ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

志方町を歩く(275):西中⑤・長楽寺への道標

2012-05-15 07:56:53 |  ・加古川市志方町

   長楽寺への道標

西中の北の大藤山に沿った広い道は、西牧からさらに東へ伸び、東飯坂を通り、七つ池に沿って野尻から小野へ抜ける道です。

この道は圃場整備による新しい道です。

この道の途中に西中の3ヵ所の墓地がありますが、その「中の墓地」の入り口に、道標が2基残っています。

   小さな道標

007小さな道標で注意しなければ見過ごしてしまいそうな道標です。

 この道標の文字を読んでおきましょう。

<向かって右側の道標>

   右 法華山

   左 長楽寺

享和元年辛酉(かのととり・1801

 七月建立

<向かって左の道標>

   た尓ぢざう(たにじぞう)

   右ひめじ 左 た可さご(たかさご) そね

この二つの道標は、圃場整備のとき、旧道(西牧・永室・西中の集落の中を通り東飯坂に通じた道)からここに集められたということで、山のふもとの新しい道にそってひっそりと並べられています。

長楽寺への参拝は多かったのですね。

<蛇足>

『ひろかずのブログ』は、気がつけば1700号を超えていました。

今日のブログで1702号です。

今晩、孫(3才)と祝杯をあげます。そして、「お前が大きくなったら読んでくれよ・・・」と言ってやります。

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