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2024年8月6日 21時57分 岸田首相「核なき世界へ力尽くす」 79回目 広島原爆の日(フジテレビ)

 広島は6日、原爆投下から79年を迎え、平和記念式典に出席した岸田首相は、「核兵器のない世界」の実現に向けた決意を改めて述べました。

 平和記念式典は広島市で午前8時から始まり、世界109カ国の代表など、約5万人が参列しました。

岸田首相:「核兵器のない世界」と恒久平和の実現に向けて、力を尽くすことを改めて誓います。
 岸田首相は式典後、広島市内のホテルで被爆者団体の代表らと面会しました。
 被爆者らは、日本やアメリカなどが参加していない核兵器禁止条約への署名・批准を要望し、それができない場合は2025年に開かれる締約国会議にオブザーバーとして参加するよう求めました。

 これに関し、岸田首相は記者会見で「日本政府としては、核兵器(保有)国を具体的に巻き込み動かしていかなければ、現実は変わらないという考え方に基づいて、取り組んでいかなければならないと思っています」と参加に否定的な考えを示しました。

立憲民主党・泉代表: 立憲民主党としてはオブザーバー参加、必ずやっていくという姿勢です。
一方、立憲民主党の泉代表は、「広島出身の総理として残念だ」と岸田首相の姿勢を批判しました。
 

2024年5月25日 17時13分 原爆投下から来年で80年 被爆者の証言記録 ネット上で公開へ(NHK)

 原爆が投下されてから来年(2025年)で80年となるのを前に、被爆者運動の記録などの収集や保存に取り組んでいるNPOは、ことしの夏に被爆者の証言記録をインターネット上で公開するなど、オンラインでの資料の活用や交流活動を強化していく計画を発表しました。

 2011年に設立したNPO「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会」は、被爆者運動の記録や被爆者の手記などおよそ2万点の資料を収集・保存してきましたが、資料を活用する拠点施設の設立のめどが立っておらず、被爆の記憶の継承をどのように進めていくかが課題となっています。

 25日は都内で総会が開かれ、これまでにデジタル化した各地の被爆者の証言記録など一部の資料をことし8月をめどにインターネット上で公開する計画を発表しました。

 去年8月に日本被団協が国連で開いてきた原爆展の展示パネルを閲覧できるウェブサイトを開設したところ、国内外から9万件近くのアクセスがあったということで、このサイトと連携できるよう会のウェブサイトも改修するなどしてオンラインでの資料の活用や交流活動を強化していくということです。

 会の事務局のメンバーで日本被団協の濱住治郎事務局次長は「今も核保有国が核の威嚇を繰り返す中で、被爆の背景に何があるのかを知ってもらうために世界の人たちが被爆者の証言に触れてもらえるようにしたい」と話していました。
 
掲載した 2024年5月25日 の記事に関係するNHK記事が2点ありました。

2024年3月6日 14時02分 最終更新 大江健三郎さん 被爆体験資料保存へ 協力呼びかけ文書見つかる
 日本人として2人目のノーベル文学賞作家で、核兵器廃絶や平和についての発信も続けた大江健三郎さんが、被爆体験などの資料を集めて保存していくため、原爆投下から20年となった1965年に当時の知識人たちに協力を呼びかけた文書が残されていることが分かりました。

2024年1月12日 5時33分 最終更新 被爆者資料保存活用へ計画の拠点施設 10年以上設立めど立たず
 広島と長崎に投下された原爆で被爆した人の手記など、およそ2万点の資料を保存し記憶の伝承に活用しようと都内で計画されている拠点施設が、10年以上たったいまも設立のめどが立っていない状態になっていることが分かりました。
 資料を管理する団体は設立に向けた検討を急ぐとともにオンラインでの活用に向けた準備を進めたいとしています。
 
原爆の日

広島市 原爆・平和
1945年8月6日 午前8時15分 広島市 平和宣言【令和6年(2024年】
 皆さん、自国の安全保障のためには核戦力の強化が必要だという考え方をどう思われますか。また、他国より優位に立ち続けるために繰り広げられている軍備拡大競争についてどう思いますか。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化やイスラエル・パレスチナ情勢の悪化により、罪もない多くの人々の命や日常生活が奪われています。こうした世界情勢は、国家間の疑心暗鬼をますます深め、世論において、国際問題を解決するためには拒否すべき武力に頼らざるを得ないという考えが強まっていないでしょうか。こうした状況の中で市民社会の安全・安心を保つことができますか。不可能ではないでしょうか。【以下長文です。】
 令和6年(2024年)8月6日 広島市長 松井 一實

参考・広島市 過去の平和宣言(日本語)昭和22年~


長崎市 平和・原爆
1945年8月9日 午前11時2分 令和5年 長崎平和宣言
  2023年(令和5年)8月9日 長崎市長 鈴木 史朗

「平和のメッセージの発信」の記事一覧
 「平和・原爆」の中に「核兵器廃絶の推進」があり、その中の「平和のメッセージの発信」なので追記しました。
 
広島 「原爆死没者名簿」について
2024年6月3日 12時52分 広島 「原爆死没者名簿」の記帳始まる(NHK)
 8月6日の「広島原爆の日」の平和記念式典で慰霊碑に納められる「原爆死没者名簿」に、この1年に亡くなった被爆者の名前を書き加える作業が6月3日から始まりました。
 「原爆死没者名簿」には、毎年、新たに亡くなったり亡くなったことが確認されたりした被爆者の名前が書き加えられ、8月6日に広島市で行われる平和記念式典で原爆慰霊碑に納められます。
【記事は続きます】
 

NHKの記事で知りました・・・
NO MORE HIBAKUSHA 記憶遺産を継承する会

 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会は、広島・長崎の原爆による被爆者たちの体験と、その後の歩みを歴史に刻み、次の世代に継承する目的でつくられました。
 被爆者の原爆とのたたかいの記録を「記憶遺産」として残し、受けつぐための拠点、継承センターの設立をめざしています。
 いまこの時代に、わたしたちは核兵器や戦争にどのように向きあい、どんな未来を子どもたちに残すことができるでしょうか。
 「センター」は、わたしたち自身とわたしたちの子孫のために、非核・平和の世界をつくるための知恵を学ぶ宝庫となるでしょう。

 Facebook 特定非営利活動法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会

 YouTube 特定非営利活動法人 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会 No More Hibakusha Project 2021/08/04 に登録らしいです

 ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産を継承する会 No More Hibakusha Project
 この YouTube に複数の動画が掲載されています、その一つが↓
 150607 継承センター構想ムービー
 「ノーモア・ヒバクシャ記憶遺産の継承センター~基本構想~」を2013年に発表し、その内容を映像で紹介、説明しています。
 



 


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