ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

稲美町探訪(155):コーヒーブレイク・風呂ノ谷池

2010-03-21 14:26:19 | 稲美町

きょうの話題は、歴史でもありません。エッセーでもありません。今はやりのツィッターのようなものです。

読み飛ばしてください。

    風呂ノ滝

285 谷筋に沿って棚状に2つ、3つの池が連なっている池があります。重ね池です。

風呂ノ谷池(ふろのたにいけ)、風呂ノ中池(ふろのなかいけ)、風呂ノ谷下池(ふろのたにしたいけ)は重ね池です。

稲美町は「池の町」ですが、風呂ノ谷池は外の池と違い山間の趣をもった重ね池です。

それにしても、風呂ノ谷池と風呂ノ中池の段差は、驚くほど大きい。

今、風呂ノ谷池の土手の中ほどに腰をおろし中池、下池を眺めています。

西の隅に中池に水を落とす水路があり、昨夜は雨が降ったためか、水はしぶきをあげて勢いよくこの水路を落ちています。

これが滝なら面白い風景であるのにと考えてしまいました。

いっそのこと、この水路をとっぱらって、滝として中池に水を流してはどうだろう。

もちろん水のある時だけ現れる滝になりますが・・・・

その滝を、風呂ノ滝と名づけておきます。

何よりも風呂ノ谷池の景色は抜群です。きっと、この滝は風呂ノ谷池の風景に似合うと思います。

  真っ赤な紅葉が燃える名所に

土手に寝転んでいるが、気持ちがいい。

「ここに桜いっぱい植えては?」と思うが、桜はどこにでもあります。

燃えるような真っ赤な紅葉がある方がよい。

近くに高薗寺があります。

045 伊左衛門は、高薗寺の観音堂(写真下)に一揆への呼びかけのビラを張りました。

それが引きがねになり、姫路藩全藩一揆となりました。

結果、伊左衛門は磔刑になった歴史をもっています。

さしずめ、真っ赤な紅葉は伊左衛門の情熱であり、血の色と考えたい。

秋、高薗寺にお参りして、風呂谷ノ池に足をのばし、真っ赤に燃える紅葉を見て欲しい。

夏は、周辺にひまわりがいっぱいあったていい。子どもの声があるだろう。

冬・春のプランは考えましょう。

ここに、ログハウスがあって、コーヒーが飲めるとさらによい。

ログハウスには「風呂ノ谷池歴史研究所」の看板をかけたい。

コーヒーを飲みながら稲美町の歴史を語り合える施設であって欲しい。

その運営には、地元のボランティアー(語り部)と専門家と行政が協力するんです。

音楽会ができてもいい。

風呂ノ滝の音が聞こえてきます。

   語り継ごう「大溝用水」の歴史を

風呂ノ下池に沿って大溝用水がその歴史を終えようとしています。

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 稲美町を支えた大切な施設です。

高薗寺・野谷()・大溝用水・四百間溝・伊左衛門の話をしましょう。そして、散策をしましょう。

風呂ノ谷池の重ね池の紅葉をみながら・・・・

コメント
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