ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

円照寺の花たち(107) へメロカリス

2016-06-06 06:40:19 | 円照寺の花たち

 

         へメロカリス

 「へメロカリス」と聞くと、「どんな花だろう」と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

 「写真のような、きれいな花」です。

 花を見るとき、そのきれいなままを見て、よけいな蘊蓄なんてどうでもいいのですが、歴史を少しかじった習性で、その意味が気になります。

 『花ごよみ・夏の花』(創元社)で調べてみました。下記のような説明です。(文体を変えています)

    へメロカリスは、「美しい一日草」の意

 ヘメロカリスは、ひとくちにいってカンヅウの仲間だと思えばよく、ニッコウキスゲも、ヤブカンゾウもみんなヘメロカリスです。

 でも、近ごろは、いろいろと園芸的に交配種ができてきたので、狭い意味ではこの園芸種をヘメロカリスと呼んでいます。

 ヘメロスは、ギリンア語の「一日」で、カロスは「美しい」という意味です。

 つまリ「美しい一日花」という意味で、英名をデーリー・リリーといいます。

 一日花ですが、美しいユリのような花を愛でる人が近ごろ多くなっています。

 ヘメロカリスの仲間(園芸種を除く)は、中央ヨーロッパ、中国、日本、朝鮮など、東アジアの滞帯地方に約15種あります。(no3241)

 *写真:へメロカリスの一品種(撮影:堀江)

 

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