中津駅
「播州鉄道」は、大正2年(1913)に加古川~西脇間で開業です。
開業後、まもなく経営は困難になり、第一次世界大戦後の不況が、さらに追い討ちをかけ、大正12年(1923)、経営陣はかわり、名称も「播但鉄道」として、再スタートをきりました。
この頃から利用者も増え、経営も順調にのび、地域の重要な足となりました。
時代は太平洋戦争に突入し「播但鉄道」は国有化され、国鉄・加古川線となり、その後、民営化され現在にいたっています。
「氷丘小学校60周年記念誌」に、播州鉄道の時代、氷丘小学校脇に中津駅があったことを取り上げています。
「播鉄(播州鉄道)は、よく列車の故障がありました。当時、学校脇に中津駅というのがあって、学校の汐干狩の時だけ停車しました。この駅で降りるのは、氷丘小学校の先生二人だけだったんです」とA氏は話しておられます。
当時の、のどかな風景が浮かぶようです。
中津駅について、加古川駅に問い合わせところ、調べてくださった。駅があったことは確認できたのですが、それ以上のことは、分からないとのことでした。
ご存じの方は、ご一報ください。(no5164)
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