ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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● 平成23年8月3日(水曜日)にJR甲府駅北口クリスタルアースに、放射線量表示機Mr.Gamma-Box+P(ミスターガンマ)が設置されます。
共同開発した会社は、クリアパルス株式会社
「クリスタルアース」とは甲府駅北口デッキで美しい水晶球体が置かれた場所だと思いますが、設置場所を確認してからコメントします。測定部は北口駅前の地上にあり表示部がクリスタルアースにあるのだと思いますが・・・

● 山梨県では8月1日から8月12日までの間に県内86箇所の水道水の放射性物質検査を実施すると報じられましたが、ページが設置されています-県内全域を対象にした水道水の放射性物質検査 更新日:2011年8月2日
東京都金町浄水場以来の状況を見ていて私は山梨県内や甲府の水道水は大丈夫だろうと思っています。しかし、『今後、近隣都県等において再び高い数値が出現した場合には、検査の再開や検査地点の増設などを検討いたします。』というような書き方がされると気分は落ち込みます。こんなみっともない記事を読むと山梨に転居しようと思っている人々もビビります。山梨自立のスタンスが見えません。

『県内のごみ処理施設の焼却灰などに含まれる放射性物質の測定結果が、ほぼ出揃いました。』というニュースがUTY県内ニュースに出ていました(8/02 18:50)。
これは環境省の東日本大震災への対応ページで、「災害廃棄物の処理一般について」の項目にある、「一般廃棄物焼却施設における焼却灰の測定及び当面の取扱いについて [PDF:883KB] (平成23年6月28日)」 によるものです。
首都圏各地のサイトで既に見ていましたが、山梨県内の情報が確認できずにいました。環境問題が苦手で県内のゴミ焼却場も甲府市以外はどこにあるのか知りません。

原子力発電所事故による本県への影響について、タイトルが変って再構成されたようです。
原子力発電所事故に伴う食品の安全性について 更新日:2011年8月2日 このページもお茶、桃、牛肉、稲わら・・・と県内での経緯が分かりやすく該当ページにリンクされていて便利です。

8月3日と4日を残すだけになった山梨県内100個所の放射能測定のページを改訂して、「市町村測定」の項目を追加しました。Not Yet は市町村のホームページから私には見つからなかった意味です。山梨県の測定とは別に独自で測定されている自治体があるのは知っていたので、それを再確認する意味があります。
8月4日の測定結果(おそらく3日までと大差無い)が出た後で、行政サイドから発せられるメッセージに県民の方々は関心があると思います。2011.07.15 山梨県の放射線広域調査はやり方が変です に書きました--『私は福島原発の状況が報じられている通りなら、山梨の現状は年間 1mSv を下回っていると思っています。しかしホットスポットがあるかどうかの確認は必要だと考えています。その為に子供たちに影響する場所の悉皆調査をお進めいただきたいと思っています。そして「安全宣言」は「現状、当面の」 と修飾語がつくことになるはずです。』 下水汚泥の大きな値が何故でたのか、茶葉の汚染が検出された地域は周辺をどの程度まで調べたのか、そういう懸念を解消する測定として今回の100箇所測定は満足できる方法だったのか。今後の測定継続はどうするか。そこまで突っ込んだメッセージを期待したいのですが・・・

全県測定の重点は子供たちの被ばくを防ぐことにあり、特に子供たちの食材は永続する問題です。今回はじめて県内27市町村のサイトを学校関係として教育委員会に絞って調べながらリンクしましたが、予想外にかなり面倒な作業になりました。
給食に関わると思っていたのですが教委・学校担当部署からは放射能汚染食材と給食の関係に触れた記事には巡り合えませんでした。甲府市の8月広報では 「温かい!おいしい!楽しい給食!」 として新しい給食システムを広報していながら、今、この時に語るべき食材の安全確保がどのようにされているかに触れていないのには失望を禁じ得ません。失望というよりむしろ、敢えて言うなら甲府市に憤りすら感じます。
今次震災、原発震災がもたらす市民全体、地域の今後について考えているであろう市町村議会の動向も確認したいので調べてリンクしました。6月定例会の議事録や議会広報により分かるかも知れません。甲府市議会は既に確認済み、無駄な作業でしたが。



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