来るとこれが5円~10円高くなるのだ、ローリーの運賃もバカにならないものだと思うことにしている。

今後のためにリンク先を残しておこう・・・ 別な事で確認した、LPガス価格情報だが、『公表する価格は基本料金および消費税込み(除く卸売)の価格です。』 従量価格が肝心なので、それが比較対象になる。基本料金は別に公開することで企業側の問題が見える。この程度の情報公開で何が「センター」かと言いたい。こういう記事を見れば業界の問題点を隠していることがみえみえだ。

2008年01月16日の山梨日日新聞記事で、『原油価格の高騰を受け、山梨県商工会連合会は緊急支援事業をスタートさせた。』という記事がありました。山梨県としても支援策をするという記事もあります。上のようなことを考えていて思ったのですが、山梨県で石油製品が他県より高くなる理由があるなら、それを他県と平準化できるように県内の石油業界を支援するという施策はとれないものでしょうか。例えばガソリン店頭価格を5円下げるために、県内業界に幾ら補助金を出せば良いかというようなことです。県外車も給油していくかも知れません。いくら安くても私はわざわざ八王子まで給油に出かけないが、出かけた時は八王子や相模原に金を落として帰ってくる訳で、それと同じことが生じるのですから山梨県内の売上は増えることになる(^o^) 特定の産業だけ補助金が出るなどという仕組みは、全国民の国難に近いような原油高対策として不公平じゃないかとか思う今日この頃。



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昨日、映画 「休暇」について書いた記事へのアクセスが多いことを書きましが、その中にYahoo!検索で「休暇 山梨独占 先行 前売り」をキーワードにした複合検索がありました。これでヒットしたのは私のブログだけです。その点はちょっと残念な気がします。

検索結果ページを見ていて、『日本語表記のゆれ(例:「引越」「引越し」「引っ越し」)を含めて検索しています。』 と書かれていることに初めて気が付きました。上の例では、「前売」 と「前売り」を同値に扱っているということでしょう。 google とYahoo!は良く使われる検索エンジンかと思います。私はもっぱらgoogleを使いますが、検索語に何を入れるかに一番気を使います。テクニックとしては絞込検索を続けていくことでしょう。
「休暇」で検索して、絞り込み、「休暇 山梨独占」で同じ結果が得られました。このことから見ると、この検索をなさった方は当初から4つのキーワードを並べて検索されたのかも知れません。
何故なら、「休暇 山梨独占 先行」と絞り込むと、「山梨放送のウワサ」と、「千葉 あんみつ姫 」が含まれて表示されてきますから、これを経由して更に「前売り」と絞り込んだとは思えません。
「休暇 山梨独占 先行 前売り」という4つのキーワードを思い付かれて複合検索された読者のセンスもなかなかのものと感服しました(^o^)

私は映画「休暇」を是非見たいと思っています。誰かの命と引き換えに休暇を得ることについて考えを引き延ばしていくなら、誰かの何かと引き換えに職業引退後の自分の安寧(休暇)を得ているのが人生じゃないかと思えてくるからです。自衛隊や警察、消防などの方々は常に自分の命と引き換えに社会に安寧を与え続けている職業ということも出来ます。その方々が自身の休暇を無事に得られることは世の多くの人々も休暇を得られることにつながる事になるでしょう。



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11月、12月とアクセス状況の記録が出来ませんでしたが、正月休みも終わったこの時期に12月16日から1月13日(14日深夜現在)の30日分を画像記録してみました。

Log20080113

納豆のせんだい屋さんが東京進出ということで、検索エンジンから入って来られた読者が多かったようです。小池さんの新作映画、「休暇」の情報を探された方も多く、アクセスは連日続いています。

昇仙峡の一円玉事件は記事が2本ありますが、短期間で100を超えていました。

街づくり、中心市街地活性化関係もアクセスしてくださる方が多いようです。昨年私が最も関心をもったことなので、同じように関心をお持ちの読者が増えているように思えて嬉しいです。

奇妙に感じるのは2006年7月に書いた国母の暴力団事務所に関する記事へのアクセスで、これが現在でもコンスタントに読まれているのが不思議です。この事を私はその後をフォローしていませんし、報道も無いので立ち消えになったものと思っています。

