最近、東神吉町へよくでかけます。加古川大橋で大掛かりな工事が行われています。気になります。
さいわいインターネットや神戸新聞等でこれらの工事について説明がありますので、紹介します。
加古川国道2号線4車線化
30年経てようやく始動 国道2号線の4車線化工事
導兵庫県加古川市中心部を横断する一方通行の国道2号の4車線化(対面通行化)工事が、1990年の都市計画決定から30年を経て、ようやく動き始めた。県は昨年12月、事業区間で初の着工となる加古川橋(加古川町本町-米田町船頭)の架け替え工事を開始。期間は約10年を見込み、完了すれば、付近の渋滞が大幅に緩和される見込みという。
全体の事業費は172億円。区間は、坂元交差点(野口町坂元)-加古川橋西詰交差点(米田町船頭)の約3・3キロ。このうち約1・4キロが東行きの一方通行で、西行きは市道を迂回する必要がある。慢性的に渋滞が発生し、解消は地域の長年の課題だった。
県は90年、道路幅を11メートルから30メートルに広げ、4車線化するとした都市計画を決定した。事業はたなざらしになっていたが、2018年に道路幅を25メートルにする計画に変更。同年度、4工区のうち加古川橋工区(事業費75億円)660メートルと、平野工区(野口町坂元-加古川町平野、同41億円)1・2キロが事業化された。
加古川橋は1924(大正13)年に完成。老朽化が進み、2014年には加古川の増水を受けて橋脚を補修していた。
架け替え工事は、橋脚16基を5基に減らすことで治水効果を高める。現在は6差路の加古川橋西詰交差点を4差路にし、東行きに右折レーンを設けて渋滞を減らす。今回の工事では2車線のままだが、今後の他工区の交通量などを見て、4車線にするかどうかを判断するという。
平野工区でも、4車線化に向け、用地買収のために測量や設計を進めている。他の工区についても引き続き事業化を目指す。
県加古川土木事務所道路第1課は「渋滞は経済的損失も大きい。事業は長期間になるが、着実に進めたい」とする。(斉藤正志)
*写真(国道2号線4車線化工事図・神戸新聞より)
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