前々回、アオアシシギとムナグロを例にして色の名前を持つ鳥のことを書きましたが、シギやチドリの中には鳥の名前を持つ鳥が多いことに気づきました。
例えば、次のヒバリシギ。ヒバリのようなシギという意味でしょう。そう言われれば、ヒバリに似た地味な鳥です。同じように、ウズラシギというシギもいます。
次の動画はタカブシギ。漢字で書くと鷹班鴫、タカのような模様があるシギ。この干拓田では、アオアシシギに次いでよく見られる中型のシギです。
そして、この干拓田の名物であるツバメチドリ。名前の通り、ツバメに良く似たチドリです。ほとんどのシギやチドリが水のある休耕田にいますが、この鳥は乾いた畑にいることが多いです。
このほか、イカルチドリという鳥もいます。外見は似ていませんが、命名の由来は小鳥のイカルでしょう。
鳥の名前を持つ鳥は以上5種のほかにキジバト、カラスバトがあります。なぜか、シギ・チドリとハトに集中しています。
シギチに多いのはそもそも種が多い上に割と似た感じの外見の鳥が多くてそのうち名前をつけるのにネタがなくなったというかうまく差別化できなくなってきたのかなと思いました。
ちなみにここに名前が挙がっているもので見たことがあるのはキジバトだけです(笑)。
今度はまた別の視点の鳥の名前の記事をお願いします!
ギタバさんがヒバリシギやタカブシギをご覧になっていないというのは意外です。
北海道にはあまりシギチが渡来しないのかな。
でも、渡来地はありますよね。
以前、北海道に鳥見ツアーに行った際、鵡川というシギチのポイントも廻るつもりでしたが、スケジュールが合わなくて行かなかったことがありました。
私は一度行ってみたのですが、近くの道の駅に車を止めるのはいいんですが私有地を歩いて通らないとそこにたどり着けないらしくて気持ち的に引いてしまい道の駅で引き返してきたことがあります(笑)。
あとは道東とオホーツクに何か所かあり石狩浜でも見られることは見られますが、シギチの観察はむしろ東京近郊のほうがいいように思います。
あとこちらは田んぼ環境にシギチがいないですね。
そんなわけで私もなかなかシギチには入ってゆけません(笑)。