最近はカレントな話題の検索結果ではブログがヒットすることが多いので、私自身もホームページを見るより先にブログを読んでしまうことが多いです。それを掘り下げて調べたい時はやはりまとまったホームページからになりますので、私のブログ記事も整理してホームページで再編集したいと思っています。

10月のアクセス記録の後、このブログのプロバイダーでサーバートラブルがあり11月は処理できず、12月は歳末の仕事と年頭からの体調不良でアクセス画像は記録しませんでした。



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これはビッグニュースと思います。地デジ移行問題で私はテレビ放送のインターネット配信が2011年7月までに実現するだろうと思っていましたが、その具体的なプロセスは私には分からなかったのです。気にはなっていたのですが調べる糸口が掴めずにいました。2007年に山梨県内であったいくつかの関係イベントには参加しましたが、この事については何も分からず記録の整理もしていませんでした。

2008年1月11日の日経ITProに、『NTTのIP再送信が提供可能へ,アイキャストがテレビ局のガイドライン適合を受ける』という記事がありました。IPとは TCP/IP(Transfer Control Protocol/Internet Protocol 伝送制御手順/インターネット通信規約)として使われる用語でインターネット通信方式を意味するはずですから、「IP再送信」とはインターネットで再送信する事だと理解しました。「地上デジタル放送補完再送信審査会」というのが、日本民間放送連盟の中にあるなんて全く知らなかったし、地デジに関しては在京民放局が区域外のCATV局に再送信を認めるかどうかというような話ばかりが聞こえていました。

日本経済新聞の関係であるテレビ東京もこのIP再送信に乗ってくる事を大いに期待したいので、この記事については各方面を掘り下げて調べてみようと思います。
2007/01/26 地上デジタル放送のIP同時再送信,NTTグループが実験を開始
2007/09/28 IP同時再送信の商用化は最終段階,ガイドラインには厳しい技術基準

私は店頭に並んでいる地デジ対応の大画面テレビなど購入する気は全くありません、そんなもの私には無駄になるだけです。IP配信が実施される時までにモニターや必要な機器について、そして回線の光化の準備をする事を考えています(^o^)
私の契約しているプロバイダー OCN でもやっていたのですね、ホームページもセキュリティや障害情報ばかり気にしていたので、これからはもう少しちゃんと情報収集に努めましょう。



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2005年01月12日の山梨日日新聞、『甲府市中心街の紅梅地区で再開発計画 21階建ての複合ビルを整備へ』

 甲府市丸の内1丁目のファッションビル「パセオ」などがある甲府紅梅地区約5千平方メートルを再開発し、地下1階地上21階建ての複合ビルを整備する計画があることが11日、明らかになった。
地下1階から3階までを中心に店舗スペースとし、4階以上は住宅84戸や駐車場を設ける。市中心部での再開発事業は、実現すればワシントンホテルが入居する複合ビルを整備した「中央4E地区」に次いで2カ所目。地元地権者らの要請を受け、中心商店街の活性化に取り組む甲府商工会議所(荻野浩会頭)は同日、市に補助事業としての採択などを求めた。

 再開発の対象はオリオン通りと紅梅通り、同北通りにコの字状に囲まれた地区。パセオをはじめ複数の共同ビルや店舗、県営駐車場がある。民間の地権者や権利者は17人。

 市に提出された事業計画案では、複合ビルには地下1階-3階、4-6階の一部に店舗スペース約1万1千4百平方メートルを確保。4-6階に店舗用の駐車場237台分(約9千平方メートル)、7階に住宅用駐車場89台分(約1千平方メートル)、8-21階に住宅84戸(約1万1千4百平方メートル)を整備する。

 市などによると、事業主体は地権者らでつくる再開発組合が担い、2006年度に設立。2007年度に着工し、2009年春ごろの完成を目指す。総事業費は約82億円が見込まれ、空地や共用部分として約30億円が補助対象(国3分の1、県、市各6分の1)となる。

 同地区の再開発に向けては、中心商店街の空洞化に歯止めがかからない中、地元関係者の研究会を経て、地権者ら13人が2004年9月に再開発準備組合を設立。再開発の在り方、計画概要などを検討してきた。

