久しぶりのガセビアシリーズに登場するのはコシアブラ。
私はしょっちゅう「油漉し」と言い間違いそうになります。新芽を天ぷらにして食べた方も多いでしょう。
割に身近に見られる木で、5枚の小葉を広げた葉はトチノキにそっくりです。
コシアブラは小葉が5枚で、小葉柄(軸)がある。
トチノキは小葉が5~9枚で、小葉柄(軸)がない。
コシアブラの語源は、「昔、この木の樹脂(油)を漉して塗料を作ったから」とされています。塗料は錆止めとして金属に塗ったそうです。
世の中には私以上に疑り深い人がいて、この説を確かめるために、実際にコシアブラから樹脂をとった大学の先生がいます。結果、漉す必要はなく、そのまま透明なきれいな塗料が採取できたそうです。
これを受けて、コシアブラの「コシ」は「漉し」ではなく、地方名の「越」(越前・越後あたり)であると主張する人もいます。
「木の名のガセビア」を4回書きましたが、何だか夢を一つずつあばいていくような意地悪なシリーズになってきたので、これにて打ち止めにします。
私はしょっちゅう「油漉し」と言い間違いそうになります。新芽を天ぷらにして食べた方も多いでしょう。
割に身近に見られる木で、5枚の小葉を広げた葉はトチノキにそっくりです。
コシアブラは小葉が5枚で、小葉柄(軸)がある。
トチノキは小葉が5~9枚で、小葉柄(軸)がない。
コシアブラの語源は、「昔、この木の樹脂(油)を漉して塗料を作ったから」とされています。塗料は錆止めとして金属に塗ったそうです。
世の中には私以上に疑り深い人がいて、この説を確かめるために、実際にコシアブラから樹脂をとった大学の先生がいます。結果、漉す必要はなく、そのまま透明なきれいな塗料が採取できたそうです。
これを受けて、コシアブラの「コシ」は「漉し」ではなく、地方名の「越」(越前・越後あたり)であると主張する人もいます。
「木の名のガセビア」を4回書きましたが、何だか夢を一つずつあばいていくような意地悪なシリーズになってきたので、これにて打ち止めにします。
コシアブラはそちらでも珍しくないのですね。
北海道と何が同じで、何が違うか、データではなく、
実際に見ている方の感じで分かるのが、BLOG=ネットのいいところだと、
私は思いました。
ちなみにこちらでも珍しくはないのですが、なぜか、
私のホームフィールドの旭山にはありません。
それから、庭に植えてあるウツギがようやく咲きました。
もう少し奥の山に行くと、同じウコギ科のタカノツメとセットになっているのか、並んで生えています。
ウツギが今ごろ咲いたということは、こちらより1ヶ月半から2ヶ月くらい遅いということですね。
わが家にはウツギは植えていませんが、七夕の日にホトトギスの声が聞こえました、