「ひろかずのブログ」では、いま、瓢水の俳句を紹介していますが、このあたりで少し話題を変えます。
今日は、瓢水の自筆「瀧有恒」(写真) の扁額の紹介です。
瓢水の俳句については、後に続けて紹介する予定です。
住吉神社の扁額
自筆の扁額・瀧有恒
写真にある扁額を見に出かけたのは数年前です。
浜の「あかがね御殿」の西にある住吉神社の社務所に掛けられています。
以前扁額は、神社の拝殿に掛けられていたのですが、潮風の痛みを防ぐために社務所の玄関に移されました。
この扁額は、瀧瓢水の筆によるもので雄渾な字体で書かれています。
銘は、「瀧有恒書」とあります。
瓢水は、富治斎(ふしゅんさい)・野橋斎(やぎょうさい)・一鷹舎(いちようしゃ)とも号し、剃髪してからは自得(じとく)と称していました。
瀧有恒(たきありつね)は、彼の本名です。
瓢水の家は、住吉神社の西、およそ300メートルの場所にあり、ここへはよく足をはこんだと想像します。
ここから海の向こうに淡路島が横たわり、はるか右手に家島が、さらにその向こうに小豆島を見眺めることができました。(no3368)
*写真:住吉神社の扁額
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