 支援する甲府商工会議所は「天守閣建設の機運が高まっている甲府城整備とも連携し、南口活性化の先べんをつけ、街全体が盛り上がるような再開発にしたい」としている。

 一方、宮島雅展甲府市長は「中心商店街活性化につながる」と計画をバックアップする意向を示していて、14日に県に協力要請する方針。



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追記-残党ブログさんの11日記事にNHKの記事が引用されていて、「これは10日甲府市の宮島市長が記者会見を開いて明らかにしたものです。」ということが分かりました。NHKサイトからは消えていたので気が付きませんでした。

2008年1月12日の産経新聞山梨版によると、甲府市が武田氏館跡周辺の整備計画を発表したとのことです。


甲府市は、国史跡に指定されている戦国大名・武田氏の館跡周辺の整備事業計画を発表した。武田氏館は躑躅(つつじ)ケ崎館と呼ばれ、永正16年(1519)に信玄の父、信虎が築いた。現在、跡地には武田神社が建っている。発掘調査に基づき整備を進め、敵を防ぐための土塁などの構造物は、可能なかぎり当時の工法で復元。信虎が館を築いて500年目にあたる平成31(2019)年度の完成を予定している。
 市では昭和45(1970)年から用地の取得を始め、平成7(1995)年から発掘調査に着手。平成16(2004)年に整備のための基本計画を策定した。総整備面積は、約7万1000平方メートル。「大手門周辺」「北郭全域」「西曲輪」「梅翁曲輪」のエリアごと4期に分けて整備を行う。第1期工事はすでに先月末から始まっており、平成21(2009)年度までに当時、館の正面玄関だった館東側の「大手門周辺」(約2万5000平方メートル)の工事を行う。(編注・元号と西暦を追加)


私は一度だけ大手口発掘調査現場の見学会に出かけたことがありまして、大変感銘を受けました。「武田氏館大手口三日月堀」という記事に残しています。「史跡武田氏館跡基本構想・基本計画」については後で調べてみます。平成9年3月定例会の「市議会だより」には以下の記述がありますが、全体としてどのような計画でその予算-執行状況などを整理しておかないと私自身の理解が進まない、しかしこんなことは自分の本業じゃないから時間があればの事ですが(^_^;)

「文化財を活かしたモデル地域づくり」 構想の内容は
    [問]市長が表明されました、相川地区及びその周辺を対象とした「文化財を活かしたモデル地域づくり」が、地域の活性化に結びつき、「ゆたかさ」や「ゆとり」、「心のやすらぎ」や「快適さ」を実感できる街づくりとなりますよう期待しますが、その構想の趣旨と内容を、また、九年度事業費の内訳を具体的にお示しいただきたい。
    [答]史跡武田氏館跡整備基本構想・基本計画立案作業の一環として、「相川地区及びその周辺を対象とした、文化財を活かしたモデル地域づくり」の構想を策定するものであります。
   具体的には、武田氏館跡の整備を主体に、周辺文化財の整備・活用、街路整備、駐車場等の施設計画、動植物保護、美観形成、商業ゾーンの設定などを検討していく内容となっています。この構想の策定により、地域の伝統文化や歴史景観の保存、再生そして整備、活用を図り、地域住民にとっては住みやすく観光客にも魅力あふれた街づくりを目指したいと考えております。なお、平成九年度事業費の内訳は、史跡公有地化に伴う用地取得・建物補償等三億円、発掘調査費千三百万円、史跡公有地管理費三百三十万円、整備基本計画策定費九十万円でございます。

私は大手口三日月堀見学会の記事を書いた時にも調べた事があるような気がして・・・ 附属機関等一覧の議事録リストから見ると一番最近のものでは、平成17年11月30日 第1回史跡武田氏館跡保存整備委員会の議事録がありますがその後は見つからないのでそのまま放置してしまったのじゃないかと思います。広報誌PDFファイルなどを丹念に見ていけば何か分かるかも知れません・・・が

武将屋敷跡の表示
時々武田通りを通るのですが、ふと目についた設置物を信号停止の時に撮って見ました。これは何でしょう?(^o^) もちろん歩道を歩く方々には分かります。でも、観光バスやマイカーで武田館・武田神社を訪問されるお客様が車窓から見て分かるでしょうか。ついでに寄ってみようと考えていただけるインパクトがあるでしょうか。平成9年ですから宮島市長ではないのですが、議会答弁の重みは日常の些細な仕事にも活かされていなければならないと思っている私は甲府という「まち」には魅力を感じているエイリアンです(^o^)



