きょうの話題は、歴史でもありません。エッセーでもありません。今はやりのツィッターのようなものです。
読み飛ばしてください。
風呂ノ滝
谷筋に沿って棚状に2つ、3つの池が連なっている池があります。重ね池です。
風呂ノ谷池(ふろのたにいけ)、風呂ノ中池(ふろのなかいけ)、風呂ノ谷下池(ふろのたにしたいけ)は重ね池です。
稲美町は「池の町」ですが、風呂ノ谷池は外の池と違い山間の趣をもった重ね池です。
それにしても、風呂ノ谷池と風呂ノ中池の段差は、驚くほど大きい。
今、風呂ノ谷池の土手の中ほどに腰をおろし中池、下池を眺めています。
西の隅に中池に水を落とす水路があり、昨夜は雨が降ったためか、水はしぶきをあげて勢いよくこの水路を落ちています。
これが滝なら面白い風景であるのにと考えてしまいました。
いっそのこと、この水路をとっぱらって、滝として中池に水を流してはどうだろう。
もちろん水のある時だけ現れる滝になりますが・・・・
その滝を、風呂ノ滝と名づけておきます。
何よりも風呂ノ谷池の景色は抜群です。きっと、この滝は風呂ノ谷池の風景に似合うと思います。
真っ赤な紅葉が燃える名所に
土手に寝転んでいるが、気持ちがいい。
「ここに桜いっぱい植えては?」と思うが、桜はどこにでもあります。
燃えるような真っ赤な紅葉がある方がよい。
近くに高薗寺があります。
伊左衛門は、高薗寺の観音堂(写真下)に一揆への呼びかけのビラを張りました。
それが引きがねになり、姫路藩全藩一揆となりました。
結果、伊左衛門は磔刑になった歴史をもっています。
さしずめ、真っ赤な紅葉は伊左衛門の情熱であり、血の色と考えたい。
秋、高薗寺にお参りして、風呂谷ノ池に足をのばし、真っ赤に燃える紅葉を見て欲しい。
夏は、周辺にひまわりがいっぱいあったていい。子どもの声があるだろう。
冬・春のプランは考えましょう。
ここに、ログハウスがあって、コーヒーが飲めるとさらによい。
ログハウスには「風呂ノ谷池歴史研究所」の看板をかけたい。
コーヒーを飲みながら稲美町の歴史を語り合える施設であって欲しい。
その運営には、地元のボランティアー(語り部)と専門家と行政が協力するんです。
音楽会ができてもいい。
風呂ノ滝の音が聞こえてきます。
語り継ごう「大溝用水」の歴史を
風呂ノ下池に沿って大溝用水がその歴史を終えようとしています。
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稲美町を支えた大切な施設です。
高薗寺・野谷(村)・大溝用水・四百間溝・伊左衛門の話をしましょう。そして、散策をしましょう。
風呂ノ谷池の重ね池の紅葉をみながら・・・・