ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

瀧瓢水物語(20)  自筆の扁額・瀧有恒

2016-10-19 07:16:10 | 瀧瓢水物語

  「ひろかずのブログ」では、いま、瓢水の俳句を紹介していますが、このあたりで少し話題を変えます。

 今日は、瓢水の自筆「瀧有恒」(写真) の扁額の紹介です。

 瓢水の俳句については、後に続けて紹介する予定です。

     住吉神社の扁額

        自筆の扁額・瀧有恒

 写真にある扁額を見に出かけたのは数年前です。

 浜の「あかがね御殿」の西にある住吉神社の社務所に掛けられています。

 以前扁額は、神社の拝殿に掛けられていたのですが、潮風の痛みを防ぐために社務所の玄関に移されました。

 この扁額は、瀧瓢水の筆によるもので雄渾な字体で書かれています。

 銘は、「瀧有恒書」とあります。

 瓢水は、富治斎(ふしゅんさい)・野橋斎(やぎょうさい)・一鷹舎(いちようしゃ)とも号し、剃髪してからは自得(じとく)と称していました。

 瀧有恒(たきありつね)は、彼の本名です。

 瓢水の家は、住吉神社の西、およそ300メートルの場所にあり、ここへはよく足をはこんだと想像します。

 ここから海の向こうに淡路島が横たわり、はるか右手に家島が、さらにその向こうに小豆島を見眺めることができました。(no3368)

 *写真:住吉神社の扁額

 

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