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2008年4月~6月はJR東日本の山梨デスティネーションキャンペーン期間になります。
参考ページ・山梨県大型観光キャンペーン推進協議会、山梨県庁からは平成19年12月26日に、知事発表がありました。

「デスティネーションキャンペーン」については風林火山博の事を調べはじめた時に、上にリンクした「富士の国やまなし」のサイトで「大型観光キャンペーン推進協議会」があることを読んでいましたが、風林火山博を集中して追いかけていたので、最新情報は確認していませんでした。

山梨県大型観光キャンペーンホームページがリニューアルされて、「山梨県大型観光キャンペーンとは」というページと、上掲の協議会ページを合わせて読めばよく分かります。
『Destination(目的地・行き先)とCampaign(宣伝戦)という意味の造語です。このキャンペーンは、JRグループが地方公共団体及び地元観光関係事業者と一体となり、特定の地域(デスティネーション)を対象として、広域的かつ継続的な観光宣伝事業を展開するものです。JRグループが持つ強力な宣伝ツールによりキャンペーン期間中の強力な送客が期待できます。』(記事から引用)

フラッシュを殺したIEの画面

ちなみに、「山梨県大型観光キャンペーンホームページ」は「富士の国やまなし」のフラッシュ画像の中から「→山梨県大型観光キャンペーンページはこちら」をクリックすることによって開かれます。これはポップアップのスクリプトが応用されて、小窓では無く別ページとして開かれる訳です。私のようにフラッシュもポップアップもセキュリティ対策としてカットしてあるブラウザでは使いにくいサイトになっています。
「山梨デスティネーションキャンペーン」に読者を引き付けるには、この「富士の国やまなし」トップページで大きく分かりやすいリンク設定をした方がよいと思います。デスティネーション(行き先)の分からないリンクをクリックするのは、「行き先は謎」の列車を愉しむだけで良いじゃないですか(^o^)

北杜市の地域新聞「八ヶ岳ジャーナル」は、 早くも2008年01月07日の記事で「山梨DC 市内からは七つの観光コース」を出していました。
鉄道の小箱では、『山梨が熱くなる「山梨DC」、来年4月から』として2007年12月26日の記事がありました。『鉄道ファンの目玉は、千葉DCと同様、SL運転でしょうか。甲府-塩山間で計5日間運転されます。往路SL牽引、復路EL牽引となります。また、小海線にびゅーコースター風っこが走りますし、他にもイベント列車が走るようです。』というニュースは、鉄オタさん達の想いや狩人の「あずさ2号」を思い出させてくれました。探して見つけました--JR八王子のお知らせで、「山梨デスティネーションキャンペーン」を開催します(2007年12月26日)という PDFファイルの中にD51(デゴイチ)が走ることが書かれていました。

山梨総研のホームページに「山梨滞在メニューの提案」が掲載されていて、『00年9月から11月に行われた前回のデスティネーションキャンペーンは「ときめく旬感!山梨ロマン街道」をテーマに、自然・味覚・文化をPRした。今回のキャンペーンでは「週末は山梨にいます。」をキャッチフレーズとし、「すこやか人・いやされ人・みとれ人・あじわい人・まなび人」の週末にふさわしい滞在メニューを提案している。週末という言葉には、団塊の世代の退職期を意識し、第二の人生を山梨で暮らしているという意味も含まれているという。』と書かれていたので探してみたら、「山梨ディスティネーションキャンペーン00」が見つかりました。当時、JRの駅構内や列車内に貼り出された広告写真が残されていて、これには感謝です。

「JR デスティネーションキャンペーン」で検索して、風林火山博の次のホームページテーマを考えてみようかと思っています。幅が広く、奥行きが深く、時系列もある三次元、四次元の中味を平面のWebページの上にどのように展開するのが良いのか、そのことを考え続ける素材が目の前に投げかけられたように感じました。

・・・ということで、「8時ちょうどの あずさ2号」が山梨DCの中で走ることがあるなら、私は東京に前泊してそれに乗りにでかけましょう、センチメンタルジャーニーね(^o^)___というか、これは4月5日(土)甲州軍団出陣の朝に、特別列車として走らせて欲しいですよ、JRさん。



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