◇ 木質バイオマス発電所、大月市に完成(2018.08.21 UTYテレビ山梨ニュース)
◇ 大月にバイオマス発電所が完成(8/21 19:03 山梨放送)
◇ 大林組が8月3日に「大月バイオマス発電所」の工事に着手した(2016年08月15日 石田雅也,スマートジャパン)【画像で解説あり】
◇ 大林組、山梨県大月市で発電容量14MWの木質バイオマス発電事業(2015年6月9日 財経新聞)
大林組が建設、着工 2016年8月3日 ~ 竣工・開所式 2018年8月21日(建設投資総額 100億円)
運転開始 2018年11月の予定
出力 1万4500キロワット(14.5 MW メガワット)
燃料調達量 ~ 剪定枝 約80%・森林資源(未利用間伐材、一般木材など)約20%
15万トン/年間 うち山梨県内から3万トン
売電先は東京電力、年間に約20億円の売電収入を想定
当社は、平成22(2010)年10月に大月バイオマス発電株式会社を設立し、「(仮称)大月バイオマス発電事業」の計画立案から環境影響評価手続き等の行政手続きを山梨県、大月市とともに進めてまいりました。
平成27(2015)年4月、大月バイオマス発電株式会社の全株式を株式会社大林組100%子会社である株式会社大林クリーンエナジーに売却し、本事業権を大林組グループに譲渡しました。
今後、当社は技術アドバイザーとして平成30(2018)年8月の営業運転開始を目指し、事業主である大林組グループを支援してまいります。
◇ 大林組・大林クリーンエナジーが山梨県大月市にて木質バイオマス発電事業に参入(2015年06月08日 大月市・株式会社大林組)
『発電所の建設は(山梨リニア実験線の)残土処分地を有効に活用する目的で、山梨県と大月市が協力して準備を進めてきた。』(石田雅也,スマートジャパン)
【公式情報】
◇ 大月市・2018年度~2027年度 大月市第7次総合計画
基本計画 6 活力あるまちづくり
『④林業の振興 ○木質バイオマス発電への未利用材の供給体制の整備を検討します。』
◇ 大月市都市計画審議会答申 2017年3月21日
『●木質バイオマス発電施設の活用 笹子町において建設されている木質バイオマス発電事業を推進し、環境負荷の低い都市づくりに貢献するほか、木材チップ供給体制の確立を通じ、森林整備や林業振興の仕組みづくりを策定する。』
大月市議会がこの事案をどのような審議したかは未確認です、今後も確認する時間はありませんが、どこかに大月市内における様々な意見をまとめたブログでもあるかも知れません。
◇ 山梨県・知事臨時記者会見(平成27_2015年6月8日月曜日)
『今日は大月バイオマス発電事業の共同会見で大月市長、そして大林組の皆さんと三者でこの会見を持たせていただいております。』
◇ 大月バイオマス発電事業の環境影響評価手続(更新日:2018年8月15日)
方法書、準備書は『公聴会については、意見書の提出がなかったことから未実施』
◇ 平成27年4月17日 評価書に対する山梨県知事意見、これを反映した補正評価書は平成27_2015年7月29日の提出でした。
◇ 大月バイオマス発電事業の中間報告書(更新日:2018年5月1日)
中間報告書は山梨県条例により3年毎です。大林組が引き継いだのは2016年8月ですが、当初からシンエネルギー開発株式会社が環境影響評価手続きを進めてきて2018年5月の中間報告になったと理解します。
ちなみに山梨リニア実験線トンネル工事の発生土は山梨県政が住宅地造成のための埋め立てに利用した事は知っていますが現地は知りません。おそらくトンネル工事では再生資源となる土壌だけが発生したのだと思います。
大月市では 大林組が8月3日に「大月バイオマス発電所」の工事に着手した(2016年08月15日)という記事があります。実験線の工事で発生した残土の処分地を活用しているとのことですから、何の問題もない建設副産物としての土壌でしょう。
そして、山梨県の森林整備や林業振興に貢献しそうな大規模事業について、15万トン中の3万トンのままで今に至ったのも不思議です。12万トンは国内何処から運ばれてくるのかも関心がありますが、私は林業の知識など皆無ですから、いつかどこかで知ることが出来るかと期待するだけで終りにします。