ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

加古川の味、かつめし(29) 牛さん たいへん!

2017-11-19 07:47:56 | 加古川の味、かつめし

 

 (二部)

 昨日(18日)綾南公民館で、加古川市内の市民劇団による「かつめし外伝:牛さん、いただきますっ!」の公演がありました。

 その内容を「二部」として再現させていただきます。

 *写真がボケています。後日、クリアーな写真と交換します。ご了承ください。

  (第1景) いろはにほへと食堂(現在)

 店員:いらっしゃいませ。

 客 :さすがに「かつめしの店やね・・・」

 店員:「お待たせしました、かつめしです・・・」

 子ども:はやっ。さあ、たべるで。

 父親:「いただきます」の前に意味のあること知っている?

 1つ目は、食事に携っている方々への感謝。2つ目は、食材への感謝するのを。

 祖母:それでは、みんなで一緒に「い・た・だ・き・ま・す!」

 父親:ところで、この「カツメシ」って歴史があるんですよね。

 店員:えぇ、ありますよ。戦後の動乱期の昭和22年に、うちの初代がはじめました。

 祖母:へぇ、そうなの知りたいわ・・ねぇ、みんなも知りたいよね。

 

  (第2景) 加古川市内の処理場(昭和22年)

 昭和22年、加古川にあった食肉処理場には、安全な肉を届けるため、獣医が牛の健康状態をチェックしていました。

 獣医:ハイ、次の牛・・・

 牛A:悲しげに「モー・モー・モー」

 農家:こいつ、もうすぐお肉になるってわかるんやろか。

 獣医:そうかもしれません。

 農家:戦争で神戸があかんようになって、加古川が牛の生産地になって、わしら農家の牛もよー売れるようになってたすかってます。

 でも、牛が悲しがっていますわ。

 今日のところは、連れて帰ります。明日また来ます。(no3785

 *写真:牛が悲しがっています

 ◇きのう(11/18)の散歩(11.179歩)

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