親日的な国、オマーン
オマーンは、東日本大震災でいち早く支援を表明、日赤に義援金、金額がアメリカ、台湾、タイについで4位でした。
この「オマーン国王夫人物語」にあるように、現国王のカーブースの祖父は日本人女性と結婚し、現王妃ブサイナの母親(清子さん)は日本人でした。
きっと、そうしたご縁もあったのでしょうね。
現国王は、日本から自然や家族を大切にする価値観を学んでいます。
また、「日本の進める平和・協調外交も参考にしている」といってはばからないほどの親日家です。
もっと知ろう、オマーンについて
オマーンにとって日本は最大の貿易相手国です。
日本は、原油、天然ガス、アルムニウム、インゲン豆などを輸入しています。
特に、われわれが冬場に食するインゲン豆の9割はオマーン産です。
「3・11」東日本大震災の直後、オマーンからは1000万米ドルの義捐金やLNGの追加供給の申し出がありました。
それに加えて、福島県南相馬市にある「落合工機」という会社に浄水器700台、大型浄水器14台の計26億円の発注がありました。
しかも、驚いたことに、その発注に際し、「注文した浄水器は被災地でまず活用して下さい。わが国に送って届けてもらうのは、その後で結構です」との但し書きが付いていたことでした。(浜田和幸氏のブログより)
私は、この「オマーン国王夫人物語」を纏めるまで、オマーンという国はサッカーで、その名前を知っているものの、それ以外の知識は皆無でした。
オマーンは、もっと知るべき国のようです。
いま、『オマ-ン見聞録(遠藤晴男著)』(展望社)を読んでいます。
「オマーン国王夫人(清子)さん」についてはもっと紹介されてもよい物語です。
まして、私たちにとって身近な地域の歴史です。(no3781)
*写真:東日本大震災(岩手県宮古市、2011年3月撮影)
◇きのう(11/14)の散歩(12.581歩)
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